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☆新元号「令和」について② アニメや数学からの考察

*2019年4月5日 諷虹宅でのやりとりです。
例のごとくいろいろなアニメや、数学の「複素数」(虚数)などとのことに結び付けてあれこれと考察していますが、そうした内容に詳しくなくても、そこからどんな発想をしていったか等々のことを察して頂きたいと思います。

本当はこれらのやりとりはその日の後半です。
前半は別の話題でした。それらについては明後日にアップ予定です。




諷虹 まどマギなんかでも、困難を乗り越えた先に何があるのかっていったら、単に消えていくだけ・・・。なのはだと、ミッドチルダの組織で出世するとか、シンデレラだとお姫様になってハッピーエンドになりますが・・・


虚空 現象的にハッピーエンドにならない・・・現象的には報われない・・・そういう話は多いよね。だから以前にも話題にしたけど、アニメの「フランダースの犬」とか「鉄腕アトム」だとかの最終回が海外の人にはどうしても受け入れられない。だから海外向けにハッピーエンドヴァージョンが必要だとかね。
見た目の悲劇の向こう側を普通の感覚でみるかどうか。
見た目の世界で報われてハッピーになれなかったら意味がない、可哀そう、っていう感覚がちょっと違うんだろうね。
報われるのは「あの世」でっていうのが基準点だから。
そう考えるとね、この前の「令和」についての意見・・・


諷虹ライン発言
『率直な感想としては、シュッとしてるような、スタイリッシュな感じを受けました。暖色系か寒色系かでいうと寒色系。
「れい」がどうしても「冷」や「零」の印象からクールな印象を引き起こしているような気がします。
それを「和」によってある程度は中和しているのかなーって、感じです。しかし、零の和(0+0+…=0)なんかも連想してしまいます。いつまでも何も詰み上がらない…ような寂しい感じ
反面、「礼」や「霊」と結び付けるとそういった冷たさや寂しさが一転して「神秘性」に繋がるような気もしました。
儀式等のしんとした雰囲気と考えると、寂しさよりも洗練された感じの印象を受けます。
さらにいうと、0の和も実軸(この世的)に考えると0ですが、虚軸(あの世)も考えると、果たして本当に0で何も積み上げていないとは言い切れない、というように思います。
現実的な視点だけだとどうもマイナスな印象に捉えがちになりそうですが、夢世界・非現実的な視点も踏まえた超現実的な視点で見るとそう言い切れない…絶対値的であり、大小のない複素数的な見方だとマイナスだから良い・悪いではないような気がします。
初めて万葉集から持ってきた国産の元号的には、最初にこういった含みのある言葉が選ばれたというのは歴史的にも大きいのかなと思います。
総合すると、段々と(↑の文章打っていくうちにも)愛着が持てていく、良い元号なのかなと私は思います。』
っていうの、興味深い意見だよね。


諷虹 「反逆の物語」(まどマギ劇場版)みたいな部分もあって・・・初見ではマイナスイメージが、よくよく考えると案外いいのかな、とかね。
そういう風にマイナスからプラスになった方が両義性がはっきりして深みが出るんだろうね、って。最初からプラスのイメージをもってしまうと、そうでなかった時にマイナスイメージが・・・


虚空 裏切られた感が伴って離れなくなるわな。


諷虹 リリスパ11話の荒れ方もすごかったじゃないですか。味方だと思っていたのが裏切りで。


虚空 最終的には二重スパイだったということで味方だったからおさまったけどね。
でも、「コトブキ」の方は・・・もっとも出てきたときから胡散臭いキャラだったけどね。
ただ、ガルパンと違ってガチな戦いを描いていたけど、死者が出たっていうような描写はなかったよね。特攻みたいな場面でもちゃんと脱出している描写があって。そこは水島さんらしいかな。


諷虹 ダメキャラの方が最終回で見直されていた。(最終回をふりかえってのいろいろが続く)
キリエにしても武士道っていうか流れの剣っていうか・・・武道で相手の技を受け流すっていうのは自然な流れに身をまませる


