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☆「最先端の宇宙論ほど神話的?」

2019年04月20日の諷虹・虚空のやりとりです。
上原先生の命日以来、宇宙論との接点がやたらと意識のアンテナにひっかかってくるようになっています。
数式とか難しい理論などは分かりませんが、科学の啓蒙雑誌や番組などのことを参考にしながら自由に発想を伸ばしています。

というか、むしろ専門家ではないからこその束縛のなさでやりとりしています。
なので科学的には間違った解釈をしながら話を進めている部分も多々あると思いますので、その点はご了解ください。
・・・宇宙の真実を探るための考察が目的ではないので。

日常とは違った世界の情報や仮説を「添加」することによって、どのような発想やイマジネーションが広がっていくのかを試している(楽しんでいる)という感覚です。)

*4月12日の 諷虹・コバルトブルー・虚空 3人のやりとりとの関連も深いので、もしまだやりとり記録をご覧になっていない方はそちらの記事を先にどうぞ 
http://syunkoukai.edoblog.net/Entry/296/ 

*50円玉君宅での話題を紹介。
ニュートン慣性の法則 絶対性⇒相対性⇒相補性
国語教材の詩「命とは」との関連
修学旅行に向けて京都の構造を「おじゃる丸第一話」を使いながら


*冒頭、急須ではなく湯呑にお茶葉を入れてしまう虚空。
虚空 こんなことがジワジワ増えてくると認知症になっていくんだね・・・


諷虹 でもそれが気づいたんだから・・・


虚空 気づけなくなったら年貢の納め時・・・
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諷虹がブックオフに行ってニュートンの古書を購入してきたとの事から


諷虹 こうしてみると最先端の宇宙論ほど神話的ですね


虚空 まさにゲゲゲの鬼太郎のキャッチフレーズ「見えない世界もあるんだ」を通り越して「見えない世界だからあるんだ」「見えない世界がホンモノなんだ」っていうような感覚だよね。


諷虹 この「相転移」なんかもなかなか・・・


虚空 この前ラインの記事にも使ったけど・・・この「相転移」って言う言葉も定着させたい。「トランスフォーメーション」とワンセットでね。
4月17日のライン
08:14 たぬき先生
だから今私の身に次々と降りかかってくることに関しても、とてもプラスにはとらえられないというのが本音。ましてやあのような身勝手な連中に対して「自分の魂を向上させてくれるありがたい存在として感謝」なんていう気持ちにはとてもなれません。父はそういった境地にまで達していたようですが・・・・。(中略)
あわよくば、それがいつのまにか相転移する・・・・そんなことへのヒントとして、ずっと「犠牲論」とか「恨み論」とかを実感実証しようとしているこの数十年のような気がしています。
相転移(読み)そうてんい(英語表記)phase transition
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
相転移
そうてんい
phase transition
相変化ともいう。1つの相から他の相へ移る協力現象。
相転移には,エントロピーや体積などの値が両相で有限の差をもつような一次相転移と,定圧比熱や等温圧縮率の値に有限の差をもつような二次相転移とがある。一次相転移の例としては水蒸気から水,水から氷への転移などがあり,二次相転移の例としては磁性体における常磁性-強磁性転移,合金の秩序無秩序転移,液体ヘリウムの λ 点における正常流体から超流動流体への転移などがある。
虚空 これの三次相転移・・というような使い方を定着させたいものだよ。
