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☆第三項理論に関するやりとり ② 諷虹・虚空やりとり①「主体・客体 集合論的整理」

2019年2月1日  諷虹・虚空
諷虹 今さわりを読んだだけですけど、コーヒーコーヒーよりもこの前の最後に出てきたメルヘンとファンタジーのことに近いのかなとか・・
(もう少し読み進めて)あっ、確かにこのあたりになるとコーヒーコーヒーっぽいですね。
パーソナルリアリティに近いのかもしれませんね・・・「私」がいて「あなた」がいて、「私から観たあなた」・・・たとえば飲み屋でおじさんが何かを言っていて・・・でもその人には会社での顔や家での顔があって・・・でも自分からはそのおじさんは飲み屋で飲んでいるただのおじさんにしかみえない・・・
虚空 難波先生が例としてあげている以外の3つのパターンはいろいろ他にも考えられると・・・ラインでもみんなそれぞれが書いているけど・・・
(図を描きながら)部分集合ですね。真部分集合というか・・・私からみたら部分しかみえないのに、それを含んでいる客体そのものとイコールにしてはいけない・・・
エヴァのマギのようなものも当てはまりますかね。
(人格移植OS・・・3台の自立協議型スーパーコンピューター・・・合議制)「女としての私」「母としての私」「研究者としての私」それぞれのプログラムで動く)
その視点からしかみえない・・・月の裏側はみえないというのと同じですかね。
いかに語り手が神視点のようであっても、登場人物のすべてを知り尽くしているかというとそうではない。
このあいだの琴浦さんの話ですよね。琴浦さんが読める人の心は表面的な浅い部分だけ、って。
虚空 ヒマワリフクロウさんも似たような・・・「意識世界と無意識世界って感じかー?琴浦さん系な感じするー」って
諷虹 無意識世界が月の裏側っていうことですかね。 

オリジナルイラストの難しさ・・・オリジナルキャラだとみんながその背景の設定を知らないじゃないですか。アニメキャラだと見えない部分をそれなりにみんな知っていて、それをふまえてイラストをみるけど・・・・
私以外の視点からみた客体・・・作者視点以外とか、視聴者視点ではない視点からのアプローチ。
虚空 独自の展開でキャラを使ったときに受け入れる人と受け入れない人。公式アンソロジーでもいろいろあるのにね。
諷虹 さっきの(ヒマワリフクロウさん引用の)複素平面上での積分の図のように、特異点を避ける。
歩み寄りですよね。ここに歩み寄ろうとするかどうか。
この議論では絶対譲り合おうとしない。
虚空 この前ソルティさんも書いていたけど、相手目線でどれだけ観てみようとするか・・・。「共感」できるかどうかは別にして「思考実験」でもいいからやってみるかどうか。作家なんていうのはそればっかりやっているわけだよね。
漫画家でも「ひだまりスケッチ」なんかみたいが美術科の生徒が登場人物だと作中のそれぞれの作品もまるで違うように描き分けているじゃない。本当にそのキャラだったらそういう作品になるだろうな、って感じさせるような。
一種の「憑依感覚」。→上原輝男「移り」
*諷虹 アニメ動画(ヲタクに恋は難しい) 「否定はしない。でも共有可能かどうかは別問題」
虚空 アニメでもいろいろと違ったキャラは登場させて、描き分けたとしても、どのキャラに感情移入するかどうかは別、っていうのがあるよね。まどマギのキュゥべえなんて随分意見が分かれたじゃない。スタッフの中でも観客の中でも。
(ある傾向のアニメに関して具体例がいろいろ展開される)
諷虹 理解はできるけど納得はできないというか・・・好みの問題になると思うんですけど。
虚空 そのあたりもさ、どんな背景をふまえるか・・・どんな背景をどれだけ知っていて、どんな風に受け止めているかによって、キャラの印象がまるでかわるわけだよね。
極限値で収束していこうとする部分だって全然違ってくる

「ちいちゃんのかげおくり」を5年生の担任が出張の時にピンポイントでやったんだけどさ、最初の場面での「かげおくりのできそうな空だな」「ここでやってみましょうよ」という両親の心の中をあげてほしい、ってやった時に、ほぼ全員がピクニック気分っていうことで考えようとしていた。
でも2~3人が、まるで違う方向で意見をいってみんながビックリしてさ。その子たちは「だって 出征の前の日 って書いていあるから」というようなことを言って・・・。
その一言をふまえるかふまえないかで、収束する部分っていうかな・・・その方向性がまるで違っていたわけだよね。
諷虹 特異点的なことだと、意図的に無視というか気にしようとしないことがあるんですよね。「黒歴史」にしてしまう。設定の積み重ねをないことにしてしまう・・・そういうファン心理が働くこともあるんですよね。
公式が追加した要素であっても受け入れない・・・スルーしちゃう。
それでいつのまにか公式でもないことになってしまう。

逆に作品の信者レベルのファンだと、そういうこともすべて受け入れなければならないと考えて、公式がないことにしたものまで真面目に受け入れて何とか自分の中でまとまりをつけようとして・・・苦しみ抜いた末にアンチになってしまうとか・・・。
こだわりの強い人って違う視点には絶対立とうとしない。
それをやったらその作品のファンではなくなってしまう、っていう変なこだわりがあるから。「ここは絶対譲らない」って。

人間ってヒマな生き物なんですね。・・・心に余裕を持っているがゆえの・・・と「寄生獣」のセリフにもあったんですが・・・
(引用 道で出会って 知りあいになった生き物が ふと見ると死んでいた そんな時 なんで悲しくなるんだろう そりゃ 人間がそれだけヒマな動物だからさ だがな それこそが人間の最大の取り柄なんだ 心に余裕(ヒマ)がある生物 なんとすばらしい!! だからなあ・・・ いつまでもメソメソしてるんじゃない ・・・)
虚空 異なる解釈があって当然なのに、それがない・・・自分はそれを許さない・・・そんな構えだから、ネットの炎上とかも起きるんだろうね。うっかりアニメの感想でみんなと違う意見なんていえたものではないよ。多くのアニメファンのみているサイトでなんか。
第三項というのがどういったものなのかはまだ分からないけど、「AかBか」という対立構造だけになっている発想
諷虹 {客体}⊃{主体が捉えた客体}であって、 {客体}={主体が捉えた客体}ではないんですね。 
へたくそな脚本なんてそうですよね。誰も知らないことをいきなりひっぱりだして話を展開されてしまう・・・あの脚本家のように・・・
虚空 後だしジャンケンだよね。
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