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☆老子「三宝」 エヴァQ談義を中心として ⑧「いろんな自分を共存させる境地」

「自分」ということにこだわりすぎると、「他のものは受け付けない」という構えになってしまいます。あらゆるものを「取り込む(添加する)」構えを会得すればするほど世の中が全く違うようにみえてくる・・・本当にそれが「現実」になる、ということです。世界定めの主体は自分にあるということです。
平成3年 4月6日 児言態「藤岡善愛先生を囲んでの会」でこのようなやりとりがありました。参考のために紹介します。
TN 聞いてばかりいて申し訳ないんですけど2年前だったか・・・生命力と想像力・・・イメージの強い子が生命力が強いってやったでしょ。その時は我が身と考えずにやっていたんですけど、最近我が身を考えるにあたってイメージが貧困というか湧かないというか・・・それは生命力がないっていうことですか?
上原 それは押さえているからですよ。「私」が押さえているからですよ。私を潰してしまえばイメージなんて出るに決まっているんです。だから「私」という個人を捨てることですよ。そうしたらパーッと広がって出てくるんです。
藤岡 あのね、「私」っていうのは「一人きり」と思うからアカンのですよ。「私」っていうのは何層もあるんです。一番上の「私」なんていうのは気楽にどうかして(?)・・・なんぼでも下から私が出てくるから・・・安心して。
TN 向いたら何も出てこなかったりして・・・。
虚空 タマネギからっきょうみたいに・・・
上原 いや、思い切ってむいてごらん。なかったらなかったでいいじゃない。
TK もともとない。
TN それがおそろしい。
藤岡 それは大丈夫。こうして生きているいじょうはね「私」っていうのは少々剥いてもまだあるの。遠慮無しにどんどん剥いていって。ありますから。
・・・普通に言っている「私」っていうのは、やっぱり「こうでこうしてこう」と常にみている「私」ですよね。それを捨てろと言っているわけです。ですけどね、まだあるんですよ。捨ててもまだあるんです。・・・最後にもし「魂」というのがあるとすればね、「私」っていうのを捨ててもまだ私を成り立たせている「魂」というのはあるんですね。騙されたと思うてやってみれば分かりますから。
(江戸時代の絵師の話題)
「奇想天外」
奇想天外の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典
きそう-てんがい【奇想天外】
普通では思いもよらない奇抜なこと。またそのさま。▽「奇想」は普通では思いつかない奇抜な考え。「天外」は、はるかかなたの空、思いもよらない所の意。「奇想天外より落おつ」の略。
諷虹 やっぱり芸術家って降りてくるんですね。 
虚空 「降りてくる」っていうからには一種の憑依・・・自分の器化。
「自分」っていう意識をなくさないと器にならない。
そういうところも今回の老子さんの言葉からエヴァQとかモーパイに全部貫いてきたね。
*駿煌会大前提である「光の三原色」「意味論 コーヒーコーヒー」の話
諷虹 コンスタントにつきぬけていけるものって限られてくるじゃないですか。ある程度習得したら一区切りして、自分の中でそれが完成形として保管しておきたくなる・・・新たな要素を排除して、その一旦の完成品をそのままにしておこうという風に動いてしまうんだと思います。

新たな要素をどんどん添加して、広げていこうと思える分野って自分との相性だったり興味だったりが影響して案外限られてくるのかなって
なのはA’sを通しでみたのは久しぶりだったんですけど、自分の原点とかなつかしさが・・・
同じシーンをみても感じ方とか考え方がね。社会人になった友達がシロバコをみて見方が変わったとかね。
ヒマワリ 夢と現実だーな。
虚空 今日のポニョと「おうち意識」についてが「境界領域」とかでつながってきたんだけど、内と外のくりかえしが「死と再生」になるわけだよね。おうちには寝に帰ってくるというのは「死んで生まれ変わる」。毎日再生をしている。

その行き来がなくなると現実・非現実の構え・・・行き来していると「超現実」。
で、英才児は夢モードと現実モードが切り替わるだけじゃなくて同時進行している部分もある。
ポニョの仕組みの中には「新たな再生」のための「受精」っていうイメージに該当しそうな場面がいくつか出てくる。それこそ子宮に着床させているような場面も。
そのときにポニョでは妹たちが精子の役割をはたしている。
で、50円玉君の本棚には「進撃の巨人」の原作があるんだけどさ、考えようによってはあの壁が卵子の殻でさ、そこに群がる巨人たちが精子、っという見方もできるんだな、っていう話になった。

構造的にみるとつながりが見えてくる・・・同じじゃないかって。

巨人が群がって壁をぶち壊したから、主人公の少年は外に出ることを実行に移せた。
しかもね、外は危険いっぱいの世界。だから殻の中に逃げ込みっぱなしではなくて、だからこそ外に出ることができた。
巨人に対してはそんな感情は抱いていないだろうけど、真のライバルなんていうのは想定外の世界に自分を誘ってくれる存在・・・バガボンドのように慈しみの心で命のやりとりをする。
集団じゃなくても自分のカラを壊しに来るやつを「新生」「甦り」「トランスフォーメーション」のための精子として捉える・・・それが日本人は出来ていたんだろうね。
まあ今の自分は自分の人生を滅茶苦茶にしてくるあの親戚たちをそういう存在として慈しもうなんて思いたくもないけどね。
諷虹 スターライトブレイカーの特性のひとつで結界を破る能力があるんですよね。それもさっきの「集めて」っていう意味でね
虚空 ・・・あれ、あのさ、今ここからさ・・・何書こうとしたんだっけ、何だっけ。何だと思う?
ヒマワリ えっ結界を破るってとこ?ATフィールド
虚空 ああそれそれ・・・ATフィールド。
諷虹 まどマギのくるみ割りの魔女をっていうときにまどかの弓で独自の法則によって形成された遮断空間(ソウルジェム内に作られた空間)をやぶってほむらを救い出して、二人で弓を射って、観測するための干渉フィールド(QBの観測部屋)を破壊した・・・
虚空 あのさ、このはな綺譚ある?花嫁人形。
夢と現実のつかまえかた・・・。
(アニメを視聴する)

ヒマワリ (途中)なんかこわい・・・(人形)こわいこわい・・・
(観終わって)

虚空 「夢のような日々だった」・・・っていうことは・・・現実って何っていうことで、夢の世界を現実として受け入れて本当に楽しい気持ちに包まれて成仏していったっていうお話。意識によって「夢の世界」と「現実の世界」が普通に転換しうる。

*嘘と現実・・・アニメ「このはな綺譚」第8話のセリフより
嘘をつかなくなると現実は残酷なくらい変わり映えしない
妄想も空想もすべて含めて現実なのにね
(しばしこのはな談義)
諷虹 なのはA'sは逆じゃないですか。夢の世界と決別。
虚空 大前提が違うんだよね。夢と現実を対立だとか共存だとかというのではなくて、錯綜しているっていうね。本人が心からそう思っていれば夢の世界も現実、って。

超現実。「時間・空間・ジンカン」が人間の意識次第・・・人間の主体性次第。
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