精神世界への使い方としてね。トランスフォーメーションだって上原先生が精神世界に持ち込んだんだから。
Wiki の解説
相転移(そうてんい、英語:phase transition)とは、ある系の相(phase)が別の相へ変わることを指す。 しばしば相変態(そうへんたい、英語:phase transformation)とも呼ばれる。 熱力学または統計力学において、相はある特徴を持った系の安定な状態の集合として定義される。
相転移 - Wikipedia
虚空 この解説の方が拡大解釈しやすいかな
諷虹 バンブーブレイドのたまちゃんが、剣道をしているときと戦隊もののヒーローについて語る時でキャラが変わる、っていうのもそうですね。
虚空 「系の相」への変化だね。今まで「モードの切り替え」って言ってきたこととも近いかな。
諷虹 これって可逆性もあるんですね。水が氷になるとか氷が水になるとかあるんだから・・・
虚空 この前みていた番組で宇宙論の第一人者である村山 斉さんの話を聞いていたんだけど、ビッグバン以前の段階について、ホーキングは「虚時間」を導入することで「前」を考える事が意味をなさない、っていうことにした、なんていうことを言っていた。
(その時のやりとり)・・・後述する「最後の講義」という番組https://tvpalog.blog.fc2.com/blog-entry-6193.html・・・以下何度か引用
理工学部学生
物理学者というのは よくビッグバン理論だったりそういった宇宙の始まりについて議論することが多いと思うんですけど、自分が子どもの頃からずっと疑問に思ってるのはそもそも 宇宙ができる前っていうのはどうだったのかっていうことを物理学者っていうのは考えて…なさってるのかなという疑問があるので
お答えをお願いします。
村山 
あの 考えてますけど皆目 分からないです。
ほんとの一番最初のとこっていうのは今の私たちの知ってる物理法則では記述できない。アインシュタインの理論もここで壊れちゃうんだよね。
ホーキング こないだ亡くなったホーキングはまた別のこと言ってますね。
ホーキングが言うにはそもそも宇宙が始まる前っていう質問自身が おかしいんだと。
何を言ってるかっていうと空間だったら右に行っても 左に行ってもいいじゃないですか。
時間の場合には前にしか行けないと思ってるから始まる前っていうのが問題になるわけですよね。
で 彼が言うには 時間ももともとは空間と同じように右に行っても左に行ってもいいようなものだったんだと。
実は 数学的には もし時間が虚数マイナスの数の平方根の虚数だとすると時間も数学的には 右にも左にも行けるようなものになるんです・・・空間と同じように。
でも なぜか その虚数の時間がある時 突然 実数に変わるとそこで時間に向きができたように思うんだと。
だから もともとは時間の前 後ろっていう概念が そもそもないのでそういう質問をしてもしょうがないですよ、ってのが彼の説です。
全く分からないでしょ 何言ってるかね。
(笑い)
何がいけないかっていうと 何でその虚数が実数になったかというのは説明してくれないので それだけだと全然いい説明になってない。
だから それぐらいみんな いろんなこと言ってますけど
よく分かってない すごく大事な問題です。一緒に考えて下さい。
諷虹 今まで意識にはあまりひっかかってこなかったですが・・・相転移・・・・
虚空 モードの切り替えとかトランスフォーメーションとかとはちょっと違う何かを感じさせてくれる用語だと思うんだけど、そこがまだおぼろげ・・・
諷虹 「転移」だから「移る」っていう言葉も入っていますよね。移動のイメージも伴う感じ・・・。トランスフォーメーションだと、その場で転換するっていう感じだけど・・・
