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☆学修塾ダンデリオン 1月22日ツイッターに関して 諷虹・虚空 やりとり② 「逆縁」

虚空 バガボンドのことも引用してたけど、あの世界だって「この先」を考えるか考えないかの覚悟っていうのがよく出てくるじゃない。象徴的だったのは、吉岡道場の大勢が武蔵一人を狙う場面。武蔵は「今」に生き切る、いつ切られてもという覚悟。対して吉岡の多くは「帰ってから食べるよ」とかいって、自分は生きて帰れると決めつけていて・・・結局みんな切り殺された。
そんな極限の中での命のやりとりをする対決の相手だからこそ、究極の「親愛の情」を抱くんだろうけど・・・寿命を感じる日々を送っていながら自分には全く創造できない境地。
諷虹 文の中で引用っされている言葉
武術研究家甲野(こうの)善(よし)紀(のり)の言葉を参考にしてみます。
「逆縁(ぎゃくえん)も、出会いの最高形態である。」
愛しあったり尊敬しあったりするのを「順縁(じゅんえん)」とすれば、武人同士が命懸けで戦うのは「逆縁」となりますが、それもまた、互いの全存在をかけた、最高に熱いコミュニケーションである、ということです。
これって  なのはA’s   にもよく出てくるセリフに通じますね。シグナムとフェイトのやりとりとかで。
虚空 騎士道精神として描かれていやつだね
諷虹 九話ですね。
・「(なのは→ヴイータ)悪魔でいいよ。悪魔らしいやりかたで話をきいてもらうから」
・「(シグナム→フェイト)こんな出会いをしていなければ、私とお前は一体どれほどの友になれていただろうか」
・「(シグナム)我ら守護騎士、主の笑顔のためなら騎士の誇りさえ捨てると決めた」
これもある意味で道ですね。騎士道を外れて外道に落ちる。
虚空 この前の火曜日、CSでのタイガーマスクの最終回だったんだけど、クリーンファイターになっていたタイガーが虎の穴を壊滅させるために、すべてを捨てて大反則の限りを尽くして・・・多分ボスを試合で殺した。そして密かに海外へ去っていった・・・
諷虹 この大反則をする時って、マスクをはがされた時じゃないですか。それで悟ったような笑いをして・・・タイガーマスクであり伊達直人であるという状態
虚空 虎の穴で叩きこまれた反則をすべて返して伊達直人に戻るという・・・器の中のものをすべてブチ開ける・・・。この前ラインのやりとりであった「黄泉の国」だよね。汚れた部分を出し切る。それでどんなに自分は汚名を着せられ孤独になろうが・・・その覚悟が命がけであったから。
諷虹 ちょっと話もどりますが、考えてみれば なのは と フェイト だって逆縁が結ばれたようなものだし、ドッグデイズも。まああれは順縁が逆縁になってまた順縁になったようなものですがね。
虚空 だいたい なのはシリーズ の基本ってそれだよね。人間関係もそうだし。
あとは身分。時空犯罪者で執行猶予ながら裁判で有罪になったフェイトが、執務官・・・この世でいうところの捜査を行う検事のようなポジションとか、はやてが機動六課・・・自衛隊の特殊部隊の隊長のようなポジションについている。
他にも犯罪者が改心して管理局に協力を申し誰ば、受け入れてしまうんだからミッドチルダって不思議な地球外世界だよね。
諷虹 シスターもいますからね。
逆縁の集合体のようなものがガルパン劇場版の大洗女子チームですよね。それまでの敵チームの隊長たちがどんどん仲間として参戦して・・・
虚空 上原先生が心意伝承の研究で引用していた折口先生の言葉
『従来親愛と尊敬との極致を現して来た殺戮を、冒涜・残虐と考へ出したのは、抑既に神人交感の阻隔しはじめたからのことである。』(髯籠の話)
諷虹 「暗殺教室」みたいですね。自分たちの学んできたすべてを込めて、自分たちの手で大好きな「殺せんせー」を殺す。一番慕っていた渚が代表してとどめを刺す
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☆学修塾ダンデリオン 1月22日ツイッターに関して 諷虹・虚空 やりとり① 「人生のなかの因果関係」

