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☆「本当の出会い と 別れ」⑨ 「コミュニケーション」

*2019年 3月23日 諷虹宅のやりとり(1)
中学生である50円玉君と新海誠監督の最初の作品 「ほしのこえ」を使って語り合った話から始まります。
地球防衛の勤務のためにどんどん地球から離れた遠い宇宙に進撃していく女の子が主人公。恋人の男の子とメールのやりとりをするのですが最初は電波が届くのに数時間・・・それがやがて数年かかってしまうところまでいきたった一人で操縦席に座ったままの日々。返事がくるのを何年も待つ・・・そんな内容の短編アニメです。


諷虹君が紹介してくれたACのコマーシャル(当時話題になったそうですが私は知りませんでした)も子どもや他人をみるときの大切な構えを教えてくれるような内容です。是非実際の動画もご覧ください。

また後半には虚空自身のいじめ体験からくる発言が長々と載っています。

虚空 さっき宇宙飛行士の話もしてたんだけど、狭い閉ざされた場所で長時間過ごせる・・・昔の宇宙飛行士だったらそれこそ本当に狭い操縦席の中で独りですごした。

宇宙飛行士の資質で最も大事なのはコミュニケーション能力だって聞いたことがあるけど、コミュニケーションと孤独との両立ができないとならない、っていうんだから大変だよね

諷虹 星新一のショートショートにそんなのがありますね。・・・・オチとしては夢の世界に入り込める薬を処方されて飲んでいた

虚空 だいたいさ、そんな薬を飲まなくても、そんなところで一人で過ごしていたら、現実と夢の世界の境界線なんてどうかなっちゃうよね。

宇宙空間の話ではないけど、昔有名になった外国映画で「ジョニーは戦場に行った」っていうのがあったけど、あれもある意味でとっても怖い話だった。

Wiki より
ジョーは、徴兵によって最愛の恋人カリーンに別れを告げて第一次世界大戦へと出征する。
しかし、異国の戦場で迫り来る敵の砲弾を避けようと塹壕に飛び込むが、目(視覚)、鼻(嗅覚)、口(言葉)、耳(聴覚)を失い、運び込まれた病院で、壊疽して機能しない両腕、両脚も切断されてしまう。

首と頭をわずかにしか動かせないジョーは、今がいつで、どれだけ時間が経ち、自分はどこにいて、誰が近くに来ているのかを皮膚感覚で察知しようとする。一方鎮静剤を定期的に投与され、彼の意識は現在と過去の間をさまよう。恋人カリーンや戦争に行く前に死んだ父親との、実際には過去にも無かった数々の空想の出来事の世界に身を置き、そしてまた現実の「孤独」と「暗黒」の世界に戻って来る。  

うちのオヤジも手術後の経過が悪くて気管切開で声も出せないし、どんどん弱って筆談もできない状態が続いた挙句に逝っちゃったからね。どんな想いをめぐらせながら2か月ちょっとを過ごしていたのか・・・。

諷虹 昔 ACでやってた・・・。
テーマが「子どもから想像力を奪わないでください」なんですけど・・・https://www.youtube.com/watch?v=SNv4hBbu8K4
初めてこれを観たのが夜中なんですけど、結構怖かった覚えがあります。

虚空 絵でも作文でもそうだけどさ、大人が勝手に価値判断なんてできないよ。

*ACでの公式サイトに載っていたこと
⇒子供たちは、大人の常識をはるかに超えた想像力や発想力を持っています。しかし、それに気づかない大人たちは、そんな自由な感性を、教育の名のもとに既成の枠に押し込み、結果として没個性で画一的な子供を大量に生みだしているのではないでしょうか。この作品は、そんな思いを込め、実際にスタッフの一人が子供の頃に体験した実話をベースにドラマ仕立てで制作しました。

虚空 震災の時のあの「ACの広告」・・・あれは本当に映画の中の特別な世界に迷い込んだような感覚だったものね。

諷虹 都市伝説になっていますよね。

当時のことを考察した都市伝説サイトより
http://toshidensetsuu.com/anime/561/
https://www.youtube.com/watch?v=EsRm78ZSOgc
普通の感覚でのサイト
⇒テレビCM、また「ACだらけ」に 「5年前を思い出し、つらい」「やめてほしい」