虚空 芸談の研究で最初の頃からひっかかっていた「移りと成る」っていうあの言葉・・・それとの関連がありそう・・・。
芸談だから「移り」の感覚・・・・憑依っていってもいいかもしれない・・・それによって「成る」
諷虹 あと「場」ですよね。ここにもありますけど。
虚空 例の世界定めの3要素「時間・空間・ジンカン(人間)」が舞台上の世界を決定する、成り立たせるということなんだろうけど、そこに「真空」だとか「ヒッグス場」だとかがどうからむのか・・・
「ヒッグス場」に関しては以前ちょっとだけやりとりしたけど・・・「質量」の定義が「動きにくさ」であり、その動きにくさを発生させているのがヒッグス場・・・っていうことからすればね、それを人間に置き換えると、心の動きや行動に何らかの影響を与えれば、それはヒッグス場だとかヒッグス粒子みたいなもんじゃない。
諷虹 直感でいろいろと感じた事で・・4つの力(強い力 弱い力 電磁気力 重力)が万有引力とかとの関係・・・素粒子の世界での力の及ぼし方が違う。
虚空 陽子どうしも本来は正電荷どうしで反発するから容易にはくっつくことができないけど、滅茶苦茶気合を入れて融合させて接触させれば今度はガチッとくっついて超安定状態になる、っていうんだろ。その超安定した分だけのエネルギーを一挙に放出すると、水素爆弾とか恒星の輝きになるんだよね。
だから水爆の原理って簡単にいえば水素を原爆で囲んで爆発させることで無理やり圧縮させて水素の原子核である陽子同士を接触させる・・・って何かで読んだ。
諷虹 逆縁と順縁の関係。同じもの同士を無理やりくっつけて・・・それが成功すれば、逆にプラスとマイナスという引き付け合う同士がくっついたよりも強固な結びつきに成り得る。
虚空 似た者どうしだから逆にいがみ合うっていうのがあるからね。
諷虹 同じTシャツを着ている同士で近寄らない。ある意味、場の理論ですね。この空間にこれを着ているのは一人でいい。ライブとかだとみんな一緒での一体感と街中では
虚空 ライブ会場だと、みんなで一つの塊っていう意識だから一体感なんだろうね。街中だとそうはならない。
ただ、同じファン同士だって、古いファンが新参者を歓迎しない、なんていうのがあるじゃない。あとは宗教の世界。同じ開祖様なのに、激しく対立している場合があるよね。互いに攻撃して。
違うもの同士の方が、それぞれの違いを認め合うだけで和合できるけど、対立する理由が異質でない場合は、かみ合わせるところを見つけるのがかえって難しいのかも。
さっき50円玉君に「相補性」についても解説してきたんだけど・・・欠けている部分を他が補う、っていうのは分かりやすいよ。でも、同じところが欠けているとか、満たされているっていうんだとね・・・
受け入れる気持ち・・・添加しあうことで補いあう感覚・・・・あるいはこの前ラインに載せた「エースを狙え」の地獄・極楽の御馳走のような境地になれるだけで、パッと若いできるけどね
諷虹 滅茶滅茶野球のうまいやつが入部してきたと思ったら、それまでのエースとポジションがかぶっていた・・・なんていうのと・・・
虚空 前、某球団の戦力補給で言われてたことがあったよね。自分は野球のことが詳しくないからそういう批判の意味が分からなかったんだけど・・・「4番バッターばかり揃えてどうするんだ」って。
ちゃんとチームで組み合わせて一つっていうのを明確に出しているのが「井上さん」だよね。スラムダンクでもリアルでも、そうした精神があふれていた。
諷虹 (山王工業の)河田がどこでも出来る、っていうのがね・・・一つのパターンしか出来ない弟とは対で描かれていた。
虚空 「器用貧乏」って言葉があるけど、あの選手は本当にどのポジションでも一流レベルだったわけだよね。だから状況によって自分を立ち位置を的確に変化(へんげ)できた。まさに変幻自在。
それが剣道になると(バンブーブレード)榊心(さかきうら)になるのかな。