諷虹 ダンデリオンさんのツイッターをみて、コンステレーション(constellation)っていうことから水樹奈々の PHANTOM MINDS  の中のサビの部分を思い出しまして・・・
PHANTOM MINDS
水樹奈々
いつも探してたんだ 本当の笑顔溢れる場所
微かなその温もりに未来を映して動けずいた
見えない明日に希望を重ねて
不安な夜を繰り返すより
今ここにある小さな幸せを守りたい
蒼く澄んだ瞳に浮かぶ 名前もない星空に
僕だけが知ってる夢の座標-星座-をそっと記す
例え深い闇の中 消えてしまったとしても
君へと続くこの記憶は決してなくすことないよ
「教えて…?」 君が初めて触れた僕の心の扉
一人で過ごす時間にいつの間に慣れてしまっていた
胸を刺す痛み 届かない思い
気付かないように嘘をついた
寂しさに理由なんてあるはずないと思ってた
あの日出会った奇跡は
誰にも想像できない物語のプロローグに繋がっていく
ありふれた言葉でもいい真っ直ぐに伝えたいよ
君の元へと羽撃いていく
「行こう…」もう迷わない…
諷虹 この中の特にこの部分・・・
『蒼く澄んだ瞳に浮かぶ 名前もない星空に 僕だけが知ってる夢の座標-星座-をそっと記す 例え深い闇の中 消えてしまったとしても 君へと続くこの記憶は 決して失くすことないよ』
「なのは」って星に関するキーワードが多いじゃないですか。スターライトブレイカーとか。なのはのチームもスターズ。
虚空 配置による人間がある意味で勝手に意味づけたイメージ・・・そこからの解放っていうことと、意味付けやバタフライエフェクト的な部分とのかねあいをどう考えるか・・・・
諷虹 この僕だけが知っている星座って「図式化」ですよね。だから「俯瞰視点でみる」という部分もあるのかな・・・宇宙をみて人生観を悟る・・・今の自分達の・・・なのはとフェイトの二人の距離感や人生をとらえるために一旦図式化しているという感じなのかな?
そしてのその「夢の座標」を「星座」と読ませている。
虚空 イメージの投影っていうことなんだろうけど、それを確認のために図式化して確認したあとだよね。この老子の言葉をふまえてどう考えるか・・・
『それを、特別に複雑な因果関係の絡み合いというふうに思い込んで、何が何でも原因理由を究明しようとするから、かえって混乱するのでしょう。』
今思い出したんだけど、昔の小津安二郎監督が撮った日本映画で・・・「秋日和」だったかな・・・縁談をもちかけて話をこじらせた当の本人であるおじさんたちが「人生なんて案外単純なのかもね、それをみんなで寄ってたかって複雑にしている・・・」なんていうことを語り合ってた場面があった。正確な言い回しは覚えていないけど。
あれって小津監督が老子の言葉から発想したドラマだったのかも・・・。
*帰宅後にセリフ確認 A B C 3人のやりとり
A しかし世の中なんて、みんながよってたかって複雑にしてるんだな。案外簡単なものなのにさ。
C それはお前達のことだよ
A・B (笑)
諷虹 簡単なことの積み重ねで、っていうのとつながるんでしょうけど、高専での初めてのレポートをまとめた時に、数式の一行一行の意味を積み重ねて複雑な数式をつくる時に、一歩一歩はそれほど難しいことはしていないんですよね。
虚空 この前、なんかの数式を見た時にさ、自分は全体をパッとみてなんだこれ、ゴチャゴチャして、と思ったけど、諷虹君はそれをパッとみてある文字の塊同士に分けて、本質的に言わんとしていたポイントをみつけたじゃない。
諷虹 フーリエ変換の式ですね。この前 T・K先生の送ってきた資料の中にあった
虚空 単純なものから複雑、複雑なものから単純っていう両方向の変換がフーリエ変換にはあったけど、やっぱりそういう両面っていうことかな???
「フーリエ変換」と「フーリエ逆変換」
諷虹 SHIROBAKO の「小さいことからコツコツと」っていう宮森の口癖。巨匠のセリフで 目の前のことを片付けていたらここに来ていた っていう。
虚空 この前の武豊もそうだろうね。4000勝を目指していたわけじゃなくて、一つ一つの勝負の結果から何かを地道につかみとっていった結果・・・。敗戦や失敗から学んだことの積み重ね
諷虹 対極的にみすぎたインタビューに対して「普段通りやるだけです」っていうのはまさにその感覚なんでしょうね。
スラムダンクの山王戦冒頭で「同じ2点だピョン」っていうのもね。あの一言で流れを自分たちのいつものペースに戻してしまうわけですからね。

