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☆「百谷の王」⑤  諷虹・虚空やりとり(16日夜)-2 「情と報酬」

虚空 今さ、この有給っていうのに意識がひっかかったのはさ、この前「えんどろ~」へのコメントで
「”勇者”とはかっこいい者と思われているが、結局は”傭兵”である事に代わりは無い。だから金などの報酬次第で動くだけなの存在なのである。」
って。
正義感とかではなく金品目的が本来なんだ、って。そういう観点からいえば今季アニメでの「盾の勇者の成り上がり」なんていうのはそういったセリフがバンバン出てきてるよ。
諷虹 人情と傭兵としてとのせめぎあいもね・・・。あの手の作品って「金」を悪・・・「金ならいくらでもやる」と命乞いをするなんていうセリフを言う人間に対してのは否定的。
虚空 今風の勇者のイメージだとね、金に細かい場面ばかり出てきたら受け入れられない
諷虹 金をもらって働く以上「者」なんですよね。私情をはさまない
虚空 「勇者」だからね。「者」の字が入ってる。「医者」でそれを描くとブラックジャック。
勇者のお金の部分をきちんと描き過ぎると支持されなくなりそうだけど、「このすば」くらいに思い切ってやると受け入れちゃう。
諷虹 ゲームデザインによるんですよね「勇者」の設定も。血筋で勇者になるというのもあるし、クエストシステムとか。選択権がこちらにある。お金に困ったらやらざるを得ないけど、お金に余裕があれば・・・・。
虚空 非情であるようで、実はそうではないということで大人気が出たのが「木枯らし紋次郎」。
ブラックジャックも時折そういう部分をみせる。「盾の勇者」もね。
諷虹 このはな綺譚でもありましたよね。「賽銭を入れない奴は~」みたいにお金にこだわっているようでも、そうではないちっちゃい子の願い事もこっそりきいてしまうとか。
虚空 だいたい、神様の世界にはお金なんていう価値観はないわけだから、お賽銭の金額云々じゃないわけだよね。出す時の心そのものをみている。
お釈迦様がさ、飢饉の時ほど托鉢をせよ、って言ったなんていう言い伝えがあるけど、その感覚だよね。あるから寄付じゃなくて、ないけど寄付の方がずっと貴い。
諷虹 「身銭を切る」「自腹を切る」・・・それだって考えてみれば切腹ですよね
自分の体のどのくらいなのか、っていうことですよね。
でも、報酬とかではなくて「江戸っ子」っぽいというか心意気で仕事を引き受けるっていうキャラもいまして・・・・・アヤツグ・アシハラ https://gamebiz.jp/?p=222567
虚空 なんだかんだいって、自分はそっちのタイプに近いかな・・・。
まあ紋次郎だってブラックジャックだって盾の勇者だって、本当の本当の心の底では「情に厚い」って感じさせてくれるから人気キャラになるわけだけどさ。
あとね、役目に従って情を捨ててというので強烈だったのは「地獄少女」だよね。どんなに理不尽であっても、手順を踏んだ者の願い通りに地獄に流す。明らかに善人であって、依頼者が歪んでいても、いうことをきいて善人を地獄に流してしまう、っていう場面が2期や3期ではバンバンあったからね。
でも後味はものすごく悪かった。
そのあたりにこだわってしまうのは、やっぱり人間だからだね。
「約束事」だけで生きているんじゃない存在。スパッと割り切れないから人間。
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