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ゲゲゲの鬼太郎 6期 ☆第34話 感想

参考サイト http://anicobin.ldblog.jp/archives/54489894.html
「仲間」ということについての回でしたが、観ていてかなり辛いものはありました。これまでの人生のこともあってか、私はアニエスの方に感情移入します。
犬山まなちゃんの「どうしたいの?」という問いかけにもグッときましたね。そのあと一人でサンドイッチを作っている場面なんかも。
「どっちが大事なんだ?」という追求に対して「選べない」と苦悩していた鬼太郎でしたが、それは論理的(合理思考的)には「二者択一」しかあり得ないような場合であっても、そうした矛盾を超越した境地を模索し続けてきた古代からの日本人の伝統の境地もあるのだということを描いていたとも言えましょう。
「あれか これか」ではなく「あれも これも」という「発想・構え」が現代人はとれなくなってきたのが問題の根源の一つだという見解は上原輝男氏も語っていたことがあります。
宮崎駿監督も「もののけ姫」ではそれを大きな問題にされていましたね。あのアニメでは「問いかけ」が精一杯だったようですが、そうした「構え」について積極的に描いたのが、次の「千と千尋」だったと思います。
さらに共に暮らしていく上で条件をつけない・・・ありのまま受け入れて、それでも共に居場所がある・・・そんな世界を描こうとしたのが次の「ハウル」だったのかな、と。
鬼太郎6期を通しても、こういったテーマへのこだわりを感じています。
もう一つ、上原輝男氏の無意識論(心意伝承)との関連で・・・。
目玉のオヤジさんが鬼太郎に助言した言葉。
「悩んだときには おのが心の声にじっと耳を傾けるのじゃ」
もとっても大切な姿勢だと思いました。
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