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☆「共鳴」 感覚を通して

2019年4月12日 後半の午後8時半くらいから午前3時まではコバルトブルー君も加わっての3人のやりとりでした。

まずは「におい作文」を通してなのですが、「におい」の記憶は人間の深い部分と直結していて、トランスフォーメーションを起こす力も極めて強い、というような話題でした。

さらに話題は「酔い」「音楽」「漢字(言語感覚)」ということから「共鳴」という方向へ

*8時半頃、バルトブルー君、登場
虚空 今、旅先での匂いの話をしてたんだよ。


コバルト 起きた時に自分の家かな、って思ったら違ってて・・・・(と小さい頃の思い出を語る)


*ネット上に匿名で公開していたコバルト小3の時の作文をみつける
 おんせんに行って、ホテルにとまった。ねむる時がきた。においがなれてるふとんとちかう。まくらがやわらかいのは、きもちよいがねられない。

 おきた時、さいしょうちだと思っていて目をあけた時にホテルだったのでびっくりした。そしてもう1回ねるぞと思ってもねられなかった。うちのほうか気もちよくねれる。うちは人をまもっているのか。
 
うちにかえるとにおいはべつにしない。だけどホテルに行くとへんなタオルみたいなにおいがする。うちだけにおいがしないのはにおいがなれてるからなのかな。ほかのうちにいってもにおいがする。
 
つらかった。やせがまんした。かぞくでホテルに行って、あんまりたのしくなかったやっぱりうちがいいんだな。 (3年男子)


虚空 同じことを書いている。よく覚えているね。


諷虹 ほとんど同じ言い方でしたね(笑)


コバルト 実感と結びついている。じいちゃんとかもそうだけど、昔のことはよく覚えている。でも記憶だけでは呼び出せない。時とか話題とか・・・自分もそこに行く、行ってしまうっていう感覚。
香水の匂いとか、その時にいけるから。


諷虹 共振ですよね。まさに。


虚空 さっきのにおい分析なんだけどさ、同級生たちのこんな作文もあった。
(読み上げ)
*わたしは死んだひいばあちゃんのにおいを知っています。ひいばあちゃんのおさいふは、ひいばあちゃんらしいにおい。わたしはお母さんに「それは、ふるいからもうすてなさい。」と言われたけどすてなかった。
 さいしよ、すてようと思ったんだけどすてられなかった。においかして、ずーっとかいでいました。        (3年女子)

*あの時のにおいが今でものこっています。それは死んだおじいちゃんのにおいです。そのにおいは、お金とか、おじいちゃんか使ってたもうふに、においがたくさん残っています。そのにおいをかぐと、じいちゃんが目の前にいるようになってしまいます。 (3年男子)

*わたしが五さいのころ、ひいおばあさんにかってもらったくまのぬいぐるみに今でもにおいがします。それはひいおばあさんのにおいです。
 ひいおばあさんは死んでしまいましたが、そのくまのぬいぐるみのにおいはひいおばあさんのにおいなので、そのにおいをかぐとひいおばあさんのことを思い出します。思い出すだけで、ひいおぱあさんが生きているような気がします。だからねる時は、くまのぬいぐるみをはなしません。     (3年女子)


諷虹 時空を越える・・・匂いでその人のことを思い出したり・・・出来事も。


虚空 「匂い」って相当深いところとリンクしているんだよね。
それが現代社会では「人間としての匂い」はダメっていうようなマイナスイメージばかり吹き込んでいる。一部の企業が利益をあげるために、人間として大切なものが失われている。失っている。子どもも若者もどんどん不安定になってあたりまえだよ。


諷虹 線香の匂いの出てくる落語・・・・「たちぎれ線香」なんかも線香の匂いがポイントになっている。
あらすじ⇒http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/tatigiresennkou.html


諷虹 あと、匂いだけじゃなくて線香の煙


コバルト ゆらぎ・・・ゆらいだ世界。境界線があいまい


諷虹 それこそ現世とあの世・・・


虚空 先週の無の話での原子のことなんてそうだけど、原子レベルになると境界線なんて本当にあいまいというか・・・ない。教科書とかにでは円で境目がはっきりと書いてあるけど、例えば思考実験として原子の大きさにちっちゃくなれたとしたら、実際には原子核も電子も全く見えないと思うよ。
ある女性科学者が「これこそまさに般若心経の 空 そのもの」と言っていたけど、本当にそうなんだろうね。
*ここで「たちぎれ線香」動画を視聴


諷虹 お酒を飲んだ瞬間に三味線が聞こえだすんですね。
「君の名は。」っぽいところもありますね。たそがれ時にクチカミ酒。
*ネット検索 「酒」・・・「百薬の長とはいへど、よろづの病は酒よりこそ起これ」などと言われ、古来より酒は社会にとって両価値的存在だった
神道では、お神酒(おみき)は神への捧げものであると同時に、身を清め神との一体感を高めるための飲み物とされる。


