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☆2019,01,19 諷虹宅 ヒマワリフクロウ・虚空④ 「上原先生の言葉から・・・教育者を目指す覚悟・母国語と人間性②」

虚空 詳しく言葉にできればできるほど本質に近づけることができる、っていう幻想に現代人は囚われすぎているんだろうね。
今、上原語録の中にこんなのがあったのを見つけたんだけど・・・
*上原語録より
「言葉を沢山持っている」で「持っているから言える」というのと「持ち過ぎていて言えない」というのがあるんです。
 素晴らしいのはスッと言いたい言葉が出てくることですよ。国語学者が幸せですか?いちいち自分の辞書を思い起こさなければならないんですよ。これが自然な状態ですか?

 伸び伸びした子っていうのは、辞書めくりをしなくてもパッと言葉が出る子ですよ。その言葉以外はみつからない、というような言葉がパッと出る子ですよ。 辞書を使わない子の方が幸せなんじゃないですか? 
虚空 これを読んでヒマワリフクロウさんのことを思いうかべた。
さっきのあなたのツイッターの文章とかね。あるいは「のんのんびより」の感想文とか。ああいうのがスッと出てくる。
しかもね、どう書けば読み手に対して効果的か、なんていう計算はしていないでしょ。辞書的に言葉を処理していないで。
そんな風にさ、それぞれが違った文体になるでしょ。コバルトブルー君だったら情熱的というかさ、熱のこもった文体。
諷虹君は諷虹君、ソルティさんはソルティさん。虚空は虚空。
諷虹 自分の場合は熱量を三段階くらいに落として書くんですよね。
虚空 でもこの前のインフルエンザの時に書いたアニメ感想文は熱量があったじゃない。
諷虹 あれはあんまり落としませんでしたね。でも普通は控えめにというか一旦書いたのを消して、さらに落として・・・それで滅茶滅茶時間がかかるわりには言いたいことが言えてない、っていいうのがよくあります。
虚空 自分はどうしても理屈っぽくなっちゃう。
まあ文章にはそれぞれに相性もあるから一概には言えないけど、「共鳴」っていうことからいえばヒマワリフクロウさんの文章はいろんな人と共鳴しやすいんじゃないかな。
諷虹 話し言葉そのまんまみたいな。
ヒマワリ そう! そうなんだよね。
諷虹 それが出来ないんですよね、私は。書くとなるとできない。
虚空 一時期ね、ヒマワリフクロウさんの文章のような言い回しで書いてみようとしかけたんだけど、やっぱり自分で自然に書いているという風にならなくてね。
諷虹 文字に起こすと自分を客観視してしまうんですよね。「こんなテンションでは言わないだろう」なんて思っちゃう。しゃべっている分には、その一瞬一瞬でしゃべっているわけですからね。気にしているヒマがないとか、思いついたまましゃべっちゃうとかあるんですけど・・・酔いがまわるとさらにそれが激しくなる。
それは常に人目を気にしている・・・
虚空 児言態用語でいう「言語操作性」・・・他人をどのくらい意識して言葉を使うか・・・操るか・・・なんだけれども、多分ね、ヒマワリフクロウさん以外の4人はなんだかんだ言って他人の目を気にしている度合いが強めなんだよ。コバルトブルー君なんかは、熱弁をふるうタイプでしょ。
ヒマワリ そうそう!私も今日それを言おうと思ってたの!
虚空 弁論部とかの感じ。
でもあなたは自分の心と共鳴しあうのに一番ふさわしい言葉をポンポンポンポン出してくるんだよ。
ヒマワリ (笑い)
虚空 だからさ、さっきのあなたのツイッターの短い文章だってね、虚空が書いた説明文とは違った雰囲気の言葉になる。のんのんびりよりの感想だってさ。
そりゃね、他のメンバーがあなたと同じように書けっていってもね・・・だからコバルトブルー君だったら、あれが「らしい」文体。ソルティさん、諷虹君、それに虚空、それぞれが上原先生の言葉でいえば「『人生の糸紡ぎ』そのものです。」っていうこと。誰のがいいとか悪いとかではない。
諷虹 だから私なんかは心にブレーキかけてブレーキかけて書いているような気がしますね。つまらない、というほどでもないんですけど、動かしながらね。でも心は動いていないんです。止まっているものをそれなりに動かして現場検証をしているみたいな感じで書いている、というのはありますね。
虚空 自分なんかは幼い頃のクセが残っているっていうのはあるかな。もともと同い年の友達がほとんどいなかったからそういう対等な立場で気軽におしゃべりするっていう体験はほとんどなかったわけだよ。それは大人になってからでもずっとそうだけど・・・。

