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☆「言葉の呪縛」からの解放 2019年3月2日  諷虹宅

今回のポイントは「言葉が縛りになる」ということから如何に解放されるか・・・解放される上でも「言葉のいいまわし」が重要になる、あるいは「素人だからこその強み」という点でのやりとりです。
今回はいつも以上に「のんのんびより」「スラムダンク」「SHIROBAKO」等々の内容について知らない方々にはいつも以上にやりとりの内容が分かりにくくなっていると思います。
でもそこから発想して考察している部分を拾い読みして頂ければ、大切なことはある程度伝わると思います。
・・・というよりも、これらのアニメの内容を知らない方々こそが、さらに大きく飛躍させる発想を為し得るとも思います。
是非そのような構えでお読み頂けるとありがたいです。


*50円玉君に 「のんのんびより」 で小鞠ちゃんが大人ぶる姿勢について語り合った内容の紹介から
(携帯の圏内に入るため懸命にジャンプ ワサビ入りの寿司を涙を流しながら食べていた 等々)
虚空 小鞠ってどうしても無理して何とか大人にみせようとするところが馬鹿にされているキャラだけど、そういう意味ではちゃんんと思春期の気位を持っているし、一番実践しようとしてると言える。
今の人たちで失敗しないとか、これなら勝てるという確信が持てることしかやらないくせに、地道に努力して結果が出せない人をバカにしたりあざ笑ったり、いじって喜んでるじゃない。みっともない。
小鞠を笑うなんて失礼だと思うよ。
(結果よりもみえない部分の努力の積み重ねなどの話題になり)
コトブキ(今季アニメ 荒野のコトブキ飛行隊)だって本当は陰の努力があってこその飛行テクニックだし、お互いに口は悪くてもそれを認め合ってのやりとり。

でも今の人はさ、そういう努力あってのことというのを敢えてみようとしないで、あのひと達は才能のある人たちだからできるんだ」って自分との間に線を引いた上で、何かケチをつけて安易に自分が優越感を得ようとする傾向もありがち。
ネットとかで誹謗中傷なんていうのはね・・・・
諷虹 なのは(魔法少女リリカルなのは シリーズ)にしても東方にしてもスルメみたいなところがあるな、って。それを中学生の頃から直観してたのかっていうのが不思議な感覚で。なんとなく好きだな、っていうものがあっためなおすと全然違うものにみえてくるっていうのが多い。
切り口も着地点も全然違う。
虚空 自分がそれを強く感じるのが以前も話したけどウルトラマンとかウルトラセブンだよ。本放送なんて幼稚園の年少組だったわけだけどさ、あの当時から強烈に印象に残ったエピソードってあとで観返すと大人向きって言ってもいいくらいのテーマを持った作品ばっかりだものね。自分だけじゃなくて、周りも同様の思い出を持ってる。
幼児でもちゃんとそこは感じとる
だから宮崎監督なんて子ども向きのアニメだから絶対手を抜かないで全力投球で向かう。
諷虹 心意伝承的直感
虚空 となりのトトロとかを授業中に見せた時に同じ学年でも「それもう観たことある」っていう反応のクラスと「あっ、それ面白いんだよね」ってまるで初めて観るかのようにワクワクしながら観るクラス・・・・あっさりしているクラスって粘りがない。感じるものがないから即物的に判断してすぐに諦めてしまう。
諷虹 登山家の感覚ですかね。
(ネット検索 そこに山があるから)
マロリーが「なぜ、あなたはエベレストに登りたいのか?」と問われて「そこにエベレストがあるから(Because it's there. )」と答えたという逸話は有名であるが、日本語では、しばしば「そこに山があるから」と意訳されて流布している。
そこにそれがある・・・”ここ”でも”あそこ”でもなく”そこ”っていうのは絶妙な気がします。手を伸ばせば届く”ここ”より遠く、”あそこ”よりは近い・・・近づけば手が届く範囲・・・
 
虚空 エベレストとしないで「山」というのにしたのもすごいね。より抽象化することで一挙に類化性能に火をつけたというか・・・いろんな例えとして使えるようになった。自分の前に立ちはだかる壁とか課題とかにね。
 
諷虹 エベレストだと「最高峰」を目指すっていうことですもんね。
それから「最高峰であってもしょせんは山じゃないか」って思えるという意味合いもあるんじゃないですかね。「世界チャンピオンでもしょせんは人」って考えると、勝てる可能性も湧いてきそう。
 
虚空 「越えられない山はない」っていう感覚だよね。これも言葉が構えを左右する一例だね。事実をただ正確に伝えるばかりが能じゃない。
 
諷虹 看板に惑わされない
 
虚空 惑わされると知識が妨害する・・・卓球界が長年そうだったと思うよ。かつては日本のお家芸とまで言われたのが中国に抜かされて、絶対的に中国が君臨してた。もう中国選手が相手というだけで負けてもしかたないって思ってしまう風潮があった。
でも最近はそういう「中国」という呪縛から解放された若い選手が打ち勝って「なんか中国相手でも勝てそう」っていう機運が高まってきたもんね。
勉強だってさ、こんな短期間に挽回した例はない、っていって志望校を変更するように毎日のように言われ続けていたのに、頑張ってひっくり返した子が少なからずいる。そういう事例が増えれば増えるほど「呪縛」がなくなるよね。
 