諷虹 さっきも出てましたね。両価値。



コバルト 一体感っていうのも「共鳴」ですね。
あと三味線の音って、喜びというよりは悲しみ


諷虹 どちらにもとれますよね。


虚空 さっきの演奏だったらそうだけど、勧進帳とかの歌舞伎では時にはエレキギターと同様の役割も果たすからね。あと津軽三味線なんていうように激しく演奏するとかもね。


諷虹 ギターの世界で「セッション」って・・・ギターで対話する感覚。


コバルト エヴァ(Q)のピアノのシーンもセッション。


諷虹 共鳴ですね。
三味線がいっぱい出てくるのもセッションに近いのかな


コバルト ビートルズもギターが主体ですよね。
*ロックバンドのギター担当者の特異性についての話題
*ドラムの役割


コバルト 一番目立っている人がリーダーとは限らないっていうのに気が付いた時はビックリした


諷虹 坊さんをバンドに例えるお約束・・・お経を読む時の木魚なんてビートを刻みながらっていう感覚と同じですね
ネット検索 「ビート」
デジタル大辞泉の解説 
ビート(beat) 
1 水泳で、水を足で打つこと。クロールのばた足など。 
2 音波のうなり。 
3 音楽で、拍子の一打ち。拍。特にポピュラー音楽で、アクセントをつけたリズム。また、そのリズム感。


虚空 うなりがここに出てきてくれているっっていうのは・・・。

諷虹 音楽って歴史的にみて本当に息が長いですよね。


*勝新太郎の話題
癌の記者会見⇒https://www.youtube.com/watch?v=cN1dWjtAoMQ


虚空 これも不安の裏返しっていうか・・・これで記者会見場が盛り上がることで「生きている」っていう実感だったんじゃないかな・・・「勝新太郎として確かに今自分は生きている」って。


コバルト 昔の人って隙がないよね。

*麻雀好きの声優・芸能人・有名人の話題

諷虹 手を開けてみるまで分からない感覚・・・勝手に相手のことを想像しちゃって・・・
開けてみたら大したことなかった、っていうことも。


コバルト 麻雀って人生をかけるというのがあるじゃないですか


諷虹 プロ棋士とかに比べてもプロ雀士は人生かけてる感が半端ない。あと裏稼業というか「忍び」のような感覚も。


虚空 陰の存在・・・。日本人の「影」「闇」の感覚。見せない世界の感覚。


コバルト 互いの人生をかけあう・・・そこに大金がからむと普通に出来ていたことができなくなる。
ゴルフでもそうだよね。硬さ・・・こわばる。


虚空 昔、肝試しの話を上原先生にしたときに「怖いの語源」の話をされた。「こわばる」・・・「おこわご飯」の「こわ」・・・体が硬くなる状態。
で、そういった時には「体感」が非常に研ぎ澄まされて敏感になる。


諷虹 固いとやわらかいで、漢字変換だと固い雰囲気になる。ひらがなだと柔らかくなるし、ダブルミーニングっぽくもできるじゃないですか。読み手側の変換次第で


虚空 漢字は限定されるんだよ。漢語っていう外来語だから。日本語のような感覚・感情・イメージと切り離されている感覚の言語。
だから主観をなるべく排除したいような学術論文などではなるべく漢語を使う。
児言態の授業でのテーマも「漢語を使え」って先生がいつもいっていたのは、あいまいさをなくしてビシッと焦点化させるため。


諷虹 一時期、ひらがな4文字でビックリマークをつけると、萌え4コマ漫画のタイトルになる、っていう冗談があったんですけど・・・「ゆるゆり」とか「けいおん」とか。平仮名だと柔らかくなるし、いろんな意味にもとれる・・・柔軟さはでますよね。
歴史のテストで漢字が分からなくて平仮名で書いた時のダサさ。
武将の名前なんかも一気に弱そうになりますよね。


虚空 本来さ、小学生とかは漢字を覚える事が好きなんだよ。日本人って外来語の響きに弱いから。だから低学年とかはカタカナ言葉。4~5年生では漢語を多様しはじめた。それが「気取り」とか「生意気」だった。
でも今は漢字はテストと直結で「面倒くさいもの」になってしまって、語感とか見た目を楽しむなんていう発想はなくなった。
かろうじてそれが残っているのが外国人の入れ墨とか中二病だとかの世界っていうのはね・・・・


諷虹 意味がよく分からない時って脳内で漢字変換ができないですよね。よくあるネタでは「はろう注意報」。「ハロー」って外国人が現れるのかよ、って。
ネット検索 https://matome.naver.jp/odai/2145223038461598101


虚空 だいたいこの前の「令和」だってそうだったじゃない。ああやって文字が示されても「霊和」とか「零和」とかのイメージから離れられなかった。


諷虹 漢字がない、知らないからこそのイマジネーション。


コバルト 立ち位置。

コバルト 新札のデザインで波があるんですね


虚空 北斎ね


コバルト 波立つ・・・そうとうすごい時代になるんじゃないの。平成っていう次だけに
・・・・嵐の前の静けさ


虚空 それこそグチャグチャになって、そこから何が突き抜けていくか・・・日本神話でいえばクラゲナスタダヨエル状態・・・混沌・カオスの時代が令和。
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