諷虹 ありがとううさぎがパワーアップするのが話題になったこともありました。

ニコニコ動画でも例に漏れず、その流れに乗ってこのCMのMADや歌ってみた動画が多数投稿され、流行を見せた。
特に、3月21日に投稿された「グレートありがとウサギ」は「ありがとウサギを巨大ロボに変形させる」という斜め上の発想かつ高クオリティな変形バンク作画が大いに受け、わずか約3日で100万再生されるほどの人気に。
この動画をきっかけに、「これらは「攻強皇國機甲」というアニメシリーズに登場するロボットの変形シーンである」という設定が自然発生、他のキャラクターたちのロボット変形動画も次々と投稿されることになる。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13916425

虚空 これを作って投稿した人たちはどういった人たちなんだろうね。

諷虹 鯰絵の感覚に近いですよね

虚空 問題は作った人たちが被災者かどうか・・・あるいは被災者で観た人がどの程度なのか。
「鯰絵」は制作した側も観て笑い飛ばした側も被災者自身だったということ。
これはどうだったんだろうね?

諷虹 投稿された時期を考えると他の地域の方だと思いますね。
でも当時ものすごく流行っていましたね。

虚空 そうなると鯰絵とはちょっと違った要素も入り込んでくるかもね。

諷虹 ネット上だけだったので・・・これを地上波なんかでやったら不謹慎だっていうことになったでしょうね。

虚空 そりゃそうだよ。自分達自らが笑いで転換を起こそうとした鯰絵とは違って、よその連中が震災をネタにふざけて笑っていた、なんていうのはね。
被災者自身はトランスフォーメーションを起こして元気復活どころか、余計に傷ついてしまいかねないから。
それこそ今のバラエティ番組とかの影響が「いじめ」にっていう構図とも似ているところがある。番組ではいじられる側も了解の上でああいったやりとりがなされてる・・・それこそ仕事として。だからギャラももらっている。

その表面的なところだけで、誰かの血祭りにしてみんなは楽しむなんていうのは、了解の上でもへったくれもない。でもそういうことを全くといっていいほど、考えようとはしない世の中。
大人もそうだもんね。
もちろん、当事者ではない立場からの発想や切り口が想定外の突破口になるというのはあり得るんだけどね。だから柳田先生と折口先生が神々のことで論争をしたというけど・・・「氏神」と

「まれびと」・・・地元にずっと根付いている神とよそからやってくる来訪神。
どっちも大事なんだと思うけどね。
事情を知っているというのも大事だけど、それを知り過ぎているとかえって視野が狭くなってしまうというのはね。
専門バカというのもそうだし・・・だから部外者が自由に口出しできる雰囲気も大事。
素人だからこそ「まれびと」に成り得る。
それを漫画にすると「スラムダンク」の桜木花道。ガルパンでも大半がど素人集団だった大洗女子、なんていうのもそうだよね。
心のアレルギー・・・普通だったら何でもないもの、美味しい食べ物であっても、アレルギーを持っている人にとっては命取りっていうことがあるだろ。
何がフラッシュバックのスイッチになるかは人それぞれだしね。
そうするとどんなにささいなことでも俗に言う「地雷をふんだ」状態になる。
いじめの悪口もそうだよ。どんなに周囲にとって「ただの悪ふざけ」と言っても、本人にとっては耐えがたい凶器で・・・自らの命を絶つには十分な理由になってしまう。
その感覚はすごくよく分かる。
今でもその感覚に襲われることばかりの毎日だしね。
またね、今はだいぶ素直に愚痴をこぼしたり、不機嫌な顔をするようになったけど、子どもの時にはいじめられていると逆に母親に厳しく叱られるということがあって、必死になって隠していた。気づかれないように演じ続けていた。
そういう子って教師やっていた時にもいたよ。普通に明るく過ごしているんだけど、実は・・・って。注意深くみていても本当に分からないくらいの子はいる。
そりゃ命がけで演技しているんだから。もしいじめが発覚したら「チクった」っていうことになってもっといじめられると思っているんだから。必死だよ。
だから相手が傷ついてしまうような言葉を知らないで言ってしまっているかどうかなんてなかなか分からない。特にキーワードが普通では全く普通の言葉だったりすると尚更ね。知らないうちに実は傷つけていたなんていうことはいっぱいあったんだろうな・・・。
ましてやネットやスマホ社会で相手の顔や声の響きが直接分からないから、ますますキャッチできないよね。
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