虚空 バガボンドの「無刀流」の境地なんてそうだよね。あと忍術の世界での「虚空の極意」。この前ダンデリオンツイッターで紹介されていた武術なんかもそう。


諷虹 サブ爺のセリフで風に自然に身をまかせるっていうので最後に敵に直撃を与えた。
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キリエ『サブジーを墜として、ラハマを攻撃してまだやるのか!この業突く張り!絶対に許さない!』
イサオ「もう、邪魔しないでくれるかな!いくら優しい僕でも怒る時は怒るからね!」
チカ「ダメ、キリエ!このままじゃ暗い海の底に沈んじゃう!ウーミが言ってた。怒りと恨みが重なって石になって沈んだ者は二度と浮かび上がらないんだって!」
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サブジー《飛行機は飛ばすもんじゃない…自然に飛ぶんだ。パイロットはそれに寄り添うだけだ》
キリエ『自然に…飛ぶ!  怒りと恨みが重しになるなら…私を飛ばすのは自由だ!誰にも、誰の空も…邪魔させない』
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イサオ「あれは僕のだ!僕の僕だけの僕の為だけのものだ!僕が手に入れる…僕が支配して、僕が管理して僕が牛耳って僕が!! 他の誰にも触らせない!」
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キリエ『良かったのかな?これで…』
サブジー「何が?」
キリエ『穴を燃やしちゃって…もっと良いものが手に入ったのかもしれないのに』
サブジー「入らなかったかもしれない」
キリエ『…そうだね、サブジー。私は私でいく!全部自分で選んで、自分でやったことだもんね!』
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ザラ「いっそ清々しい気持ちにならない?」
レオナ「え…?」
ザラ「私たちはこれから何だって出来る…そういうこと」
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キリエ 〆のセリフ
その昔、世界の底が抜けて…そこから色々なものが降ってきた。良いものも悪いものも、美しいものも汚いものも…色々なものがあった。そして今、再び世界は閉じられて…私たちは色々なものを失いながら、そして…色々なものを受け取り、掴み取りながら…生きている――生きていく》
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虚空 ある意味では「禊」の感覚だよね。無になったからゆえの無限の可能性。


諷虹 えんどろ~の最後もそうだったじゃないですか。白紙の記録。


虚空 自分は「これだ」とかいうのが縛りになってしまうとね・・・。
純粋なイマジネーションっていうのだって、それだけだったら浅い部分の無意識ばかりが出てきて伸びていくだけ。

もっと深いものとか、意識が封印してしまっているものを引き出すために「型の文化」(器化)とか「論理思考」とか「知識」の添加・・・っていうのが高学年以降・・・大人になってからは重要になってくる、っていうことだよね。
そういったことをみんなが自覚できたのがコトブキの最終回。

さっきの「令和」についての数理的な考察もここいらと深いつながりがあるよね。

諷虹 LINEの時のイメージとしては 0+i とか0+2i とかの実数ではない虚数の部分が付随しているというか、見えていないものが。

ゼロそのものにね、何か白紙のようにプラスにでもマイナスにでももっていけるっていう未来志向的な部分があったり、平方完成のイメージ。+9-9みたいなね、足してゼロになれば、そういったものを自分で付け加えることができて・・・その和はゼロじゃないですか。本当にゼロっていっても+100と-100のように二つに分ける事ができる。
さっきの「もっと良いものが手に入ったのかもしれないのに」っていうセリフじゃないですけど何を取り出すかによってその代償も出てくる。+1000をとりだすと、同時に-1000も生まれてくる・・・


虚空 昔イギリスのホッブズだったかな・・・この発想の原点は力学の「作用反作用の法則」から「万人の万人に対する闘争」っていうのを何かで読んだことがあるけど・・・。
スピリチュアルで有名なのは美輪明宏さんのよく使う「正負の法則」
宮崎アニメだと、ラピュタの中にそういう考えのセリフがあった。


諷虹 まどマギでもありましたね。
「希望と絶望は差し引きゼロ・・・誰かの幸せを祈った分だけ誰かを呪わずにはいられない」


虚空 誰のセリフだっけ?


諷虹 さやかですね。魔女になる直前


虚空 本当にさ、さやかって一番世の中を知り尽くしてしまって精神年齢が上がってしまったキャラだよね。魔法少女の仕組みを体感してしまう。
だからこそ一番最初に魔女化してしまった。
やっぱり正統的な犠牲者。


諷虹 メガほむとクーほむの違いは魔法少女の運命を知っているかどうかがでかいんでしょうね。


虚空 もちろん元号のために集められた学者さんや政府関係者の人たちは、ここで出ているようなことなんか全く想定していない、って言うだろうけどね・・・でも、そういった部分を刺激する元号ということだよ。


