忍者ブログ

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない  第三話感想

虚空

一時はどうなるのか・・・せっかくノートに残していたことが無駄になってしまうのか・・・と思われるような展開の第三話でしたが、とりあえず「見えなくなる」件は回避できたようですね。
今回の内容のポイントとしてやはり量子論の拡大解釈が扱われていました。

それと関係の深そうな記述が、うちにある量子論の一般向け入門書「量子力学が見る見るわかる」(橋元淳一郎著 サンマーク出版)の72節「観測問題」75節「永遠の哲学的課題」76節「量子論は難しい、だから面白い」(これが最終節)にあります。
いくつか抜粋します。
難しい用語もありますが、前回や今回の内容を思いうかべながら、サッとでも読んでみてください。
 ・・・ちなみに私は専門的な物理にも数学にも疎いので学術的なことはほとんど分からずにほとんど読み飛ばしています。でも直感的に何か日常の発想から飛躍できそうなヒントを得られそうなところには目を通すようにしています。(「数学ガール」シリーズ(結城浩著)もそういった読み方しか出来ていないです)
・シュレーディンガーの猫の思考実験は、実在とは何かという存在論とともに、観測するとは何かという認識論の問題も提起する
・位置、運動量、スピンなどといった量は、我々の感覚に訴える物理量であって、それらの量が実在として存在しているわけではないのである。納得がいかなければ「赤い色」というものを考えてみればよい。我々は「赤い色」を感じることができるが、人間抜きに「赤い色」というものが存在しているわけではない。位置や運動量も、結局そのような量なのである。実在はユウレイである。これが、我々の知りうる当面の答えである。
・デカルトやニュートンは、空間と時間は、(人間抜きに存在する)宇宙の絶対真理だと考えた。カントは、空間と時間は、人間の理性が「ア・プリオリ」に持っている真理(にしかすぎない)と見なした。カントの方が正しかったのである。もし、空間と時間を認識する人間がこの宇宙に存在しなかったら、この宇宙には空間も時間も存在しないであろう。
(注 「ア・プリオリ」=先験的 先天的)
PR