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☆上原先生「テレビ作家の教育力」発言から 「心に響く文」「語感」「方言」

もちろん国語の教科書にも名文と呼ばれるものは沢山載っているのですが、多くの人たちにとってそれほど多く記憶に残っていないというのが現状ではないでしょうか。
それに比べてアニメに限らずテレビ番組や映画や漫画の印象に残ったセリフというのは大人になっても記憶されています。
先日ブログ更新したラインやりとりにもありますが、幼稚園の時に観たようなものであっても、ずっと心に残っているセリフなどもありますからね。
あとになってそうした番組を観返すと、非常に深い意味が込められていることが多々あります。
日本語は言霊の国というだけあって「音感語」であるという大きな特徴があります。
そういう意味では上原先生は特に初等教育の段階では「方言」を大事にしていました。初等教育の段階では教育者はその土地の言葉で授業をするようにと。

「和語」ではない言葉の場合でも「漢語」「外来語」の音の響きには子ども達であっても非常に敏感です。
これも単に意味を伝達する道具としての「言葉」ではなく、心に共鳴を起こす作用の強いもの、としての表われなんだと思います。
*2019年 3月 8日 諷虹宅でのやりとり③

諷虹 (劇場版のパンフレットの言葉を読み上げつつ)
名文ばかりですね。ものすごい詩的な表現。比喩表現もあって・・・
虚空 それもさ、教科書の文章よりも心にとどいている、響いているわけだよね。
もちろん教科書の文章を否定しているわけではないんだよ。ただ、実際のインパクトからしたら、現実問題として、アニメやドラマのセリフとかの方がよほど頭に残っているという子が多いのも事実だし、こんな歳になった自分でもそうだもん。

そうするとね、上原先生が江戸時代の大衆娯楽であった歌舞伎を通して解明しようとしていたことを、現代の若者たちの大衆娯楽であるアニメなんかを通してっていうのは、大事なことだと思う。ジブリも勿論大事だけど、いかにもそういう深い心のこととは関係なさそうなアニメにだって隠れているということ。
諷虹 この前調べたモーパイの冒頭のセリフや、ひぐらしでもありましたけど、こうした文にはパワーがありますよね。新たな創作などを引き出すような。
これがあるから主人公のセリフが脳内再生されるんでしょうね。
虚空 ヒマワリフクロウさんなんて、それをすぐに再生できるじゃない。単なる知識としてというのとは別のモードでしまいこんでいる。
それこそ「思考・感情・構え・用具言語」の統合につながる一つの状態かもしれない。
九九の暗記がほとんど出来ない小学生でもポケモンのデータなりは膨大な量を頭に入れているのだって、九九を覚えるのとは違うモードだからそんなに反復したりしなくても頭の中に残ってしまう。
*ヒマワリフクロウさん到着
上原先生の言葉を諷虹君の読み上げなどとからめて解説。
虚空 だからあの教育力っていうことをね・・・今風のアニメをきちんと位置付ける必要性。こんな還暦間近でも相当影響が残っているっていう自覚があるからね。
ヒマワリ バタフライエフェクト
(リリカルなのは の劇場版についてのやりとり)
虚空 学校現場ではどうしてもアニメとかを邪魔者として排除しようとするけど、実際には無視できないほどの影響力があるわけだから、きちんと取り込んで位置付ければいいんだよ。
諷虹 まったくね・・・この2019年にこれだけ「なのは」の事で盛り上がるなんて思わなかったですね。
虚空 だからこそ「教育力」なわけだよ。
ヒマワリ そこまで夢中になれるってすごいね。夢の中ってことだものね。
(脳内再生 連発)
(なのは無印 OP・・・宝石などが前面に出ている)
ヒマワリ これって「時空管理」されているされてるシリーズだよね。
虚空 おそらく諷虹君が50代60代になっても子や孫に「なのは」の事は語って聞かせると思うよ。
ヒマワリ 教育力じゃん。実感を伴うかどうかっていうことからいえばこっちの方が教育力だよね
虚空 アニメの影響を「教育」って思っていないからね。でも心に届く度合い、影響力そのものを「教育力」ってするならば、確かにテレビ作家の方が子供の心に届いている。響いている。共鳴を起こせているよ。

(英国紳士の武蔵君 とのやりとりブログ記事の話題)

虚空 外国人がこの人物から何か聞きたいうように思ってもらえるか。今のままだと自己紹介の後に話が続かない。話すことがない、下手すりゃ関心の深い分野では外国人の方がよほど詳しい。日本アニメの例みたいに。
(きんいろモザイク 第一話 視聴 シノ、イギリスホームステイ  日本大好きのアリスが西洋風にして住んでいる忍に不思議な感覚をもつ)

ヒマワリ 外国いってみたい。日本語連発して・・・。
(そこから発展して)
外国人の入れ墨とか変な漢字をしてること多いよね。

虚空 意味言語っていう感覚じゃないからね。

ヒマワリ 文字の形とか語感の響きだけだよね。・・・・「読書感想文」「武家諸法度」「墾田永年私財法」「二酸化マンガン」とか響きがいいじゃん。

虚空 意味が分からなくても響きだけで耳に入りやすいとか入りにくいとかね
でも「無理やり勉強で覚えさせられる」という意識が前面に出ると、音の響きとは関係なく受け付けなくなる。
*ヒマワリフクロウさん、母親の故郷である秋田の語感について 
秋田弁「ね」で通じる 「ねねばねのに ねれねね」「寝なきゃいけないのに 寝られないじゃん」)「ない」が「ね」・・・
ほとんど「ね」だけで通じる問題。
①ない → ね
②ないじゃん → ねね
③寝ないじゃん → ねねね
④寝れないじゃん → ねれねね
⑤寝なきゃ → ねねば
⑥寝なきゃいけない → ねねばね
⑦寝なきゃいけないじゃん
→ ねねばねね
⑧寝なきゃいけないのに寝れないじゃん
→ ねねばねのにねれねねぇ~

虚空 やっぱりこういう語感の面白さをね・・・感じられる心だよね。
響きで感じられる共通感・・・それが簡単に言えば共同体意識

ヒマワリ 寒いから口を開かないでいかに短く言うか・・・それで秋田なまりになる

虚空 以前さ、家庭教師で英語やってたときに方言で訳して、ってやったじゃない。その方が印象に残るんだもん。

ヒマワリ それが母国語なんだね

諷虹 「全国津々浦々」の「全国」っていうのも変じゃないですか?もう国なので

ヒマワリ 地図とかの概念がなかった4歳くらいの時、秋田に帰る電車の中で「ねえまだにっぽん?」って聞いていた。異国の地だったんだよね。

地球って丸いじゃない。で世界地図は一枚にしてくれたじゃん。その裏側にもう一つの地球があるような・・・中高の頃までなんか混乱していた

虚空 家庭教師で天体写真をやるようになった頃さ、雨で出来なくて子供らが残念がった時に、「地面に向けて写真をとればいい」って言ったことがあるよ。「地球、っていう星の写真が撮れるだろ」って言ったら子どもらに怒られた。
 


3月9日 ラインやりとり
15:50 虚空
今朝方3時ちょっと過ぎまで「リリカルなのは」を中心のやりとり・・・上原先生の「テレビ作家の教育力」ということを体感するような夜でしたが、外に出た時のあの冷え込み。今朝は日陰の水たまりが凍っていましたね。
太陽がのぼると共に急激に気温が上昇してぽかぽか陽気になりましたが・・・・。なんだこの落差は!
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