諷虹 改めてゼロというものについてですよね。


虚空 まだ目の調子が悪いから読んでいないんだけど、今書店に並んでる科学雑誌「ニュートン」の特集が「無」なんだよね。早く読んだ方がいいんだろうけど・・・


諷虹 「空」なるが故に「無」ですね。


虚空 すべてが「無」から始まったというのが最先端の理論宇宙物理学らしいからね。


諷虹 般若心経・・・
「あったものがない」というのと「最初からない」というのは心の持ちようでも違いますよね。


虚空 例の親戚たちと自分の大きな違いはそこかな。バブル後の日本人もね。一般の公務員には無縁のバカ騒ぎだったけどね。

それこそあの世には何一つ持っていけないしね。とんでもなくバカ高い戒名をつけたってね・・・・。

昔読んだ火葬場の職員へのインタビューでも、棺が燃えて次に衣服が燃えて、生まれたままの姿になってから焼けていく。それは誰もみんな同じだって。高い値段の豪華な棺だろうが何だろうが、燃え残るのは骨と灰。


諷虹 群論の単位元の感覚・・・。足し算の場合だと「0」だけど、かけ算の場合だと「1」。「和」と「積」。足し算の単位元をかけ算に使ってしまうと「ゼロ」になってしまって単位元の定義に反してしまう。だからかけ算の場合は「1」
あと逆元の存在。群である以上は逆元とワンセット。


虚空 「令和」だから「和」で「ゼロ」っていうこと?


諷虹 令和だからこそ単位元を足すことになるのかな、って。ある意味、足されても変わらない・・・見た目はそのまんま


虚空 見た目がそのまんま、っていうのが西洋合理主義の発想でさ、同じゼロでもさっきでていたような虚数部分を実は含んでいる。そう考えると現象世界的には無の積み重ねであるようなことであっても、実は大変な積み重ねとか共鳴が見えない世界の中で起きている、っていうことじゃないの?


諷虹 霊の世界でね


虚空 神話でのやりとりで何度も話題になっている千曳の岩のやりとりでも、決してプラスマイナスゼロ、ということではないわけだよね。それでは停止の世界だから。

そこにどうしたら創造的な喜びに満ちた世界になるか、っていうと、虚数部分があるから。
虚数世界の数は実数のような正負とか大小とかの概念がない、っていうのがここで効いてくる。神々の世界は人間の常識を超越しているわけだからさ。


そうなると、さっきから出ているような現世では報われないから意味がない、ではなくて、現世で報われないと分かっていても、誠意を尽くすことの意義が浮かび上がってくるんだと思う。武士道とかもそれに通じている。

諷虹ライン『果たして本当に0で何も積み上げていないとは言い切れない、というように思います。』

って発言がそれを直観していたんじゃないの?


諷虹 黒猫のウィズで有名になった歌詞の部分があるんですけど・・・
『挑んで負けて倒れても 殴った分はゼロじゃない』
このイベントは主人公が結構負けるタイプの熱血漢でその姿を表している歌詞・・・一部ファンの間では他のユーザーに対しての慰めの言葉としてによく使われています。


虚空 やっぱりどれだけ「見えない世界」を実感していけるかっていう感性の問題だね。そしてまた、それは「垣間見」の世界だから、よほど自分にとっての「当たり前」を一旦オフにしなければキャッチできない。出来たとしてもすぐに捨ててしまう。
それは最終的には「構え」の問題になるよね。受け付ける段階でも、受け付けたことを人生に反映させていく段階でもね。


諷虹 チリも積もればという感覚ですよね。


虚空 「少しずつじゃダメ」とか「チリだからダメ」なんていって、欲張ってしまうとコトブキのイサオのように滅びの道に自ら突き進んでしまうんだろうね。


諷虹 さっきラピュタの話も出ていましたけど、ムスカ・・・超科学文明に狂ってしまった


虚空 ムスカとイサオってそういう点では似ているよね。支配欲の塊。


諷虹 (「コトブキ」についてネット検索)


虚空 それもさ「荒野のコトブキ飛行隊」って題名・・・「荒野」っていう言葉と「コトブキ」っていうのを組み合わせての妙もあるよね。(幸運・お祝い・長生き・・・良い事の塊みたいな言葉)

それをつなぐのが「飛行隊」という空飛ぶ乗り物。


諷虹 「寿司」っていうのもすごい字を当てたなと思いますね。(好字をつかった当て字   江戸前だと鮨)
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