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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない  第四話感想

虚空

日付が自分だけ進めない、という新たな思春期症候群ということのようでした。本当に他人を巻き込んでまでこういった現象が起きるのかどうかの是非は置いておきます。それを言い出したらこうしたアニメの世界そのものが成立しなくなりますから。
ただ、こういった現象に遭遇した時の気分に近いことは、案外普段の私たちの意識世界の中で経験されている方も多いのではないでしょうか?
例えば、自分だけが取り残されているという強烈な感覚に襲われている時。
あるいは、何かに強烈にこだわっていると(無意識にこだわっている場合も含めます)、そのことに自分の中でケリがつかないうちは、先に進める気がしないという感覚。
そもそもこの前の感想でも量子論と「存在論」の関係でもふれてきましたが、

人間にとっての「現実」って一体何なのでしょうか?????
自分を離れて客観的な現実ってそもそもあるんでしょうか????
同じ時空で生活していても、同じ出来事に対しての受け止め方や、意識の向け方は違っています。認識した物事をどう受け止めるのか、ということに関しても、それまで個々人が構築してきた意識世界によって、大きな違いがでます。(このような内的世界を、イメージ研究の大家であった藤岡善愛先生は「イメージタンク」と呼んでいました。)
個々人の主観を離れての客観的な世界などあり得ない、というのが我々駿煌会メンバーの立場です。それぞれの人間は、それぞれ独自の異なる世界を持って生きている・・・細かいことは抜きにして、そんな世界を構築していくことを「世界定め」とも呼んでいます。
先のような感覚で意識世界がいっぱいになっていると、それは「その人にとっての真実の世界」となります。「思い込み」とか「錯覚」とか「妄想」と片付けられがちですが、それが実際に私たちがこの世で生きている姿だと考えています。


☆駿煌会ホームページ内の次のあたりも、このことと関連が深いです。
「このはな綺譚」感想 ・・・第4話 第7話のあたり
辞典 「夢と現実」

(無論、世の中には自分を離れて客観的な世界が存在する、主観を離れて物事を認識することを目指す 等々の立場もあります。そしてそれらを完全否定しようとは思っていません。ただ、私たちは私たちの経験を通して、そう考えるのが自然だと感じているのです)
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