諷虹 剣道だと上段と下段ってあるじゃないですか。あれも相手に・・・
今、たまたま目に入ったんですけど・・・(水の状態変化の分子構造図)
氷が上段の構えでガチッとしてて・・・気体になるともう何をしてくるか分からない。つかみどころがない。
虚空 バガボンドの吉岡でいえば伝七郎と清十郎だね。
諷虹 図体がでかい方が上段の構えになるのは重力の影響とかもあってそうなるのかな・・・。規則正しい結晶構造は美しいけど、機能美にはあふれていないイメージ。
虚空 自分で自分をガチガチに縛るとか・・・想定内の枠にとどまろうとするのか・・・。
諷虹 麻雀とか花札とか、高い役を狙うと動きが停滞するけど、それを捨てて安い手、軽い手にすると点数は安くなる分動きやすくなる・・・見栄えのいいことばかり追求しようとすると、進みにくい。それを捨てた方が汎用性がある。
あと、電磁気力と光・・・人間世界でも目に見えるものじゃないですか。「光」が波なのか粒子なのかと大議論になったのも、目に見える世界で日常的にありふれていたからなんじゃないのかな、って。
電気だって基本は中学生でも習うような・・・使いこなせているじゃないですか。
電磁気の場なんていうのは目に見える
虚空 砂鉄とかいろいろなことで磁力線を感じることばできるからね
諷虹 でも水分子とかは見えないじゃないですか。
虚空 確かにそれだと、「本当にそうなのかな」くらいの疑問を抱かれることはあっても「そんなわけない」っていうような大議論にはならないよね。それぞれが自分の知覚したことに、どんなことをくっつけたか、が分かれる時ほど議論になる。
自分がずっと昔から「数学」だとか「物理」とかと「人間の精神」「アニメ」なんかとを結び付けるのは、無理やり結びつけているわけでも何でもないんだよ。
「結び付けて確かにそう思える」っていう実感が伴うから。こじつけでもなく。
うちのオヤジも日本古来の発想を説明するのに「自分にもう少し数学の力があればもっと分かりやすく説明できる」っていうのはよく言っていたんだけど・・・大学時代に卒論のテーマにしたフレーベルも、教育学の原点は「鉱物の結晶」などの観察が大きなヒントになったって。セーラームーンの原作者だってそうだよね。高校時代は天文部在籍、大学は薬学部。
武内さんが日本神話についてどの程度知っていたのかどうかは分からないけど、本当にかなりの部分が神話的発想と重なってる。これは興味深いことだよ。
「武内直子」Wiki 解説
・・・山梨県立甲府第一高等学校、共立薬科大学薬学部卒業。平成元年に薬剤師免許を取得し、現在も薬剤師名簿には武内直子の旧姓のままで登録されている。薬剤師および臨床検査技師の資格を保有している。大学卒業後、半年間、慶應義塾大学病院中央検査部に勤務していた。
高校在学中は天文部に所属。一高祭実行委員会でも重要人物として活躍。当時の同級生と共作した一高祭ポスターは高校生の作品とは思えぬクオリティの高い作品として評価されていた。・・・
人物
・・・ネームが詰まるとよく地元の山梨宝石博物館に行っていたこともあり、上述のとおり実家が宝石店であることもあって鉱物マニアとしても知られているほど宝石類にも詳しい。作中のキャラクターにキラル・アキラルなど化学用語やネフライト・カオリナイトなど、鉱物の名前で命名することもある。
諷虹 (ニュートン記事 「アクシオン」 非常に軽いのに動きは遅い ダークマターの正体ではないかという説もある)
虚空 さっきの村山さんの話の中でね、言い方によって印象が大分かわると思ったのが「ダークマター」だったんだ。村山さんの言い方では、学校では「この世界のすべては原子から出来ている」と習うけど、あれは間違いだったと。圧倒的にダークマターの方が多い。でもダークマターは原子で出来ている物質とは違う。「原子以外のもので出きているものの方が圧倒的なんだ」というような言い方は、より強烈に響いた。