☆2019,01,19 諷虹宅 ヒマワリフクロウ・虚空⑨ 「バタフライエフェクト」「生態研究の授業と心意伝承」

ヒマワリ 手の届く範囲っていうことで・・・バタフライエフェクトだっけ。一羽の蝶の羽ばたきがいつかは嵐になってしまう・・・風を起こす・・・とういう感じかな、って今思った。
いつかこのブログがとんでもないところにまで広がって・・・
(児言態の活動との関連)
(諷虹からは なのはシリーズの冒頭セリフ「小さな小さな事件」とバタフライエフェクトとの関連)
ヒマワリ 宇宙空間からみたらちっぽけな話・・・
虚空 そりゃ人間の悩みも考えも宇宙全体からみたら埃にもならないよ。特に物質的にみたらさ。
でもね、「波」って言う風に考えると、波ってどんどん伝わって広がっていく。共鳴しあったりするものでしょ。
それこそこの前の授業のように小さな個人が、大きな自然や宇宙の波と共鳴しあえるということをやったわけじゃん。
ヒマワリ この前みた錯綜の図(11月3日の立体グラフ)もそうだよね。(思い出を語る)
こうみたらいろいろと見えてきました、とかを感じていた気がする。
虚空 「錯綜」っていうのだって単なるクロスではなくて、そこからの共鳴で新たなものが生まれてくるということだろうからね。
(補足 
1、アニメ「君の名は。」・・・「紐」による 時間、空間、人間(ジンカン)を錯綜するたとえ話。
2、複素数=complex number  直訳すると 複合した数  実数と虚数が複合したという意味
虚空 駿煌会ホームページの用語解説欄もなかなか進んでいないけど、本当はそれぞれが自分流の説明を書いて並べられると面白いんだけどね。変に統一しないでさ。よく諷虹君がネット検索ででしてくるサイトがあるじゃない。いろんな辞書の解説文が紹介されているやつ。あんな感じで。
それぞれの分野からの違った切り口を重ね合わせることで観てくる何か・・・とくに専門外の意見も交える意義 ということから教科担任制の私学や中学校・高校の学校体制についての話になっていく  聖徳のカリキュラムについての話もまじる)
諷虹 今、バタフライエフェクトについて調べてみたんですけど、まんまカオス理論につながるんですね。
バタフライエフェクト(バタフライ効果)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E5%8A%B9%E6%9E%9C
力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象[1]。カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現である
ヒマワリ カオス理論?
諷虹 混沌
ヒマワリ えっ!そうなの!!!
諷虹 の用語っぽいですよ。
ヒマワリ へー
虚空 あなたはどっからバタフライエフェクトって持ってきたの?
ヒマワリ なんかビデオ屋さんかなんかでみて・・・
諷虹 蝶の羽ばたき一つがテキサスの大ハリケーンになるか、みたいな。先が読めないということですよね、それだけ。カオスっていうのは。
ヒマワリ なるほど・・・さっきの上原先生の言葉をかりるならば、そのバタフライエフェクトと言う言葉が私の辞書に残っていたという感じかな。特別そんな意味があるって分からなかったけど。
虚空 これを日本的に言うと「風が吹けば桶屋がもうかる」っていうんじゃない。
ヒマワリ なにそれ?
(諷虹が解説)
虚空 そういう風に思いもよらないことに影響がでることが世の中にはいろいろあるよ、っていうたとえばなし。
ヒマワリ 今の時代でいいうと「みんな髪の毛そめる」→「はげる」→「ヅラ売れる」みたいなことじゃん。受ける!
虚空 まあかつら業界はそういったシナリオを描いているだろうけど、消費者側からすればそんなことは想定外だろうね。
諷虹 私が「羽根ペン」ってどんなんですかね、ってさりげなく言ったことで絵を描く人が一人増える、っていうのも(笑)
(しばしこの話題)
諷虹 バタフライエフェクトって実際に風が起きているわけじゃないですか。羽ばたきによって。そのちっちゃい羽ばたきを毎週こことかラインで反響させあって反響させ合ってとてつもない大きなムーブメントになっていく・・・
あの葛西先生からの雪の道の記事もそうじゃないですか。あれからどんだけガルパンとかに結び付けて語り合ったんだ、って。
虚空 さっきから言っているけど、この駿煌会って、教育関係者だけのやりとりとは全く違った次元でのやりとりが蓄積されている
諷虹 「万年中二病」っていう一言だけで一日中やりとりしているわけですからね。
ヒマワリ 「君の名は。」とかね・・・。(注 どちらの言葉もヒマワリフクロウさんが何気なく書いたことが火種になって大きく話題として広がった)
虚空 だからさ、ヒマワリフクロウさんも相当羽ばたきをばらまいているんだよ、この二人(諷虹・虚空)に対して。
ヒマワリ 本当だね・・。でもキャッチしてくれる人がいなければ・・・
諷虹 それもまた共鳴ですよね。言葉っていう音でラリーをしていくうちにどんどんどんどん蓄積して。原子同士が何回もぶつかりあうことで化学反応が起きるみたいな。その感覚がありますね。
ヒマワリ やっぱ、キャッチする人の心がないと無理だしね・・・。すごい、面白い。
(補足 児言態50周年でも何度か出てきたように、そのキャッチ力のベースの一つとして大事なのが「心意伝承」ということ。

折口先生の万葉人の感覚や、古来からの神話的思考、古典の裏側にある発想・・・等々、が教育者の資質として大切だということを、盛んに上原先生は学生に説いていた。
それは単に教養としてではなく、そうした感覚をみがいておかないと子ども達のさりげない発言などの価値を見出せないから。

特に「生態研究」の授業においては重要。テクニック(技術)ではできない領域。

では蓄積を積んだベテランでないとダメなのかというと、そうではない。駿煌会の若手面々がその見本。それも上原先生が盛んにいっていたことだが、教育というよりも「人間そのもの」という根源に対しての好奇心があるかないか。それがあるだけで、子ども達の言葉には的確に反応できる。

それは知的には意識化されていなくても、心意伝承は個々の中に誰もが持っているものであるという大前提があるから。関心さえもっていて日頃からそうしたやりとりや思索をしていれば、無意識にでもキャッチして、響き合える)
諷虹 バタフライエフェクトの一言でここまで話が盛り上がるっておうのもね。
ヒマワリ 本当だね。あの半分寝ているような状態で「バタフライエフェクト・・・」って言ったことがね。
諷虹 (ネット解説をさらに読み上げる)非常に小さな事象が因果関係の末に大きな事象に・・・。そういう意味ではまどマギってそうじゃないですか。まどかの願いをなかったことにしようとしたら宇宙の改変を2度起こすくらいの大きな因果の糸のからまりになっていった・・・
虚空 さっきも言ったけど、個々人を物質的な量としてしかとらえなかったら、大宇宙の中でないようもなもだけど「波」として考えたら決して侮れない。波だからこそいろいろなところに響き合って大きな力になっていく。

