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うちのメイドがウザすぎる! ☆第六話感想

参考サイト http://anicobin.ldblog.jp/archives/54419988.html

(虚空)

原作3巻までを読んでしまっているのですが、今回は原作に加えてのシーンがいつも以上に多く、それが厚みを増して楽しめました。
ドMキャラの登場でしたが、もともと登場していた鴨居さんにしても、精神的な打たれ強さどころではないレベルの強さ・・・トランスフォーメーション(意識の転換)能力の強さには目をみはるものがありますね。幼い頃から・・・社会人になっても・・・様々ないじめにあい、現在も不当な圧力にさらされて心が折れる寸前に常になっている私などからみるとミーシャのセリフではないですが、完全に別の世界の宇宙人にみえます。

ただ、アニメということをはなれて、元の職業のということから考えた場合、こうした素養は現場では必要なのでしょうね。(変態じみた部分ではないですよ。切り替え能力のことです!)
以前、アメリカ軍のドキュメンタリーで入隊した新人の訓練の様子を描いていましたが、最初に行われるのは精神面の訓練。これまでの日常の感覚とは全く違う感覚をたたきこまれていました。そこまでしないとやっていけない現場が待っているということで。
でもそこはやはり人間・・・同じドキュメンタリーでも続きのもので湾岸戦争から帰還した兵士の心の病について扱っていましたが、民間人をも巻き込んで自分の手で亡き者にしてしまったという自責の念から精神が崩壊した兵士が少なくないと。
ある家族が「軍は自分の家族を人間に戻して帰還させてはくれなかった」というような趣旨の発言をされていたのですが、人間らしい当たり前の心が温存されていればされているほど、そのように現場で精神が耐えられなくなるリスクは高まるというのは、なんだか複雑な心境になってしまいます。

この原作もアニメも、そこまで深刻に考えて観るようにはなっていませんが、時折出てくる描写やセリフから、そんな人間としての大切な部分も意識しているということも垣間見られる部分はあります。

(諷虹)

これまでの回でもそうでしたが、今回の話は表情の表現力の高さを改めて感じました。回想シーンでも鵜飼(元)二尉やつばめの表情から、そのキャラの心情が読み取れるところはもちろんのこと、エピソードを聞いて目が点になる(慣用句的な意味ではなく、見たままの意味で)表情のミーシャもいい味を出していました。
漫画原作からアニメになると、描写のない小説より、動きも表情もある程度つかめるため逆に難しいのかなと思います。1コマでしか描かれていないところを何十カットにも増やしたり、コマとコマの描かれていない動き等をどう足すか、それをキャラクターを踏まえたうえで行うというのは大変なことと思います。だからこそスタッフの力量や作品に対する愛情で良くも悪くもなってしまいます。

キャラの表情も、動きも作画も高水準のこの作品はスタッフに愛されているのだろうなと思います。
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