「見えない世界に実体がある」っていう感覚により近いよね。
講義記録より抜粋
村山
こういう研究をしていくと 暗黒物質がどこに どんだけあるか分かる。
その結果 はっきりしたのは『宇宙の物質の8割以上は原子ではないんだ』ということが分かりました。
万物が原子で できてるっていうのはあれも大うそだったんですね。宇宙のほとんどは原子で できてないんです。何か違うものなんです。
ところがですね 暗黒物質 実はすごい大事なものなんです。
諷虹 我々の使っている実数の世界が複素平面上ではいかに小さいか、っていうのと似ていますよね。
アレフ0の無限だって、同じ無限でもいかに小さいか。
(オイラーの公式についてのあれこれ)
まさしくエレガントですよね。
虚空 あれもさ、それまでの常識にとらわれて「こんなことあり得ない」「結びつくわけない」って思ってしまっていたら、式を変形していくのを途中でやめたと思うよ。でもそれこそ数式がライフインデキス・・・人知を超えた領域に引っ張って行ってくれた。
上原先生流に言えば、イメージや感情と切り離された言葉の世界に気づかせる・・・それには記号とか数式とかも「数学用語という言葉」として含めれば、そういった言葉だからこそより先入観に囚われなくなる、っていうことだよ。
論理だって、そうした発想を使えば概念を機械的に広げていける。操作性だよ。
そして拡大してから概念の中身について考察していけばいい・・・そういう手順も獲得しておければ、意識世界やイメージ世界をどんどん広げるツールになる。
もちろん幼少期のような何も考えずに自然に湧き上がってくるイメージ運動に誘われての純粋なイメージ世界だって大事だよ。でもある時期になるとどうしたって、理性の枠で自分の中の広大な無意識世界・・・それこそ「共通意識」・・・心意伝承とか元型というようなものと共鳴しあえる部分・・・にフタをしてしまって、自然に湧き上がってくるイメージだけでは掘り起こせないものばかりになってしまう。
だから中学年での「論理性の目覚め」を上原先生は極めて重視していたし、その理想の形を「英才児」たちに見出していたんだと思うから。
(ヒッグス場の話を再び)
さっきの村山さんの日本とアメリカとの学問的雰囲気の違いなんかだって、ヒッグス場としてとらえればわかりやすいじゃない。それは習慣や文化の違いだけじゃなくて、もっと身近な友達同士の関係やクラスや家族による違い・・・。
同じ物質でも場が変れば動きが変化する・・・
*ダークマターについての村山さんの話
暗黒物質 どう頑張っても望遠鏡で見えないんですけれどもいたずらをしてるのでいたずらをしてる現場をつかまえたらいたずら者がどこにいるか分かりますよね。それで どこに暗黒物質がどんだけあるか分かるんです。
諷虹 イタズラの現場を押さえればっていうのも、意図的にいたずらをしているのか、あるいは生まれ持った性質として誰にも観測されない不幸体質のようなものなのか・・・究極に運が悪いのか・・・。
キャラの例え方にやって・・・恥ずかしがり屋なのかいたずらっ子なのか・・・物理法則なんかを擬人化する時にどうなるか。
不確定性原理を擬人化したり、ニュートリノ・・・幽霊みたいなのか、実直なのか・・・どっちでとらえてイラストにするのか。
虚空 その発想がまさに日本人の擬人化の真骨頂だよね。
たとえば今でいう「ツンデレキャラ」なんていうのは、量子論とかでいう「観測している時としていない時とで全く違う面をみせる」なんていうのと違いじゃない。
諷虹 すごく人間くさいですよね。
虚空 そういう例えがつかえるものっていろいろあるよね。化学だと「酸化還元」での酸化鉄と炭素の・・・。恋人を乗り換える感覚で説明したけどさ。
諷虹 このあたりの素粒子に意志があったら「なにくそ、つかまってたまるか」「発見されてたまるか」っていう強い意志を感じますね。