歴史をふりかえったってそうじゃない。たった一人の出来事が大きく歴史をかえる原動力になるなんて、いくらでもそんな実例はあるだろ。共鳴して。
(補足 いわゆる「宗教」のはじまりなどもその例。たった一人からはじまった教えが何千年たっても非常に多くの人間や文化等々に影響を及ぼしている)
虚空 それが今の世の中はさ、もちろん負の部分もあるけれど、ネットによって響きが広がる速度も範囲も昔とは比べ物にならないくらいになっている、っていうのがあるじゃない。
諷虹 そういう意味では不用意なことは言えないのかもしれないですけどね。
虚空 そりゃね、何も考えずにベラベラとネットでつぶやいたら今の世の中はね・・・そりゃツイッターなどでつぶやいた失言があっという前にネット拡散して、日本中、世界中から非難を浴びせられる世の中だからね。

でもかつてだったら、それだけ自分の考えを発信しようとしたら膨大な資金が必要だったのが、ネット接続さえできれば可能になっている、っていう部分もある。
最終的には人間性の問題に行きつくよね。よく酔って書いたことだから覚えていない、なんて言い訳して余計に顰蹙をかっている人がいるけど。
諷虹 そうしたことも大きな効果をおよぼすっていうことですよね。
虚空 駿煌会のやりとりって、本当に「あの一言で」とか「あの紹介したサイトで」とか・・・そういうことの繰り返しじゃない。それに対してそれぞれが自分の観点で響いていって、からみあっていく。共鳴しあっていく・・・。
ヒマワリ そこいらじゅうに「その一言」はころがっているんだね。そこにどう惹かれたかが「履歴」としてどう残るかが自分次第っていうことだよね。
諷虹 人から誘われた時に、それにどう応じるかによっても流れって大きく変わっていきますよね。パラレルワールドなんてまさに・・・
虚空 どっちがいいとか悪いとかじゃなくてね。それぞれの人生として展開していくわけだから。
あの時に体を壊さなければ教師を続け照られたのに・・・っていう想いは当然あるんだけどさ、でも一方で続けていたら、こういう出会いもないし、駿煌会なんていうのもない。そういった枝分かれした別人生が無数にあるんだろうけど、今この人生を送っている以上は、この流れをしっかりと進めていくしかないもんね。
ヒマワリ そうなんだよ・・・本当にそうなんだよね・・・。
虚空 ずっとブログにやりとりをあげているけどさ、更新作業でそれを読み返すたびに、こういうやりとりが出来ている人生っていうのもアリだな、って自然に思えてくる。やっぱり人生の価値を決めていくのは「人との出会い」かな・・・。
諷虹 生徒会やったのも、先生に「やってみたらいいじゃない」って言われたのがきっかけっていうのがありますからね。「ああ、そういう受け止め方でもいいんだ」っていう変に軽いノリで「じゃあやります」って引き受けて・・・。生徒会ってすごく固いイメージがあったんで、自分なんかがやっていいのか、って思ってたんですけど。
(という経緯で中学校の時に生徒会長をしたことに関する思い出話)
虚空 なのはとかは観ていないんだよね。劇場版も。
ヒマワリ 観てない。観る観る・・・。
(なのはに関するやりとり  諷虹からディスクを借りる)
ヒマワリ すごいね・・・その熱量が。
(のんのん・若おかみ 劇場版のブルーレイ話題)
ヒマワリ 小さな事故がその後の大きな事故を防ぐっていうのも・・・
諷虹 ヒヤリ・ハットってありますよね。重大事故の裏側にはいくつものヒヤリハットがある、って。
(ネット解説の読み上げ)
虚空 ちょっとそれとは違うけど、似たような発想でこの前騎手の武豊さんが4000勝達成したときの番組で言ってたよ。

世間は4000勝のことばかり言うけれど、実はその何倍も負けている、怪我やスランプでなかなか勝てなくてもう自分はダメかという想いで辛い日々を送ったこともある・・・その膨大な負けや辛い日々から学んだことの積み重ねが4000勝になっているんだ・・・っていうような発言だったんだけどさ。うっかりすると世間って、ほとんど無敗で4000勝った、って脳内変換しちゃっている。そうじゃないっていうことだよね。

