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☆「裁断と継続」 ~ドラマなど各回の〆方~

*2020年3月14日 諷虹・虚空やりとりから
虚空 そういえば「恋する小惑星」は石垣島まで行っちゃったね

諷虹 あのアニメは安心するところで終わって次週ってなることが多いですよね。
水島監督とか普通のアニメだったら、あお が落ちたところで次週になるんでしょうけど・・・。


虚空 昔道端であった紙芝居屋さん、なんていうのはその典型だよね。

NHKの朝の連ドラなんかのパターンも土曜日に新たな問題が起きて、月曜からぐったもんだやって木・金あたりになんとか目途がたったら、また土曜日に新たな・・・その繰り返しだけど


諷虹 シロバコなんかでも突然大雨が降ったり雷がなったり・・・そうやって次の週になる。分かりやすいといえば分かりやすいですけど
でも「恋する小惑星」は観ている方がほがらかな気分っていうか・・・そんな気持ちで観終わって、安心して次の週を待てる。



虚空 ただ、シロバコなんかでもそれの解決ってあんがい次の回で決着しちゃうじゃない。

これが長いシリーズの連続ドラマだったら何回もズルズルと問題をひきずる。主人公はずっと苦悩するわけだよ。

さらにかつての「大映ドラマ」なんていうのは、小さな解決が目立たないくらい、毎回これでもかと主人公が苦悩したりね。



諷虹 朝の連続ドラマでそれをやるっていうのは・・・朝からそれをやって出勤


虚空 いや、あれは出勤させたあとの主婦がみる時間帯だったから・・・本来は。

でかける側はみない。日本人の生活スタイルがかわって共働きが増えたにもかかわらず、専業主婦が主流だった頃のスタイルでやっているともいえる。


諷虹 昼ドラなんてドロドロしていますよね


虚空 どうして昼の時間帯にドロドロした愛憎劇を観るというスタイルが定着したんだろうね。

もっとも自分も含めて昭和のオジサンたちが思わずはまってしまった「がきんちょ」なんていう昼ドラもあったけど、あれは例外中の例外。

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「がきんちょ」
昼ドラとしては異例の高視聴率で夏休み中に過去編の放送があっただけに、通常の昼ドラ層いがいにも多くの視聴者を得た。


Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8C%E3%81%8D%E3%82%93%E3%81%A1%E3%82%87%E3%80%9C%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%BA%E3%80%9C

第一話の一部分動画
https://www.youtube.com/watch?v=gsV8Ip_pZn4


海外がらみの著作権の関係で再放送は一度もなし。DVDも初期の受注生産分以降はされていない幻の名作。

参考
がきんちょ~リターン・キッズ~が再放送されない理由
https://ameblo.jp/ganbaremomoka/entry-12324498817.html




虚空 もう一つ昭和と大きく変わったのは、録画したのをみるというスタイルができたこと。だから朝ドラも昼ドラも昼間じゃなくて、夜みる人だって増えたわけだよね。
あるいはBSでのその週のをまとめてみるとかね。

かつて子ども達や旦那を送り出した主婦たちが、一息つきながら観たのが朝の連ドラだったわけだよね。そういう主婦向きにどんな構成のドラマをみせたのか。

昔にくらべたら主人公の試練もだいぶ軽くはなっていると思うけどね。


諷虹 笑っちゃうような悲劇もありますからね


虚空 世界的に有名になった「おしん」・・・今年BSで再放送してもうじき終わるけど、あの重たい内容で半年じゃなくて1年のシリーズだからね。

自分なんて教育現場に勤めていた頃なんか特に金八先生とか観なかった。何で帰宅してからまで教育界のゴタゴタを観て過ごさなければならないんだ、っていう想いもあったから。


そういう意味では、今「鬱展開」モノとか、卑怯な内容のを観れないでいるのと似ているんだけど・・・・だから「恋する小惑星」とか「防振り」とか「シートン」とか「ネコぱら」なんかは貴重なアニメ

逆に録画はしていても「マギレコ」とか「レールガン」はちょっと敬遠しちゃいがちなのがある。レールガンはカラっとした日常回はいいんだけどね。
こういうことも上原先生流にいえば「イメージの裁断と継続」っていうことと関わるんだろうけど、その仕組みが昭和の頃と平成、令和ではどんどん大きく変化しているのかもしれない。

そこをきちんと探るっていうのも大事なことだと思うよ。

見た目では「日本人」であっても、表層的な体質が大きく変化していたとしたら、ちゃんとそれにも対応しての教育なりカウンセリングなり・・・そんなことが必要になってくるから。


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