イタズラ好き・・・っていうことで・・・
ネット検索「トリックスター」
Wiki
トリックスター (英: trickster) とは、神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を展開する者である。往々にしていたずら好きとして描かれる。善と悪、破壊と生産、賢者と愚者など、異なる二面性を持つのが特徴である。
トリックスターは、時に悪意や瞋恚を持って行動したり、盗みやいたずらを行うが、最終的には良い結果になるというパターンが多い。抜け目ないキャラクターとして描かれることもあれば、乱暴者や愚か者として描かれる場合もあり、両方の性格を併せ持つ者もある。
文化的に重要な役割を果たしているとき(例えば、火を盗むなど)や神聖な役割のときでさえ、おどけてみせたりもする。文化英雄であると同時に既存概念や社会規範の破壊者であり、あるいは賢者であるが悪しき要素を持つなど、一面的な定型に納まらない存在である。文化圏によってはコヨーテやワタリガラスと関連づけられる。
諷虹 今の科学技術の最先端で素粒子とかダークマターとかそういうものの正体をまだしっかりとつかめていない、っていうところが科学技術を躍進させている側面もあるかな、って。混沌を生みだすトリックスター的な役割。
原子とかが世界を創っているんだという風にきちっと説明できてしまったら、もう科学は発展しないわけですからね。
虚空 そういう意味でも、成果主義なんかで「分かった」って言わないと脱落者・負け組になってしまうというような風潮は、本当に世の中をおかしくしたよ。
諷虹 「わかんね」って言って全く停滞してもダメだし、「分かった」っていってそれ以上進まなくなるのもダメ
虚空 実際にさ「もう分かってる」ってすぐに言い過ぎる子は多い。それこそさっきの村山さんの姿勢を学んでほしいものだよ。
人間の心だってそう。河合隼雄さんが盛んに言っていたけど、心理学者だから人の心は全てお見通し、って世間の人は誤解している、って。「人の心は分からない」ということが分かっているのが本当の専門家だ、っていうようなことを言っていた。
そもそも足し算・引き算なんていうのだって、自然数なんていうのだって、当たり前と思われるものほど、実は難しいのにね。
諷虹 「いたずら好き」っていうのもね。辞書でひくと「無益なこと」。
昨日話題にしていた「生徒」の「徒」の字でのもあるんですね。
ネット検索
いたずら
いたづら 【徒】
《ダナ》無益なこと。幾らしても、実りのないさま。「―に時間を費やす」
いたずら
いたづら 【悪戯】
《名ノナ》ふざけて、無益な事やよくない事をすること。悪ふざけ。わるさ。
諷虹 「無駄」「無益」って最先端の宇宙論研究にはよく出てきますよね。でもトリックスターの存在の意味合い的にはそういう「無益」から「有益」を生み出すところにあるわけですよね・・・まさに「無」の物理学(Newton 2010 2 表紙の見出し)
虚空 すぐに役にたつものほどたいして役に立たない、って。具体的に何の役にたつのか分からないものだから逆に汎用性が高くなる。
村山講義記録
公共政策大学院学生 
村山先生ご自身もワクワクするようなすごい面白い話なんだなっていう学問的な好奇心という意味でこの世界の面白さというのは十分 伝わってきたんですがやっぱり 先ほどの大きな装置のようにやはり この分野の実験とか研究にはかなり莫大な費用が必要であってやっぱり その費用っていうのは何かしらの形で社会からの支援を受けて行うものだと思います。
やっぱり その中で学問的な好奇心だけじゃなくてその費用を出してもらうということに対する社会的な責任というのもやはり問われてくるとは思うんですがそういったところをどのようにお考えでしょうか?