これもだからこの前から話題になっている「見えない部分にこそ大切な本体がある」っていうことだと思う。
さっきの動画編集だってそうだよね。出来上がったものだけみるとただのおふざけの1分間作品って思われちゃうからしれないけど、その裏側にはいろいろなことがあるわけじゃん。今日の編集の裏側には前回の音楽のタイミングに今度は合わせて編集してみようとかいうのもあったわけだし。そいういういろんなこと・・・気が付いていないことも含めて様々な因果が一つのことにからみあって今の結果になっているわけだよね。
ヒマワリ 見えないところが見え過ぎちゃうと、素直な気持ちでみることができなくなる、っていうこともあるね。ジブリアニメなんてどんだけ大変なんだろう、っていう気持ちになっちゃってさ。世界に入り込めなくなる。
虚空 それがもしかしたら日本の神々のことにつながるのかもしれないね。柳田先生と折口先生の対立。氏神様重視の柳田先生が「まれびと」に異議を申し立てたという。地元の事情をよく分かっている氏神様だけではなくて、逆にそういった事情も経緯も全くわかっていないまれびと・・・よそからお客さんとしてやってくる来訪神も日本の中では重要な意味を持っている、って。事情を知らないからこそ「枷」になっている枠をぶち壊せることができる。それこそ想定外な発想をもちこめる。
ヒマワリ 素人
虚空 それもある意味ではまれびとになりうる。畑違いの人の意見とか発想が大きな転換のきっかけになるのだってそうだよ。「風をふかせる」って。
諷虹 スラムダンクの赤木と桜木とか・・・(具体的にいくつかの例)
ヒマワリ バガボンドも読みたくなったし、最近すごいよ、情報量が。
虚空 そうだよね、例えば吉岡なんていう伝統的な道場に野生児みたいな武蔵がやってきて・・・って。
ヒマワリ まれびとか・・・
虚空 どうしても組織でもなんでも長く続くと膠着する。そこにまれびとが必要になる。
諷虹 バタフライ効果を起こす
虚空 誰かさんが眠いながらボーッとして口にした一言がね・・・それがこうして基本用語の一つになって・・・
諷虹 これからさらにどれだけ大きなムーブメントになっていくか・・・。
自分になのはを勧めてくれた友達が言ってましたよ。そこまで なのは にはまるとは思わなかったって。
そういう意味では今日も琴浦さんのビデオをみて、そこから思わぬ買い物をするという流れになっていったっていうのは・・・
ヒマワリ 本当だね。
虚空 あそこで「残響」っていうサイトを出してこなかったら、琴浦さんを観よう、っていう流れにはならなかったわけだよ。最初に中学生と琴浦さんを観てやりとりした、っていう話の紹介で終わっていたんだから。残響っていうことがでて、それをやっぱり確認したいといことで、琴浦さんを観てみよう、っていう提案になったわけだからね。
(以上、約8時間半)

☆2019,01,19 諷虹宅 ヒマワリフクロウ・虚空⑧ 「構えの変革 ④」思い込みからの脱却

虚空 もしさ、自分が担任していたクラスにね、琴浦さんのような子が転入してきたら、って考えたんだけどさ。
多分、こころが読める、っていっても特別には思わないかもね。普通通りに児言態風の国語の授業かなんかで心の世界の構造をやってさ、「あなたの人の心が分かる」っていうのはこの表層部分の察知なんだよ、って示してやるかな・・・。普通の顔をして。心が読めるっていうのが、無意識も含めてすべての心の全体像が読めている、なんて勝手に思っちゃっているからおかしなことになっちゃったんだから。
ヒマワリ 確かにね。もし琴浦さんの前に児言態があったとしたら、「言葉にならない言語化不能な領域があります」って・・・
虚空 そうそう。そして言語化できない部分にこそ本物が隠れているんだよ、って。「あなたは言葉を真に受けすぎているよ」って。
ヒマワリ でもそれって現代人に多いよね。
虚空 そうだと思う。表面的な心だけですべて分かった気になってしまう。それは人の心だけじゃなくてさ、情報化社会の中で、表面的な言葉の知識だけで・・・
諷虹 ネット上でね。
虚空 そうそう、ネット検索でちょっと知識を得ただけで、もう「すべて分かったぞ」って思ってしまう。ネット上の言葉だけを真に受けすぎて
ヒマワリ ああ・・・今はじめて「琴浦さんの単元設定」が読めた気がする!
琴浦さんのような超能力をもった人間、そんな人間いるわけないじゃん、って思っていたけど、そういうことを言いたいのね、って。
虚空 今の人たちは情報を知っただけで分かった気になっているでしょ。
諷虹 レビューに踊らされる人間・・・
ヒマワリ コーヒーコーヒーみたいに本当は迫っていかなければいけないものなのにね 
諷虹 でもコーヒーコーヒーって到達してないんですよね。
ヒマワリ してない、してない。
虚空 だから琴浦さんが「私、人の心が読めちゃう」っていっても、真鍋は「人の心が読めるとか読めないとかは関係ないんだ」って。
ヒマワリ なるほどね
虚空 だからさ、特別な能力を持っている子のお話だから、私とか実際の世の中とは関係ないんだ、じゃないんだよ。
琴浦さんはたまたま人の心に関しての「本心が全部分かってしまう」っていう思い込みだけど、構造として考えれば「これについてもう分かっている」って思いこむことは、すべて琴浦さんと同じ。
(補足)この発言は「世の中なんてしょせんこんなもんだよ」「こんな世の中にはもう生きていける居場所はない」等々の諦め、絶望感も、先ほど補足欄に書いた琴浦さんの独白「きっと私は子どもだったのだろう。人の心を読んで、勝手に何でも分かった気になっていた。・・・他人ばかりか自分自身すら見限っていたんだ。」と同様だということ。
あるドラマで絶望感いっぱいの十代の若者に対して「確かに辛い人生だったんだろうけど、ここまでの人生で、これから先のずっと長い人生まで全部同じだなんて決めつけたらもったいない」というようなセリフがあった。
競争原理などで他人よりも少しでも早く「分かった」というポーズをつることを幼い頃から要求されている現代人。そしてまた学校でも、たとえ中身がカラッポであっても教師の指示通りに行えていれば「ちゃんと分かったね」「〇〇ちゃんは偉いね、先生のいうことすぐに分ったね」と認められ、褒められ・・・これが「分かる」っていうことなのかと安易に思い込んでしまう。

