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☆平成最終日 諷虹・虚空やりとり記録③ 「ひぐらしのなく頃に解」を通して

「並行世界」とか「ループ」(同じ過去の時点に何度も戻ってしまう)という要素が前面に出ているアニメに「ひぐらしのなく頃に」というのがあるのですが、(特にコミック版はホラー漫画っていってもいいくらいグロい描写が満載です)、宇宙論のことからこのアニメの話題にとびました。

「運命決定」・・・未来は変えられないと諦めている少女や神様が出てくるのですが・・・彼女たちがどのようにして何度ループしても「殺されてしまう」という運命から逃れていくのか、というのを描いています。

このあたりの描き方が、上原先生の「世界定め」・・・生きる主体は各自であり、構えの変革等々(トランスフォーメーション)によって、変革していける・・・ということと密接につながっていると感じています。




諷虹 「ひぐらしのなく頃に 解」の映像・・・これってそのまんまですね。
(アニメ 第6話 皆殺し編 冒頭  漫画も同序盤)
みんなが思い込みの中で生きている・・・でも真実は全く別の世界にある。

このアニメの主題歌の歌詞
「奈落の花」
さぁ 忘れましょう その未来が
また 血ぬられてゆくなんて
なまぬるい風 とぐろを巻いたら
それがたぶん 合図
抜け出してって 抜け出してって
悲しすぎる運命から
あなたは 奈落の花じゃない
そんな場所で
咲かないで 咲かないで
からめとられて行かないで
音もなく飛び交う 時のかけら
誰がこの手を にぎっているの?
誰がこの髪を なでているの?
今泣いていた もえぎの中で
感じてる 合図
飛び越えてって 飛び越えてって
運命のはぐるまから
あなたは 奈落の花じゃない
そんな場所で
散らないで 散らないで
そして種を残さないで
芽を出せば ふたたび廻るカルマ
抜け出してって 抜け出してって
悲しすぎる運命から
あなたは 奈落の花じゃない
そんな場所で
咲かないで 咲かないで
からめとられて行かないで
音もなく飛び交う 時のかけら
あと、さっきの話からすると、解のED。

『対象a』
あなたの亡骸に土をかける
それが禁じられていたとしても
純粋なまなざしの快楽には
隠しきれない誘惑があった
 どうして罪があるのだろう
どうして罰があるのだろう
 骨の尖はあまりにも白く
無限につづく闇をさそった
何もかもがあざやかにみえて
すぐに消えてしまう
あなたの思い出に鍵をかける
それが損なわれていたとしても
狂おしい愛情の奥底には
抑えきれない衝動があった
かけらをひろい集めながら
夢の終わりを待っていた
罪があるのは諦めているから
罰があるのは求めすぎるから
何もかもが置き去りにされて
まわる まわりつづける
朝がくれば笑えるだろうか
あの日のように笑えるだろうか
失くしたものは何ひとつないと
願う 願いつづける



虚空 あのさ・・・さっきの圭一たちが羽入に言っていた言葉が耳に痛かったんだけど・・・
レナ「あなた、本当に信じてた?」
羽入「ボクは何もできない非力な存在なのです。みている事しかできない、そんなボクが信じていただけで・・・」
圭一「奇跡は起こせた」
魅音「そうだね。私達にあなたが加わっていればきっと勝てたと思うよ。」
レナ「あなたにも運命と戦う勇気が必要だったの。私達の仲間なんだから。」
圭一「行こうぜ」
羽入「ボクは・・・(ためらう)」
レナ「みんなで一緒に行こう」
梨花「行こう、私達の次の世界へ・・・。


諷虹 この世界の設定って「昭和58年6月」なんですよね。
もう平成も終わろうとしているのに・・・あと1時間くらいで終わるという時に、ひぐらしの話になっている・・・

虚空 梨花ってさ、何度もループを繰り返しているうちに、運命に抗えないことが「真真空」になっていたわけだよね。それこそ「運命」が変える事のできない「宿命」。
「運命決定論」というかさ。
だからせっかく常人を超越した特殊能力をもっていても、最初から自分で運命の枠を決めつけているから、それ以外の可能性が全く見えなくなってしまっているし、可能性があるとも思えなくなっている。
それを圭一がいとも簡単にひっくり返してみせたエピソードが転換点になっているわけだよね。
皆殺し編のゲーム大会シーン

(コミック版 開始前・・・ループによって何度も同じ体験を繰り返して梨花と羽入の会話)
羽入「運命には逆らえないのです。運命が変わる期待をしても裏切られるだけなのです。運命は川の流れと同じー上手く泳ぐコツは無駄に逆らわないことなのです。」
梨花「…羽入。もう大丈夫よ、分かったから。もう期待なんてしないわ。」
羽入「そうなのです。期待して裏切られたら梨花が傷つくだけなんです。抗えない運命は受け入れた方がいいのです」
梨花「そうね・・・」(それはこのまま大人しく死ねということだけど…)


(アニメ 梨花がつまらなそうにしている。圭一が声をかける)
圭一「・・・退屈なのか?」
梨花「退屈とはちょっと違うのです。ただ先の見えている展開に興味を抱くのは難しいのです。」
圭一「先のみえている展開?どういう意味だ?これからどういうゲームをやるのかもう知っているのか?(中略)魅音から何のゲームをやるのか聞いているのか?」
梨花「ボクには分かってしまうのですよ。どんなゲームをすることになって勝負の結果がどうなるのか。」
圭一「予言ってわけか。さすがは古手神社の巫女さんだ」
(展開を説明 その通りになる)
梨花「運命には逆らえないのですよ。どんなに抗っても」
圭一「梨花ちゃん、男にとって宿命と運命という言葉には、とびきり熱い意味が籠っているんだぜ!この程度のことで軽々しく使ってほしくないな。
見てろ、この程度の運命なんぞ、この俺がプチッとぶち壊してやるぜ」
(他のゲームに変えさせる)

圭一「梨花ちゃんさ、さっきスゲーつまらなそうな顔をしてたよな。本当はカルタなんかしたくなかったんじゃないか?」
梨花「そうね。今更隠さない」
圭一「ならカルタは嫌だって口にするだけでいいんだぜ。運命だなんて諦めたらそれまでなんだからな。」

ゲーム大会終了後
羽入「驚いたのです。ゲーム大会も今のことも」(中略)
梨花「圭一はカルタの運命をかえ、ある惨劇の運命も打ち破った。運命は変えようと思えば変えられる。この人が教えてくれた。今度の世界は何かが違う。私ももう一度闘ってみよう。諦めずに。運命に立ち向かってみよう。」



虚空 やっぱりさ、決めつけていると、そこしか見ようとしない。それ以外の可能性の方が膨大なのに、それは「あり得ない=ゼロ」ってしてしまうから。
そこは耳が痛いところ。自分なんてまさにそうだし・・・これまで人生の中でいろんな人に「他の可能性だって自分次第でいくらでも開けていけるんだよ」って言われたり・・・あるいはさ、教室とか文章の中ではそういうことを繰り返し説いてきたけどね。
勿論「自分は出来ていないけど」って正直にことわった上でだけど。
今だってさ、可能性はあるんだろうな、って思っていても、敢えてそっちの方を意識的に見ようとしていないよ。正直いって・・・それはやっぱり今の自分は「復讐」っていうか「仇討」みたいな感覚になっているから。
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