村山 
えっと それは全くそのとおりだと思いますね。ほとんどの場合 やっぱりいろんな国の税金でこういう基礎科学の研究が行われているのでもちろん 頂いたお金があるってことはそれについて責任もあるしその価値を ちゃんと説明していかないといけないと思います。
日本って そもそもすごく不思議な国だと思うんですよ。何でかっていうと 全然 資源がない。200か国ぐらいありますよね 世界に。日本のところを見るとどう書いてあるかっていうと「無視できるほどの鉱物資源」(笑い)
200か国見ても 「無視できるほどの」って表現は日本しかないんです。それぐらい 資源がない。どういうことかっていうとイラクに行くと油田ってのはこんな感じですけど日本も油田っていうのはあって秋田の油田というのはこんな感じですね。(笑い)
無視できるほどの鉱物資源。
こんな 資源がない国が普通 成功するわけがない。だから 特に日本みたいに資源のない国っていうのはいつも そういう柔軟にものを考える力っていうのを育てていないと逆に危ないんじゃないかっていうのが私の個人的な考えなんです。
例えば 日本の将来を考える時にイノベーション イノベーションってよく言われるんですが そのイノベーションの代名詞っていうのはiPhoneとか iPadですよね。
でも スティーブ・ジョブズのスピーチ私 すごく好きでいつも聞いてたんですけど彼が言うにはアップルっていうのはテクノロジーの会社じゃないんだと。テクノロジーとリベラルアーツの交差点にあるんだと。「リベラルアーツ」っていうのを辞書で引いてみると「すぐには役に立たない学問」って書いてあるんですけどそれが大事だって言ってる。
だから そういう一見 役に立たないと思える学問こそがほんとに新しいものをつくってきたっていうのは 多分ほんとでそういう例も 実際調べるといっぱい あるわけですね。
だから 直接 役に立たないように見える例えば基礎研究の宇宙であり素粒子であり 場合によっては それこそ哲学とか そういう学問も含めてそういうのがあるからこそ社会として次の一歩を特に変革の激しい今みたいな時代を生き残っていけるんじゃないかと個人的には思っていて。
そもそも こんなこと やることに税金使うことが いいかどうかって問題もちろん あるわけで大事な質問ですよね。
そういう質問を 自分で考えてちゃんと ぶつけてみてその答えをもらおうとして そのあとまたご自分で考えられるんだと思うんですけどもそれって すごく それこそ猿の中でも人間しかできない行為で自分の頭で考えて それを発言してまた受け取って… ってその繰り返しをするっていうことはものすごく大事なことだと私は思ってるんです。
例えば 自分の学生でも基本的に盾ついてくる学生の方が私は好きですね。例えば 「こういう問題やったら?」って言ったら「そんな簡単なこと やらないよ」って蹴飛ばす学生もいました。それから 「こうなんじゃないの?」って言ったら「それ 絶対違う!」って反論してくる学生もいました。
そういう学生の方が一緒にやっててはるかに楽しいです。
暗黒物質が こういうものじゃないかっていう 今日 私の言った説であれ別に 間違ってるかもしれないわけですよね。もちろん いろんな実験 観測で確かに正しかったって証明されたらこれは すごくうれしいですけども間違ってたって分かるのもやっぱり それは進歩で分からないよりも 間違ってたって分かる方が はるかにうれしいです。
だから 自分が正しいことを証明するためにやってるわけじゃなくて人生の中で 答えが出るかどうかすら分からないことをやってるわけじゃないですか。ちょっとでも答えが分かったっていうだけでもすごいことだと思うんですよ。しかも こんだけいろんなことが分かってきてる時代っていうのは めったになかったのでそれだけでも ものすごくやっぱり うれしいですね。
だから 恐れずに自分の考えをちゃんと言ってそれが間違ってることもあり正しいこともあり決着のつかないこともあるわけですけどもそれも やめちゃったらそのあと何もできなくなりますから是非 そういう活動をこれからも続けて下さい。(拍手)
ありがとうございました。(拍手)
虚空 さっきさ、50円玉君にも話していたんだけど、学校の先生の中には、先生にたてつくどころか、自主的に何か提案をしたり、先生と違う意見を言っただけで激怒して差別的な待遇をするバカ教師がいる。本当にお山の大将というか・・・自分のコピーを作りたいんだね。人間を育てるんじゃなくて。
昨日も言ったけどさ、「先生」っていうのは「先死」で・・・順番からいえば先に死ぬんだからさ・・・・自分の思う通りにコントロールしようなんていう意識はさっさと捨てるべきだよ。そうでないと糸が切れた凧のようになってしまう。
以前自分が書いた原稿の副題・・・折口先生の言葉をもじった「らいふいんできす(生命の指標)は、我が内にあり」に目覚めさせることが本当の役目だと思うよ。
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