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☆子ども達に向かい合う際の構え 2019,8,24 諷虹・虚空

大人側が子ども達に向かい合うさいの構え、ということに関してのやりとりですが、それはまた「そういった構えが持てるような人間に成長していってほしい」ということでもあります。


例のごとく「このはな綺譚」とか「フェイトゼロ (Fate/Zero)等々の漫画やアニメを通しての考察も含みますが、未見であっても、それを通してどういったことを二人が考えたのかを察して頂けるとありがたいです。





虚空 一応こちらが「大人」であっても、対等意識って大事だと思ってて・・・だから低学年を担任していたってそれはかなりあったよ。人間として対等。

そんなのただの理想論って批判されることもあったけど、本気でそう接すると、2年生だってすごかったもん。
それはさ、昔学童保育でバイトをしたり、分校での経験も生きている。だから分校後の方が子どもに丸投げすることがさらに多くなった。


諷虹 学校の清掃も任されているというかはやらされている感が強かったというのはありますよね。この櫻(このはな綺譚 漫画のキャラ)のように「自分の出来ることだからやるんだ」じゃなくて、ただただ「働かされている」意識・・・ここは気の持ちようによって全然違ったんだろうな・・・「構え」ですよね。


虚空 さっき50円玉君と「大人しい子」の話になったんだけど、大人しい子が単に大人しいとは限らないからね。本当に性格的にそういう傾向の子もいるし、そうでないのに黙るしかなくなっている子だっている。「あんたなんかには分かってもらえない」と思っているから黙っている子もいる。
そういう子は何を聞かれたって「別に」とか「何もない」っていう態度だよ。本当はちゃんと譲れない考えがあるからこそ、黙ってしまう・・・・まさにこの櫻だね。


諷虹 大人びた子も押し黙っていますよね。私もずっと親戚たちから大人しいとか大人びているとか言われましたけど・・・幼少期からまわりにどう言われてきたかは大きいでしょうね。


虚空 だからね、みかけだけで決めつけるのがいかに危険なのかだよ。
仮に本人が「・・・思っています」って言ったって、本心かどうかは分からないし、本心だと思っていても無意識には本人も気が付かない心が隠れているのが普通なんだから。


諷虹 自分のことは案外みえていないですからね。

(このはな綺譚 9巻P48、桐が皐に対しての言葉 実は桐そのものと周囲が感じている事
「頭もいいし、仕事は出来る子なんですが・・・すぐ落ち込むのに自尊心が高いのが面倒というか・・・」聞いていた女将たちが笑う)
(一人一人が持つ可能性は簡単に決められないという話題)


諷虹 欠点があったときに、他の部分までそうと考えてしまうのか、その分違うところは優れていると考えるのか、って大きいと思うんですよね。

*問題児扱いされた偉人の実例 エジソン等々

*結城さん(数学ガール作者)がリツイートしていたもの
ひびき@Xジェンダー @sousakunyan
LD(学習障害)の僕が使っているリーディングルーラー。

ほかの行を隠したり青色に見せてくれるのですが、これでかなり字が読みやすくなります。漢字が覚えられないのも、本が読めないのも、僕が馬鹿だったからじゃないんだ!と感動した記憶。道具のサポートで大きく変わることもあります。#発達障害 

https://pic.twitter.com/As5D3slNRE

https://pbs.twimg.com/media/ECOtibNUwAAM4h6.jpg

https://pbs.twimg.com/media/ECOtibOUEAAG74_.jpg
2019年08月18日(日) 14:46:25 Twitter for iPad
https://twitter.com/sousakunyan/status/1162963941351256065


虚空 昔上原先生が1年生なんかへの訓練っていうことで言っていたらしいんだけど、頭を動かさないで、長い棒の先を目で追わせる・・・今自分がどこを観ているのかをきちんと意識させる練習だったようなんだけど・・・それを思い出した。

何に意識を向けているかの自覚がないと、やがて自分の意識世界を独自の作り上げた世界だと認識する足掛かりが自分でつかめなくなると思うんだよね。


諷虹 このはな綺譚の後半でも、もーぱいでもありましたけど「自分の立ち位置」とか「到達地点」がどこなのかの自覚ですよね。


虚空 そうなんだよね。それはなにも眼球運動に限らず、ものの見方や考え方も、何に影響を受けているのかをつかまえる力。
この前から話題になっている「英才児の観察力」っていうのは、それの表われだと思うんだよね。何かの引用だったらそれも明記する。


諷虹 俯瞰・鳥瞰もそうですよね。


虚空 まさに自分も視点がどこからみている捉え方なのか、だよね。やっぱり俯瞰とか鳥瞰がとれるのは、ある意味で能力が高いと思うよ。


子どもの絵で、描きたいというものを中心にドーンと描いていない絵は低い評価をされがちだけど、もしも子どもが全体の雰囲気・・・その場の世界そのものを描きたいって思っていたら、どうなんだろう、ってずっと思っていたよ。
そういう評価基準だけだったら、日本の「大阪の陣を描いた屏風絵」も、源氏物語絵巻の挿絵のような「吹抜屋台」のなんて、先生に怒られるよね。