で、うちの母ちゃんがやたらと言葉遣いに厳しかったんだよ。どんなにおだやかな会話をしていても、ちょっとでも気に入らない言い回しをしたり相づちの打ち方をすると、いきなり怒り出すとかね。「何!その言い方!!」なんてね。あとお説教の時には「どうしてそんな事をしたの!!!」って徹底的に追及された。だからね、いつでもビクビクビクビクしながらしゃべってた、っていうのがあるんだよ。

あとはね、徹底的に追及されてばかりいたから反射的に説明調になる癖がついちゃった。それが他人には「素直に認めずに言い訳ばかりをしている人間」っていう風にしか受け止められなくて随分悩んだよ。中学校の時に保健の先生に あなたはすぐに「だって」って言いだす! と叱られたことがあるんだけど、本当に幼児期から追求を受けることの繰り返しで自然に身についてしまったことだから、なかなかね・・・今でもそれは随分残っている。
ヒマワリ いつから私の言い方はこんな風になっていったんだろうね。
虚空 それはやっぱりあなたのお母さんの影響は大きいだろうよね。
ヒマワリ そうかも。中高の頃は意識したことなかったけれども、短大くらいの時に友達から「あなたは聞き上手だよね」って何気なく言われて「エッ?」って。どっちかっていうと一方的にしゃべってばっかりいると思っていたから「聞き上手?」って。「あいづちの打ち方とかが優しいよね」とかも言われて・・・嬉しかったよね。
虚空 計算してしゃべってないことがそう感じさせるのかもね。感情の抑揚そのまんまだから、相手は「ああ、私の言葉に心で反応してくれてる」って思えるんじゃないかな。そこがさ、自分みたいにいつもビクついてばかりいるとね・・・
諷虹 私もあいづちが単調というか抑揚がないんですよね。心が動いていないことを装っちゃうみたいなことがあるのかな、って。
虚空 だからさ、自分なんて他人とやりとりして話すのには本当に慣れていない。だから例の親戚とかには言葉が馬鹿正直すぎるとか、もっと大人のやりとりができるようにならないとダメとか散々言われ続けてきたけどね。
もっともあの連中をみていると「自分の利益をあげるために、どれだけ調子よく言葉を使うか」っていう計算ばかりしてのかけひき話術だから、そんな言葉の言い方なんて身に着けたくない、っていう気持ちは若いときからずっとあった。それが馬鹿正直っていえば馬鹿正直っていうことなんだろうけど・・・それで損をしていると言われても、「あんな連中たちのような他人を踏み台にしか考えないような人間には絶対なりたくない」っていう気持ちは今でもあるよ。特にここ数年は尚更ね。
でも、自分で「話すのが苦手」って言っているわりにはベラベラ話すね、というのも大人になってからはよく言われた。でもそれだって、話すのが得意だから話すんではなくて「加減が分からない」っていう感覚なんだよ。
ヒマワリ そう?分かっていると思うけどな・・。別にしゃべりすぎ、だなんて思った事ないし。
虚空 それが自分では分からないんだよ。
諷虹 私は小学校のときには全然しゃべらなかったのが中学、高校とあがるごとにいい意味で教師をなめだしたというか・・・。友達感覚で話すようなことをやって、それに目覚めたというか。そっちの方が面白い事いえるな、っていう感じがあるのかなっていうのはありますね。
虚空 ここでのやりとりってさ、ラインのやりとりもそうだけど、それぞれのペースでね、やりとりしてるじゃん。そこにそれぞれのいろいろなタイプの構えが反映している。
諷虹 ラインでも一度文を打っておいて、書き終わったら全部削除してしまってそのまんま、っていうのがよくあります。Enter 押す前に読み返して「これないな」って思って全部消す、っていうことが何回もあるんです。
ヒマワリ 私は「まとまんないけどいいや、行っちゃえ!」っていう方が多いわ。
虚空 自分の場合は特に最近は読み返そうとしても文字がよくみえていないから、そのまんま送信しちゃう。
ヒマワリ 私は一応全部読み返すけど
諷虹 なんか議事録に残るみたいな不安がある
ヒマワリ プレッシャーがあるのかもしれないね。
諷虹 特に文章に書いたものって、自分が発言したものとして出るじゃないですか。それがやっぱりさっきの傷痕じゃないですけど、「こういうことを言っていたんだな」って冷静になったときに何か嫌だというかね。そういう感覚がずっとあるんですよね。いまだに。
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