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☆ダンデリオンツイッター 「令和」は「霊和」より⑥ 「混沌」に内在する「理(ことわり)」

たまたまこのやりとりの前に、駿煌会でもたびたび登場する「混沌」(カオス)という言葉の根源を漢字の成り立ちから調べていました。

そうすると、日本人古来の発想のエッセンスである日本神話(古事記)冒頭の意味がより明確になってきました。

そしてそれは「神話」という言葉を使わないならば、上原輝男先生が追求しつづけていた「心意伝承」「先験的イメージ」等々のことになります。

後半は諷虹君が「混沌」との関連で
「這いよれ!ニャル子さん」というアニメを紹介してくれて、そこからの考察です。


ちなみに、先ほど(5月12日)からコバルトブルー君が「混沌」がらみでラインに書き込んでいて、やりとりが継続中です。そのやりとりのキリのいい部分までも、今回の記事の最後に載せました。





2019年5月10日 諷虹宅-4
虚空 あのさ、そもそも今日、オヤジの古事記解説をまとめ始めたきっかけっていうのは「混沌」っていう言葉の元々の意味は何だろう、ってフト思ったことからだった。

教室でいろんな意見が自由に出たら収拾がつかなくなるから、という理由で自由な発言をさせないで期待通りの意見しかでないように、誘導したり、見えない枠をかぶせる教師が多いんだけど、その根底には「自由な発言」は教室に「混沌」の状態をもたらす・・・それは何も建設的なものを生みださない・・・そんな大前提があると思うんだよね。

でもさ、混沌っていうのを丁寧に漢和辞典とかで調べてみたらね、そうじゃなかった。
混沌についてラインにちょっと書いたから「混沌」っていう言葉をさっき出したわけじゃないよね


諷虹 紅白梅図屏風の真ん中をみてです。


虚空 電子辞書の学研 漢字源で調べたことが一番分かりやすいんだけどさ・・・


電子辞書 学研「漢字源」より
「混沌」
意味 ①天地開闢の初め、天地のまだ分かれなかった状態。 ②万物の区別、なりゆきのはっきりしないさま。 
(別)万物が形をなさず、もやもやとしたさま。宇宙・万物のはじめの状態をいう。


「混」
解字 会意兼形声。「水+(音符)昆(コン)(まるくまとまる)


「昆」
意味 ①(名)あに。なかま。もと、なかまのこと。転じて、なかまをなす兄弟を昆といい、後に、特に兄をさす。  ②(名)なかま。むれ。まるく集まったなかま ?その代表的なものはこん虫である。

解字 会意。「日+比(ならぶ)」。「日+人三人」は衆の字で、昆もまた多くの者が日光のもとに並んだことを示す。
「比」
解字 会意。人が二人くっついてならんだことを示すもの。

「沌」
解字・・・会意兼形声。「水+(音符)屯(トン)(ずっしり)」。

「屯」
意味 ①(動)下につかえて出来らない。行き悩む。

 ②(名)周易の六十四卦(カ)の一つ。振下坎上(シンンカカンショウ)に形で、下に陽気がこもって出悩むさまを示す。

  ①(動)たむろする。ずっしりとむらがる。集まる。また、兵を集めてとどまる。「駐屯」「屯田」  

②(名)人が集まった村落。

解字 会意。「- + 屮(草の芽)」または「屮 + 印」で、ずっしりと生気をこめて地上に芽を出そうとして、出悩むさま。-印は地面を、印はこもる意を示す。
      *春の字はもと「日+屯」と書き、生気の下にこもる季節のこと。




虚空 これらをまとめて考えるとね、いろいろな考えが同居している中から、何かが上に出てこようとする状態・・・単に無秩序なゴチャゴチャじゃなくて・・・まだ目に見える形にはなっていないし、人知ではキャッチできていないけど、何か大事なことが内在されている・・・孕んでいる・・・で、それが生まれ出ようとしている寸前の状態。だから天地開闢の時にも使われる。

でさ、インフレーション宇宙論でもね、真空の中のゆらぎから物質・反物質が生まれて、その中での自発的対称性の破れから宇宙が誕生した、っていうのもね、あるいは素粒子が生まれたというのもね、それが単にバラバラで無秩序だったら、原子にもならないし、星も生まれない。