諷虹 絵巻物なんかそうですよね。だいたいキャンパスの中心にあたるものがないわけですからね。

吹抜屋台<ふきぬきやたい>
平安,鎌倉時代の風俗画の一技法。室内を描写するとき視点を斜め上方におき,天井を描かずに柱と襖,几帳などだけで室内を表現する。平安時代以降の作り絵や白描やまと絵の系統の絵にはこの技法が多く用いられた。現存する最古の用例は『聖徳太子絵伝』にみられ,その他『源氏物語絵巻』『紫式部日記絵巻』『春日権現験記絵巻』などに典型的な用例が多くみられる。
虚空 教師もね、絵だって作文だって、「どうかくべきか」を押し付けたり、自分の理想と比べて評価することばかり考えるんじゃなくて、「どういう立ち位置にいるのか」「どうしてそうかこうとしているのか(かきたくなっているのか)」を見届ける立場だと思うんだよね。それが「生態研究」の視点だとも思うしね。
それが「評価者」視点になるとおかしくなる


諷虹 自分が納得いかないところも、どうしてそれを受け付けないのかの自己分析をきちんとすると、逆に理解が深まる場合だって・・・そういう意味では「特異点」をみつけることの方が大事。


虚空 初発の感想を本音で書いてもらうとさ、納得できない部分とか拒絶反応がでる部分がはっきりと出てくるわけだ。そうするとそこが授業のまさにツボになるんだよね。
そこを率直にとりあげてやりとりをしているうちに、納得したら逆にハッとしてバタフライエフェクトが起きる。


諷虹 道徳なんてまさにそうですよね。あのモヤモヤするような終わり方・・・それを真剣に考えるうちに・・・。
まどマギでのさやかちゃんなんかの場面がそうですよね。虚淵さんの脚本の典型。

フェイトゼロも全員そんなところがあるじゃないですか・・・イスカンダル(アレクサンダー大王がモデル)くらいじゃないですか、観ていてスッキリとするのは。


虚空 日本人が好きなタイプだと思うよ。特に外来思想がはいる前。地位や名誉のレベルが違うじゃない。それがあの世界地図をみての地図のエピソードにあらわれているよね。
⇒イスカンダル「かつての世の領土は・・・(豪快に笑いながら)小さい!あれだけ駆け回った大地がこの程度か。よいよい、胸が高鳴る! では坊主、今我々がいるのはこの地図のどこなのだ?
・・・・ほほう・・・うん、これまた痛快! これで戦の指針も固まったな」

諷虹 知波単のような発想ですね。
これもある意味でははじめて俯瞰視点に立ったということですよね。あの当時は世界地図がなかったわけですから。


虚空 井の中の蛙に気が付いた


諷虹 蛙と気づいて、そこで笑えるかどうかですね。


虚空 しかもワクワクしてる。
以前から出ていることでいえば「余白」への構えだよね。
もっと自分の可能性を伸ばせる場所のアタリをつけることができたとするのか、せっかく自分が分かっていると思っていた自信を崩されてしまうと思ってしまうのか。
新たなものが出てくることに拒絶反応を起こしてしまうタイプの人間は、自分で自分をどんどん狭くするだけだよね。

*フェイトゼロ ライダーとの対話シーン
 https://www.youtube.com/watch?v=jHFA7x_IogE
⇒やりとりの一部
「いずれ貴様が真に尊いと誇れる生き様を見出したら、そのときには否が応にも自分のための戦いを挑まなければならなくなる。己の戦場を求めるのは、そうなってからでも遅くはない。」

「これより立ち向かう敵(世界)と比べたら、貴様も余も同じ!極小の点でしかない!そんな二人の背比べなんぞなんの意味がある!?だからこそ、余は滾る。至弱極小、大いに結構!この芥子粒に劣る身を以って、いつか世界を抱かんと大望を抱く!この胸の高鳴り、これこそ征服王たる心臓の鼓動よ!」

「貴様のそういう卑屈さこそが、すなわち覇道の兆しなのだぞ?貴様は四の五の言いつつ結局は己の小ささを分かっている。それを知った上で尚、分を弁えぬ高みを目指そうとあがいておるのだからな。」

「貴様の欲望は己の埒外を向いている。彼方にこそ栄えあり、と言ってな。余の生きた世界では、それこそが人生の基本則だったのだ!」

「笑うがいい!2000年の時が経とうといまだ同じ夢を持ち続けている余もまた、大馬鹿者だ!だからな、坊主。馬鹿な貴様との契約が、まっこと快いぞ!」

*先の領土についての動画の中に、「夢の大きさ・人生の目的」に関するやりとりも。


諷虹 自分を点でとらえる・・・極小の点・・・理数的ですね。
*駿煌会のラインコメントの特徴について
虚空 自分なんかの自覚ではさ、みんなのやりとりの中に風が吹くとか風向きを変える、じゃなくて、余計によどむんだよね。


諷虹 流れを変えようとしていないんっじゃないですか。そのままみんなのコメントを受けいれている感じ。


虚空 よくいえばそうなんだろうけど・・・トランスフォーメーションは起こさないよね。特に話題によっては自分の個人的な感情でどんどん重たく暗くよどませてしまう(苦笑)
それはいつもブログアップのための整理をしていて思うよ。
このフェイトゼロのやりとりをみていると、この肝っ玉の小さいサーバントの方に似ているよね。他の面々はライダー(イスカンダル)タイプだけど。
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