そんな空っぽな「もうちゃんと分かっている」という繰り返しの中で、一つのことから一気に分かったを拡大できる「演繹法」のような見方が現代人の中には蔓延している。
これは本当に構造的な部分まで理解しての「類化性能」で幅広いことを結び付けているというのとは、表面的には似ていても、全くの別次元だと思う。
虚空 まあ、そんなことを言いながらも、自分を絶望的に決めつけていることから自分自身が解放されていないんだけどね。それはもう「琴浦さん状態」。
諷虹 先を見過ぎちゃう
虚空 琴浦さんの2話~4話まで観ると、今はなしていたことの意味がもう少し分かってくると思うけど・・・
「思い込み」っていうか「自分自身への縛り」だよね。そうはいっても自分は縛りから全く解放できていないけどね。
ヒマワリ 無理だよ。縛りのない世界に行くのは無理だしさ、言葉に影響されない人間なんていないからさ。やっぱりそういう風に負の連鎖じゃないけど自分のことを否定しちゃうような時にどう通過するか・・・抜け出せるか。
虚空 その時に「プラス思考で行かなければダメだ」とか・・・「~しなければならない」って言われると余計に追い詰められる人間もいるんだよね。もちろんそういった助言をされて素直に受け入れて構えの変革ができる人もいるし、そういう人はどんどんそうすればいいんだけどさ
(虚空 補足)
自分なんかは若い頃からオヤジの影響もあってスピリチュアル関連の本はいろいろと読んだし、よく言われているような言葉も知識としてはだいたい一通りはいっていると思うけど、でもやっぱりそれを知っているだけで終わってる。
もちろん若い時からそこでとまっていてはいけないって思って何とかしようとしたよ。でもね、例えば人を恨んではいけない、赦す心が大事、恨めば自分にもかえってくる・・・っていうのはさ、教室でも「人を呪わば穴二つ」っていう言葉を紹介しながら話したよ。でもね、例の親戚や同僚、あるいわさ、過去に自分にひどいことをした連中を赦すっていう気持ちにはどうしてもなれなかった。赦しかけても、さらにひどいことをされて結局また恨む。

そんな自分に「それは神様が本当にそうなったのかを試しているんだよ」と言う人もいたけどさ・・・そいういうことで言えば神様に試されて「ハイ、心底はそうなっていませんでした」ということがあからさまになって・・・それでじゃもっと頑張ろう、っていう気にはなれなかった。
その繰り返しでますます自己否定の連鎖に陥っている。
虚空 そういう風に変わることがなかなか出来ないキャラの中に、なのはでいえばフェイトがいるわけだけど、それがどうして変れたかといえば、なのはとの出会いでやりとりをする中で自然にということだったんだよね。同じ歩調で歩こうとした。
そして時には拳で分かり合おうと本気での一対一の勝負に挑んだ。それこそ昭和の青春ドラマでの番長同士の決闘みたいなもの。そして友情が生まれる、みたいな。
諷虹 (昨年公開されたリリカルなのは劇場版)手が届く範囲だけ救えればいいと思った、って。もっと救えたんじゃないか、うまくできたんじゃないか、って一瞬自己否定するんですけど・・・。今までだって救える範囲でしか救えなかった。ではそれが無駄だったのか・・・。これからも自分が手の届く範囲でだけ救っていけばいいんだ、というような自己完結する、そんな対話を宇宙でする場面がありましたね。
虚空 今さ、駿煌会のブログに盛んにこういったやりとりの記録を載せているっていうのだって、自己満足といえば自己満足だよ。ほとんど読まれていないんだからさ。でもそれが今の自分のできる手の届く範囲。
諷虹 柱につけた身長の痕のような感じですね。それがあるから「ああ、身長のびたなー」って感じたりできる。
虚空 自分自身の確認っていうのはあるよ。教育とか世の中に対しての使命感、なんていうのじゃなくて、やっぱり基本は楽しいから。その記録をやっぱり残しておきたいということだからね。