諷虹 ウマ娘でもブロワイエに挑んだスぺなんてね。気持ちで負けてない
 
虚空 だいたいあの話もさ、最初スぺが「日本一のウマ娘になる」っていうのを聞いてあざ笑った面々が、みんなスぺに抜かされたからね。
 
諷虹 スラムダンクの「ヤマオーは俺が倒す」っていうのもね。
 
虚空 ど素人の強み
 
諷虹 だから20点差ついて桜木以外はみんな湘北の負けを確信してしまっても、安西先生と桜木は勝ちを信じていた。
 
虚空 井上さんも水島さんもそういうところは似ているよね。ガルパンなんてもそういう物語だから。
どんなにすごい実績を残した人だってオギャーと生まれた時はそんなことわからないしね。パラレルで考えればただの妙な人間っていう人生を送っている場合だって多かったと思うよ。周囲と違うだけに。
この前ヒマワリフクロウさんと観た「このはな綺譚」のホラ娘だってそうじゃない。「夢と現実」の境界線を超越したことで、ただの妄想癖のある嫌われ者が、絵本作家になっているんだもん。
アニメじゃなくたって現実にそういったことはいっぱいあるよ。
アニメだから現実とは違う、っていう見方をしてしまったら、それこそ元も子もないんだけどさ・・・たとえばリリカルなのはだって自分を呼ぶ声が聞こえた・・・それを「そんなわけないか」と思ってそのまま寝床で寝ていたら話はそこでおしまいだったろ。そこで夜の街に出かけて行ったから「なのは は 資格者」たり得た。魔法力を発揮して魔法少女として世の為に働きたる運命が宿ったともいえる。
貴種流離とか犠牲論とかでいくと、自ら苦難の道に踏み出したともいえるんだよね・・・ユーノ君のささやきとはいっても内なる声に従った時点で。
一般化すればさ、内なる声に素直に耳を傾けるかどうかは、日本人が古来から大切にしてきた構え・・・それは誰の無意識の奥底にも究極の神が内在しているという発想だから。でもだからこそ人間モードからすると規格外のことにも巻き込まれる。現世的にはとんでもない苦難を迎えることもありえる。
「なのは」だって「まどマギ」だってみんなそうだよ。
 
諷虹 内なる声っていうので思い出したんですけど・・何回かここでも出したと思うんですけど・・・
ガンダムに出てきたセリフ(ガンダムUC)
「内なる可能性をもって、人の人たる力とやさしさを世界に示す…」
「人間だけが神を持つ。今を超える力、可能性という内なる神を」 
 
「バナージ、例えどんな現実を突きつけられても『それでも』と言い続けろ。自分を見失うな。それがお前の根っこ…」

ガンダム主人公たち特有の甘ちゃん思考っていうのもあるんですけど、だからこそ世界を変えられる
 
虚空 偉大な馬鹿だね。「根っこ」っていうのが無意識の奥底の宇宙意識や神の領域にまで根をはっている、っていうことかな。
宮崎監督が自分の脳みその中に釣り糸をたらす、って話していたことがあるけど、どれだけ深いぶぶんにまで釣り糸をたらそうとして日々生きているかだよね。
浅瀬にしかいない、と思っているのと、深いところに大物が潜んでいる・・・未知のものだっていくらでも潜んでいる・・・現実思考の人間にとって想定外のことがいくらでも釣りあげられるって、信じているかどうか。
大ピンチを乗り越える主人公たちって、みんなそれだよね。
 
諷虹 理想を一回持って、それで「守・破・離」に進む

SHIROBAKOの第三飛行少女隊でのやりとりでもあったじゃないですか。原作者自身が迷っている場面。・・・

(視聴)

「キャサリンの妹」と「ありあ」の関係って「お稚児さんと庇護者」の関係にも見えますよね。
 
虚空 ごく小さな人間関係の共鳴が大きな共鳴に連動していく、という見方もできるね。
宇宙の共鳴もごく身近なところから。それこそ人間以外だってね。朝露のささやかな一滴の中にも宇宙や神を感じる感覚。「垣間見」・・・それが和歌や俳句で磨かれていたともいえる。
 
諷虹 バタフライエフェクトですね。
 
虚空 今の自分なんてさ、個人的がグダグダが相次いでいてつぶれそうになってる・・・大義もへったくれもない。そうした観点ではトランスフォーメーションの糸口を見いだせない。そういう意味では今の原作者の方の視点だよ。
だからこそ、もっと違うきっかけということが自分にも必要なのかな、って。

今週の「盾の勇者の成り上がり」でも理不尽なことばかり降りかかってくる主人公が感情的におかしくなってしまって大爆発してしまう場面があったんだけど、今の独りでいる時の自分を見せ付けられているような感じだった。
http://anicobin.ldblog.jp/archives/54954350.html
 
アニメではラフタリアがトランスフォーメーションのきっかけになるんだけどね・・・自分が暴走している時には独りだからさ・・・歯止めがきかないでいる。
悪い方でバタフライエフェクトになりそうだよ。
 
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