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となりの吸血鬼さん  第三話感想

(諷虹)

この作品においての吸血鬼は吸血鬼になった時の姿で永遠の命を手に入れるという設定ですが中々面白い設定だと思います。

年齢による上下関係(親子兄弟や先輩後輩)が永久に続く世界というと、俗にいう”サザエさん時空”を採用した作品などがありますが、この手の作品は登場人物全員が永遠の命というわけではないというところが大きな違いであり、見せ場になりえる要素だと思います。(小林さんちのメイドラゴン、夏目友人帳等)

今後この違いをどう生かしていくのかに注目です。

(虚空)

友達の家に一緒についていく、学校に忘れ物を届けにいく・・・自分の家の中以外での他人との交流によって大きく意識の変化が出てくるという回でしたね。

外部の情報源がネットばかりで世間ずれしていたところ・・・特に昔の女子高生用語が出てくるくだりは、そんな言い回しの女子高生たちが街にあふれていた時代も通過している自分には妙におかしかったです。

と、同時に周囲と比べてはるかに長生きしているところ・・・世界史の教科書をみてマリーアントワネットの処刑を実際に「観に行った」等々の場面には、妙な現実感がありました。300年以上前というわけではないですが、もう半世紀を約10年ほど超えて生きていると、周囲の若者にとっては十分に「昔」と感じられる出来事を経験していますから。

ネット通販で購入した抱き枕が多すぎて圧迫感で寝苦しかったというエピソードや、他人の家の人間のベッドに横になって、自分が寝ている棺と違って壁やフタがないことに不安がるというのは、意味ありげでした。

*家族で一人だけ吸血鬼になったということが明かされていましたが、それはやっぱりドラキュラ伯爵のような方に血を吸われてということなんですかね????

知り合いの吸血鬼のお話でも伝染のようなことを話していましたが、どのタイミングで吸血鬼にされるのかということにまつわる話に、人間の「業」のようなものを感じてしまいました。
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