☆2019,01,19 諷虹宅 ヒマワリフクロウ・虚空⑦ 「構えの変革 ③」上原 「鏡」意識・・・アニメ「琴浦さん」から

ヒマワリ 最終的に琴浦さんってどうなるの?
(アニメの今後の展開、さらにアニメでは描かれなかった原作最終話までの紹介)
ヒマワリ (人の心が分かる という琴浦さんの超能力について)言葉の裏側っていうこと?
虚空 琴浦さんが読んでいる心っていうのは本当に表面的なところまでなんだよね。口でいっていることの逆に本音として思っているところとかの。そのさらに下とか奥底にどんな心が隠れているかまでは読めていない。ましてや無意識にどんな心が隠れているのかなんては全く読めていない。それが分かるような場面も何度も出てくるんだよ。
(いろいろな場面についての紹介)
虚空 言葉に変な裏表がない、計算もしてない、っていう意味ではあなた(ヒマワリフクロウ)が真鍋に一番近いんじゃないの? 
あなたが「聞き上手」って友達に言われたのもね。聞き上手になろう、なんて変に思ってないところが逆に相手には聞き上手と感じさせている。・・・・・
さっきも言ったように、琴浦さんが読んでいる心は非常に表層的な言葉の部分。ここで話題にしているような「言葉にならない言葉」は読めないんだよね。
諷虹 無意識とかもね(麻雀漫画の例等々)無意識にギャンブルの神に身をゆだねているから誰にも心を読まれないで最強になった。
虚空 自分は武道とかはやったことがないけど、上原先生が剣道と鏡について話していたことがあるよ。(簡単に紹介)
補足 帰宅後に調べ直した上原語録 「剣道」
 教師は子どもたちにとって鏡でなくてはならない、って言ったんだからね。鏡ってのは、大人にすべきことだって言うのはうそだよ。子どもの姿がそのままこっちに映っていまうっていう鏡であればいいんだよ。

それには、こちらが何か色が付いたり、あるいは、こちらに一つの形があったら映らない。子どもの前に出れば、子どもが全部映ってくるっていうのが、手に取るようにわかるのが教師だよ。それをみんな修練しなくちゃだめだよ。
 なんでそんなことを言うかっていうとね、ぼくはある程度の自信が最近できているんだけども、それは僕自身が剣道を分かっているから。こちらが鏡になりさえすればいいのよね、剣道は。相手が来やすいようにこちらがしてやるの。そうすると相手は必ず来る。こちらが一つの構えを持つとだめなの。その構えにむこうが合わせようとするから。それは映っている事にならない。こちらが完全に構えを捨ててかかる。そうすると、むこうはしたい放題し始める。そうすると、したい放題が全部こちらに映ってくる。そうすると、アッ、今度は小手から面にくるな、とかということが全部見えてくる。そうすりゃ、なんていうことはない。同じことなんじゃないですかね。
 親以上に担任の前に出たら、自分の姿を全部映して見せる。そういう先生になるべきだ。自由教育っていう言葉があるけれども、その本来の意味はそういう事だったんだよね。教育は自由じゃなくちゃいけない。自由にしたい放題させてやる、ってことが目的じゃないんだよ。それには先生が子ども達の鏡になってやらなければ。言われていた様な、お手本を示してやることではない。          (平成三年合宿)
虚空 それこそ下心もなく完全に器になること。こっちが器になればなるほど、相手は勝手にさらけだしてしまう。
諷虹 それが榊 心(さかき うら)ですね。(剣道を題材にした漫画 BAMBOO BLADE の登場人物 その剣道は、相手の動きや状況に合わせて柔軟に変化するもので、「スタイルが存在しない」(寺本)故に「難剣」(コジロー)とされる。)
虚空 そう。だから相手に応じて自然に対応できる。さっきの指導案の話だよ。
実際にあるでしょ、この人の前だとついつい本音から何から全部しゃべっちゃう、って。あなたが聞き上手って言われたのもそういう部分があるんじゃないのかな?
闘う時だって、かけひきをしようと画策すれば、相手もそれを察知していろいろと工夫してくる。でもそれがまるでなければ・・・つまり相手に下心が全くないと自然にこっちの下心も消えてしまうような・・・
だから琴浦さんだって、下心もへったくれもない真鍋との出会いで歪みが消えていく。そしてまたそんな琴浦さんと出会ったことで、嫉妬で歪んでいた森谷っていう子も歪みが消えていく。純粋な構えの人間との出会いで起きる「共鳴」によって「構えの変革」がいつのまにか起きている、っていうことなんじゃないのかな。
それによって琴浦さんも「そうか、私も人のこころを変え得るんだ」って気が付く。それが人間同士のつながりなんだ、って。
参考)第四話ラストに流れる独白 
テレビ版 再転入時
きっと私は子どもだったのだろう。人の心を読んで、勝手に何でも分かった気になっていた。
人は変われる、そんな当たり前のことに私は気づかずに、他人ばかりか自分自身すら見限っていたんだ。
臆病で傲慢で我が儘な私。でもきっと少しずつ変わっていけるはず。私も、私が生きるこの世界も。
もう独りぼっちじゃないから。
原作版 再転入時
多分、私は傲慢だったんだと思う。人の心を読んで勝手に何でも分かった気になっていた。
あなたが変われるなら私も変われるよね、森谷さん。
転入後
森谷さんとは仲良しになれました。以前を考えれば信じられないことだけど。
人は変われる、そんな当たり前のことに気づかずに勝手に心を読んで勝手に見限って。
臆病で傲慢で我が儘で、それでもきっと少しずつ変わっていけるはず。
もう独りぼっちじゃないから。
虚空 さっきの水樹奈々のプロモでいえばさ、自分が分かったつもりでいる世界は実はちっぽけなもので、その周りにはもっと広大な世界がいくらでも広がっている・・・それがパリンと割れることで、そういった世界を知り住み替える・・・。琴浦さんと同じだよね。