そういった混沌から物質が生まれてくるというある種の秩序が「理」(ことわり)として内在されていたから宇宙誕生の方向に動いたんだと思うんだよね。全くのたまたま宇宙になりました、っていう純粋に確率的なことではなくてね。


それこそ無意識とコンタクトをとっての、生活を通して、感覚を通しての多種多様な発言を重ね合わせていった時に、人知を超えて内在している「何か」が生まれ出でようとしてくる・・・それが本当の混沌の意義だし、言語生態の授業の神髄のような気がしてる。

諷虹 この漢字の解説を読んでいて「どっちも水に関係するんだな」とか「日光」で「日のもと」とか・・・。それでまだ地上に芽を出していないというのは影ですよね。

それでフト アニメ 「這いよれ!ニャル子さん」のキーワードである「這いよれ 混沌」っていうのを思い出したんですよ。

このアニメの元ネタの元ネタが「ナイアーラトテップ」っていって、これが「ニャルタトホテプ」とかになって、これがアニメで使われているわけですけど・・・外見は分からない、見る人によって違う姿


ネット解説
初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフトの短編小説『ナイアルラトホテップ(1920年)』。この小説でナイアーラトテップは古代エジプトのファラオのような「背の高い浅黒い男」と表現されている[1]。

「クトゥルフ神話」体系におけるナイアーラトテップは旧支配者の一柱にして、アザトースを筆頭とする外なる神に使役されるメッセンジャーでありながら、自身の主で旧支配者中、最強のアザトースと同等の力を有する土の精であり、人間はもとより他の旧支配者達をもさげすんでいる。


顔がない故に千もの異なる顕現を持ち、特定の眷属を持たず、狂気と混乱をもたらすために自ら暗躍する。彼が与える様々な魔術や秘法、機械などを受け取った人間は大概自滅している。天敵であり唯一恐れるものは火の精と位置づけられる旧支配者クトゥグアのみ。また旧神ノーデンスとも対立している。


旧支配者の中で唯一幽閉を免れ、他の旧支配者と違い自ら人間と接触するなど、クトゥルフ神話において特異な地位を占める神性(神格)であり、クトゥルフ神話におけるトリックスターとも言える。アザトースの息子と言われ、妻は、大鹿の女神イホウンデー、従姉妹に[2]影の女悪魔と呼ばれる女神マイノグーラがいる。また配下にシャンタク鳥と忌まわしき狩人が存在する[3]。さらにドリームランドで地球の下級の神々を保護する一団「異形の神」の一柱として活躍する[4]。
・・・



諷虹 で、これが女体化というか擬人化したのが「ニャル子さん」。


主題歌を聴く


諷虹 この曲名が「太陽とカオス」


虚空 カオスが「混沌」だとすると、日の下で芽生えを待つっていうさっきのイメージになるわけね。


ネットでの解説文
曲は、ドイツのグループ・Genghis Khan(ジンギスカン)の楽曲である「Dschinghis Khan(ジンギスカン)」をイメージして作られている[3]。阿澄曰く「邪神感を味わえるカオスな感じの楽曲」で[4]、中毒性があるという[5]。また、松来によれば歌詞はクトゥルー神話的な内容になっているとのこと[5]。

hotexpressの平賀哲雄は、「展開は激しいのだが、その声が脱力系なもんだから、ふわふわした心地のままはしゃげる新型パーティーチューンだ。」と評した[6]。


太陽曰く燃えよカオス 
アニメ:這いよれ!ニャル子さん
 Singer 阿澄佳奈 【ニャル子】 松来未祐 【クー子】 大坪由佳 【珠緒】 
我々!(うー!)寄れ依れ!(にゃー!) 世界はDark!(こずみっく! 


