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となりの吸血鬼さん ☆第六話感想

参考サイト  http://anicobin.ldblog.jp/archives/54425205.html

(虚空)

特に印象的だったのは後半の洋服買い物エピソードです。
劇場版「若おかみは小学生」なども思い起こしながら観ていました。
服を変えるということは意識を変えることというのはよく言われていることですが、意気込んでいたわりにはいつものような服を選んでしまっていたというのは面白かったです。仮に意図的に本当にこれまで着たことがないようなものを選んだとしても、やはり自分で選んでいる以上は「これなら似合うかな」という「自分の想定内」の中から選んでいることには変わりないでしょうね。
そういう意味ではお互いに選びっこするというのは思いがけない自分との出会いのためにも有効なことなのでしょう。

最近諷虹君と声優さんのことについてやりとりしたのですが、いつも同じイメージのキャラという方もいれば、ある作品でこれまでとは全く異質のキャラを演じて、それが評判になったことを通して新境地が開拓された方もいらしたと・・・やはり作品やスタッフさんたちのとの新たな出会いって大事だね・・・というような話でした。

「自分の世界はこう」「これがポリシー」というのを若い人が主張しているのをみると、ちょっと寂しいものがあります。それほどまでに自分を決定してしまうほどの人生経験をしたのかな・・・そうした意識を決定づけた経験があったのは確かなのでしょうが、それは平均寿命を基準にして考えても、ずっと短い時間のハズ。その短い時間で、これから先のもっと長い時間を、自分で自分を牢獄に閉じ込めてしまうような意識で生きていくのはとっても勿体ないことだと思ってしまいます。
かく言う私が自分で自分を諦めて半世紀以上生きてしまいましたから。でも客観的にふりかえると、40代50代になっても、新たなことに興味を持ったり、さらに言えば「自分には絶対不向き」だとか「無理」だとか、「こんなの大嫌い」思っていたことに対して、ささいなことをきっかけに向かい合って、今では積極的に受けて入れているものが少なくない。
これもまた事実なんです。
何百年も生きてきた吸血鬼さんにだって、まだまだ新発見・新境地があるし、今関わっているあの子たちが先に逝ってしまった今後の数百年でも、そういうことの繰り返しなのでしょう。
せっかくなのですから、特に若い方々・・・ポリシーを否定しなくても、いったん脇に置いてみるというのを時々やってみる・・・できれば他人の協力を得て・・・ことをお勧めします。きっと今考えている以上に何倍もの(幾通りもの)人生が展開されると思います。

(虚空)

Aパート、Bパート共に「実際に目で見て、触れてみて体感する」というのが根本にあるように感じました。
オカルトサークルで吸血鬼の生態に詳しい朔夜がソフィーに実際のところどうなのかをインタビューするAパート、命がけでショッピングモールに行き服を試着しながら購入するBパート。特にソフィーは普段はネットショッピングを利用しているというのがポイントですね。

実際に商品を手に取ってみて、また買い物に限らず、実際にやってみて初めて分かること、感じることがたくさんあります。これだけネットが便利な現代だと調べることですぐに知ることができる反面、わかったつもりになってしまうことも多々あります。

実際に顔を合わせる、現地に赴く、触れてみる等々の大事さを考えさせられる回でした。
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