もっとも自分は、そういうことを話しながらも、自分のカラが破れるのを自ら拒否しているような部分もあるんだけどさ・・・。屈折していると我ながら思うけど・・・。
諷虹 理解が深まる・・・深まっている状態からさらに深まる。
虚空 琴浦さんのオープニングにあるけど、真鍋なんていうのは膠着状態である自分の心の中に自然に入ってきて、いい具合にひっかきまわしてくれる・・・。
歌詞の一部 「なのにあなたは 遠慮もせずに 心の中に入ってくる」・・・いい風を吹かせてくれる。
真鍋はさ、琴浦さんを守ってやる、っていうセリフはあってもさ「何とかして心を変えてやろう。そのためにはどうしたらいいんだろう」なんていうことまでは思っていない。あくまでも馬鹿正直に接しているだけだよね。そんなやりとりの中での響き合いでいつのまにか琴浦さんの構えも変わっていっている。

「構えをかえてあげましょう」という他人からの働きかけとか、「何とかして生き様を変えなければいけない」って自分で自分に言い聞かせて・・・っていうのでは思ったほど構えって変革できないよ。変革できたと思っても、それは自分で自分に変わることができたと言い聞かせているだけ。違ったという自分を演じているだけ。結局すぐに化けの皮がはがれてしまう。
本当にはちっとも変っていないことに気が付いて、それで何とかしようと頑張ればが頑張るほど自己否定の自己暗示を強烈にかけてしまうことだってあるよ。
諷虹 同じ目線にたつということですかね。上からじゃなくて。
虚空 共に歩む。さっきのツイッターの文章でいえば、読み手のことを変に意識していないっていうことかな。だから逆に力を持つ。そこが非常に真鍋的なんだよ。だからといって今言ったことを「私ってそうなんだ」ってあなたが意識しすぎちゃうとダメなんだけどね。
諷虹 (テニスの王子様 データテニスキャラの話)データを捨ててからが強い。試合を自分がコントロールしよう、っていうことから自分が一段さがって同じ目線にたって目の前にボールがきたら打ち返す・・・そんな単純でシンプルな状態になって影響を及ぼしていく。
ヒマワリ 「型」なんだか「枷」なんだか「型破り」なんだか
虚空 だからさっきの能面やぬいぐるみの写真だってね、こうやれば受けるだろうとか、そんな風にして撮ってはいないじゃない。
ヒマワリ 楽しかったから。
虚空 そうでしょ。それこそさ、置いてハッとした瞬間にシャッターを切る感覚の積み重ねでしょ。
諷虹 でも、もう一方で「枷」がないとそれを破れないっていうのもありますよね。最初に一回自分を縛るというか、限界をみた上で・・・そこまでを圧縮した上での解放。
虚空 それがさ、もしかするとイメージの世界に素直に生きたいのに、社会人になって現実対応にばかり追われて「こんな自分は自分じゃない」って悩んじゃったりする、っていうのが圧縮なのかもね。「前の自分と違うな」とかもね。
変に相手や周囲を意識しなければならない、って追いつめられていたからこその・・・「もっと周囲を意識して生きていかないとダメなんだ」って自分に無理やり言い聞かせてたことが枷。周りに言われたことを真に受けすぎて。
もちろん周囲を意識するとか現実対応の意識だって必要なことではあるんだけどね。でもその距離感が分からなからと、極端に今までの自分を押さえすぎてしまう。そんな時に悩んでいるんじゃない?
(補足)それが「高学年」とか「もうすぐ中学生」とか言われていた6年生の時のヒマワリフクロウさんにもあって、でもそれが「枷」になっていて、ぬいぐるみや能面の写真を撮る、雪だるまを作る、そんなことで一気に解放された・・・とも考えられる。
諷虹 自分はもっとできるハズだ、っていううぬぼれみたいなので悩むのもいるでしょうしね。
虚空 琴浦さんのお母さんがどんどん子育てに追いつめられていく場面があるけど、あれに近いものがあると思うよ。よその子と比べて自分の子がどうなのかを必要以上に気にしてばかりいて、子どもにどんどん要求する。
ヒマワリ (琴浦さんの場合)担任の先生に「虚言癖がある」なんていうんじゃなくて、もっと別の言い方をされれば違っていたのかもね。
諷虹 琴浦さんにしてみれば、本当のことを言っているのに虚言癖とされてしまう、っていうのはね・・・
ヒマワリ 嘘だって言われて信じてもらいえないんだもんね。
諷虹 本当のはどっちなのかっていう混乱も。口に出している方か心の中か
ヒマワリ どっちもあるよね。
補足)「心の中の言葉が本当だろう」と考えがちではあるが、さらにその裏に隠れている心が何層もあるということを考えると、もしかすると口に出している言葉が奥底に真の本音として(自分でも気がつかないで)存在しているという可能性もある。