(うー!にゃー!うー!にゃー!うー!にゃー!レッツにゃー!) 
心ぬるぬる異形の神々 私もあなたも怖がりの物ずき 
形むるむる異教徒逃げれば 私とあなたは炎天下でおデート 
た の し い ね 焼けるぞ溶けるぞ (生き物じゃなーい) 
骸(むくろ)ひやひや其れでも好きです 私がいちばん欲しいのは内緒よ 
姿ぱやぱや其れでは行きましょ 私にいちばん似合うかな不条理 
鏡には(だん だん 誰なの?) うつらない(誰なんだ?やだやだ) 

欲望は言葉にしなくちゃ(うー!) ほら(にゃー!)、消えちゃうでしょう?(レッツにゃー!) 
太陽なんか眩しくって 闇のほうが無限です(どきどき) 
太陽ばっか眩しくって 闇のほうがす・て・き(にゃんだ??) 
CAOS(けいおす)CAOS I wanna CAOS 燃えよ混沌 無敵です(わくわく) 
CAOS CAOS una sera CAOS 燃えるようなき・も・ち(にゃんで??) 
我々!(うー!)遣れ破れ!(にゃー!) 世界はDark!(こずみっく!) 
(うー!にゃー!うー!にゃー!うー!にゃー!レッツにゃー!) 

枕ぽかぽか無貌(むぼう)の神々 私とあなたと目的は違うの 
絆むかむか無理矢理されがち 私があなたを守るけどおピンチ 
お か し い な 逃げるぞ呻くぞ (狙われてるーぅ) 
帳(とばり)おりおり此所まで来ました 私はだまって敵たちを蹴散らす 
焔(ほむら)めらめら此所では駄目です 私にだまってスカウトはしないで 
望むなら(ぜん ぜん 全滅!) しましょうね(敵なんだ?やれやれ) 

願わくば跡形もなくね(うー!) あら(にゃー!)、要らないでしょう?(レッツにゃー!) 
現在なんと危険だった 光りもんを下さい(ぴかぴか) 
現在なんと危険だった 光りもんでし・げ・き(にゃるビーム?) 

MADNESS MADNESS You wanna MADNESS 呼べば冒涜 過激です(ぞくぞく) 
MADNESS MADNESS ennui MADNESS 呼べばきっとお・し・まい(にゃんです!)
 這いよる!(うー!)混沌!(にゃー!) ニャルラトホ!(てっぷー!) 
(うー!にゃー!うー!にゃー!うー!にゃー! うー!にゃー!うー!にゃー!うー!にゃー! うー!にゃー!レッツにゃー!) 

太陽なんか眩しくって 闇のほうが無限です(どきどき) 
太陽ばっか眩しくって 闇のほうがす・て・き(にゃんだ??) 
CAOS(けいおす)CAOS I wanna CAOS 燃えよ混沌 無敵です(わくわく) 
CAOS CAOS una sera CAOS 燃えるようなき・も・ち(にゃんで??) 
這いよる!(うー!)混沌!(にゃー!) ニャルラトホ!(てっぷー!)


諷虹 「闇の方が」・・・


虚空 やっぱり「器」の感覚っていったら「闇」の方だよね。
太陽って大事な存在だけど、もう動かしがたいっていうイメージ。

以前ちょっと思ったんだけど、「内部太陽系戦士」とか「外部太陽系戦士」とかが登場した「セーラームーン」で一番大きな力をもっていたのは「月の化身であるセーラームーン」だけど・・・最終的には「セーラーコスモス」なんていうようになっていく。

でもさ、あの物語に「太陽の戦士」は出てこないんだよね。「セーラーサン」なんて。そこが面白いと思うんだよ。でもさ、幼い子でも月の女王っていう設定を素直に受け入れる・・・あのセーラームーンのOPだって好きだもんね。
あれがギラギラと輝く太陽だったら、風情も何も感じないかも・・・・


*「ナイアーラトテップ」の設定についての解説文の一部
ラヴクラフトがその作品や作家仲間への手紙の中で書いた内容は、以下の通りである。
この宇宙の中心、正常な物理法則が通用しない混沌とした世界には、絶対的な力をもった存在アザトース(Azatoth)が存在し、その従者の吹き鳴らすフルートに合わせて絶えず不定形な巨体を蠢かしているとされる。

アザトースはとてつもなく巨大で絶対の力をもった存在だが、盲目で白痴なので、自らの分身として三つのものを生んだ。闇からシュブ=ニグラス、無名の霧からヨグ=ソトースそして使者たる這いよる混沌ナイアーラトテップである。ナイアーラトテップは、自らの主人であり創造主であるアザトースら異形の神々に仕え、知性をもたない主人の代行者としてその意思を具現化するべくあらゆる時空に出没する。
(0時半頃終了)



☆5月11日以降 駿煌会ラインやりとりから

00:07 虚空
まだ諷虹君宅にいます。今回のダンデリオンツイッター記事をベクトルの観点から探求したり、「混沌」(カオス)について深めたり・・・そろそろ疲れたのでお開きですが・・・


07:27虚空
ゆうべのやりとりを踏まえて、先ほど別サイトに書いた文です。

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昨日、午後になってフト漢和辞典で「混沌」の意味を漢字の成り立ちから調べてみました。カオスという言い方もしますが、あれが単にグチャグチャドロドロの混ぜこぜの状態を指すのかどうか・・・。結論からいうと「沌」の文字に大事なポイントがあることが分かりました。
良き方向への芽吹きに向けてということが内在されている・・・目に見える形にはなっていないけれど、確かにそこには良き可能性を孕んでいる・・・だから「宇宙開闢の状態」という意味もあるようです。ただのグチャグチャな状態というだけでは、それがこの宇宙とかそこに存在するあらゆる事柄が成っていくことはほとんど不可能ですから。
そして日本人はこの目に見える世界は実相の影、投影の世界としてきました。そこが上原先生の説く「犠牲論」や「恨み論」の背景にある大事な発想。真に高い世界に昇華されていくためにどうしても不可欠なのが「混沌状態」=「黄泉の国の通過」というようになるようです。
さて、この数十年、例の人物たちによって私の日々は滅茶苦茶にされ続けていて、今のところ絶望的なことばかりしか思いうかべられない状態なのですが・・・それが「混沌」と言えるのかどうか???
仮に良き方向への可能性を孕んでいたとしても、そうした昇華が起きるのは、あちらの世界に旅立ってから???
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2019.05.12 日曜日
11:50 コバルト
料理(りょうり)と冥利(みょうり)でしょうか?

こじつけに近いかな?と最初思いましたが、過程の混沌たる部分では(美味しくなれ!みたいな)重要な場面は孕んでいますから。
冥利
みょうり
冥加利益の意。神仏によって知らず知らずに与えられる利益のこと。


11:52 虚空
これも興味深い着眼点ですね。

11:53 コバルト
 冥利(みょうり)が悪・い
神仏の加護を受けられない。
また、ありがたすぎて、ばちがあたる。



11:55 虚空
あの2年のクラスの時にやった「坊主めくり大会」でのことが思い出されます。「ついている」と「ついていない」の逆転現象等々・・・



12:30 コバルト
そうですね。
そういう目には見えない部分があるんですね。
そしてそれは人間がどんなにがんばっても最終的な主導権は「運」(ついてる、ついてない)がすべてを決めてしまうんですね。
どんな状況もひっくり返してさえしまえる「運」。
そして運の感じ方は簡単で「幸せ」だな。幸福感(あたたかさ)に包まれているなら、そこには「運」がいる証なんですね。
また欲望(金)に包まれる安心感とは違うんですね。
たとえば札束の風呂に入っても本物の幸福感には包まれないように。
その違いをボウズめくりで実体験した訳ですね。

成功(連勝)を積みすぎると成功と失敗の重み(質量)が増していってしまい、どんどん手放したくない存在になってしまう、そして決勝戦の負けた側(Y君)の全てを失って崩れ落ちていく姿は今でも記憶に残っている授業でした。



12:35 虚空
運を引き寄せよう・・・ましてやお賽銭の金額で神様を思い通りに操作しよう・・・なんていうのは本当に浅ましい考えですよね。
誠意を尽くしてその時、その時を生き切る・・・そうしたら自然に本当の神様と波長が合っていくんでしょう。

ズルい人間が一見上手くいっているように見えることがあるのは、低級霊にからわわれている場合もあるっていうからね。

さんざズルしていい思いをした、という絶頂になっていきなり突き落とす。その落差を楽しむ。
よく諷虹君との間では話題にしたのですが Fate/Zero の中にあった「絶望には鮮度がある」というとんでもないシーン(決して観ても幸せな気持ちになどなれない悲惨なシーンです)などが思い起こされます。


12:44 コバルト
絶望を料理して味わった訳ですね。



12:46 虚空
そういうことです・・・本当に味わったから・・・(魔物に少年が喰われてしまう)



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