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☆『ゲーム作家の教育力』として「心の音を食われて心が動かなくなる」という内容のゲーム 

2019年3月17日  諷虹・虚空②
ここで諷虹君があるゲームのことを紹介。
先に行われた児言態50周年の公開授業テーマとも密接に関連するような内容と感じ、いろいろと彼からゲームの内容について教えてもらいました。

駿煌会のやりとりは今風のアニメの話題が中心で、アニメを知らない方々からは何を話しているのか全く理解できないという声をよく頂きます。その点に関しては本当に心苦しい限りです。
実際に私も先生が調査旅行から帰ってきて「曽我兄弟についてこういうことが分かった」と嬉しそうに語っていても「曽我兄弟って何もの?」という感じでした。「心意伝承の研究」や「かぶき十話」などでそもそも知らない芝居を例にとりあげられているとさっぱり。
皆さんもそういった感じになっているんだろうなというのは容易に想像できます。

それでも直接アニメやゲームの内容から「こういうことがいえるかな」という感じでまとめている部分だけでも目を通して頂けると、何か通じてくれるのではないかとは思っています。

実際に諷虹君がとりあげるアニメは私が未見であることは結構あります。また諷虹君とコバルトブルー君が少年漫画などについてやりとりしている時にはほとんど内容は分かりません。
でも「分からない」ということを逆に強みとして、知っている人とは違う切り込みを、という感じで話に加わろうとしています。
また他のメンバーもそうです。基本的に諷虹・虚空の二人が観ているアニメは他のメンバーは観ていません。

だからこそ、観ている二人が思いもよらないような観点での意見にハッとさせられることが多々あります。

今回話題になったゲームも、やはり上原先生の「テレビ作家の教育力」と通じる部分・・・「ゲーム作家の教育力」と言えます。
このゲームを楽しんでいる人たちは、いつのまにか「感情」「共振・共鳴」について新たな観点を添加しているんだと思いますから。  

諷虹 ノリと勢いっていうのは多分あるんですよね。
「黒猫のウィズ」の最新のイベント・・・ごくごく簡単にいうと、振幅とかの言葉が出てくるんですよ。「心の音色」って呼ばれているんですけど。それを共振しあうことで高め合う・・・。

虚空 これはアニメとかじゃなくてゲームなんでしょ?

諷虹 そうなんですよ。
PV https://www.youtube.com/watch?v=XCMshcu8ol0

諷虹 日本が舞台になっているというのも、河童や唐傘お化けなんかの妖怪も妖精っていう設定になっていて、東京がそういったものが大量に存在する特異点になっている

虚空 「この フェアリーコードが聞こえるの? っていうセリフなんだけど・・・っこれが聞こえるかどうかが犠牲論でいう「資格者」っていうことなのかね???
なのはがユーノ君の声を聞けたということから魔法資質の発動につながってああいった運命に突き進んでいったみたいな・・・。セーラームーンもルナとコンタクトがとれたということで上原先生流の犠牲者。まどマギもね。

ゲームの本編動画(ファンの編集)⇒https://www.youtube.com/watch?v=DRb5AWmcGtA

諷虹 こうして見ると序盤の展開は魔法少女もののテンプレみたいな部分はありますね。
いったんやられると元の妖精に戻れるんですけど、行き過ぎると元には戻れない、悪魔になってしまう。そうならないように主人公が頑張る。まどマギの魔女のようなものですかね。絶望をためすぎると魔女になってしまう、というような。

虚空 自分なんかはもう手遅れかもね。もうとっくに臨界点を突破してる自覚はある。
音色のことだけど、自分勝手な人間って、周囲の声なき声を敢えてキャッチしようとしない。鈍感であればあるほど、他人がどんなに苦しんでも罪の意識を感じないで踏み台にできるから。
本編『妖精は人間の倫理や論理は関係ない。憎いという気持ちが高ぶれば命を奪うことだってざらにある。』

虚空 自分勝手な人間の場合は「自分の都合よく動かない人間は役立たずな邪魔者」っていう受け止め方・・・役立たずだから人生や命を奪うことだって平気・・・っていうことだよね。
本編『好きという気持ちが他のすべてをかき消している』

虚空 これはどういうこと?

諷虹 歪んだ愛憎の昼ドラ・・・ストーカーの身勝手な論理。

虚空 ファンだからっていうのがあったじゃない

諷虹 逆に殺しちゃう

虚空 親愛と殺戮の関係だよね・・・ちょうどゆうべ、折口先生がそれに言及している論文をみていたんだけど・・・。
(「髯籠の話」の話 本文 https://www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/18393_22337.html
5節にその文がある)

本編『あたしたち妖精はみんな音から生まれた存在だから。』

虚空 音=波 って考えれば人間も現象世界のすべても波から生まれているよね。素粒子とかひも理論とか

諷虹 このゲームの世界は海から生まれたというようなことに近いかな。音がすべてを支配している世界。
妖精に音を奪われて一切の感情を失っている娘、なんていうのも出てきます。
クラスメートも感情を失っているとか・・・心の音を食われて心が動かなくなっている。妖精のイタズラで。

本編『犯人をみつけて音を取り戻そう。』
リレイがギターを弾くようになった件(書き起こし)
ーー小さいころ、リレイは悩んでいた
フェアリーコードーー”場に流れる旋律”が聞こえるのだと友達に言っても、そんなわけがないと馬鹿にされ、笑われていたせいで。
嘘つき。
人気者になりたくて調子に乗ってる。
頭おかしいんじゃないの?
そんな風に言われ、落ち込み、泣きながら父に相談すると、父は笑顔でこう言った。
タケル(父)「お前の言う音は、俺にも聞こえない。たぶん、他のみんなにも。
でも、その音は、きっと確かにあるはずなんだ。
人の気持ちは、音色なんだ。俺なんか、それを形にしたくってギターを弾いているようなもんさ。
すどいことだぞ、リレイ。俺が苦労して再現しようとしている音色が、お前にはばっちり聞こえているんだから。マジで羨ましい。
もちろん、お前の心だって音を奏でている。周囲の音なんて気にすることないさ。うまく合わせて、ノリこなしちまえ。」
そして、ギターの弾き方を教えてくれた。自分の心に流れる音を表現する方法を。
周囲の音に相乗りし、乗りこなす方法を。
以来、リレイはそれで悩むことはなくなった
人の心や場の音色が聞こえてくることを長所と捉え、人の気持ちや場の状況に、”乗って”、”うまいことやっていく”すべを見出した

虚空 さっきの親戚のことを世界定めと結び付けていくとさ、自分の意識世界の中では他人の無念な感情とかが全てないことになっているわけだよね。知らんぷりをして。絶対キャッチしようとしない。我が侭を貫くのに罪の意識なんてちょっとでも感じたら邪魔になるから。

それがこのゲームでいう「妖精が音を食う」っていうことに置き換えられるんじゃないかね。音を食ってしまったから、あの親戚の頭の中では周囲の人間は何の感情も持たないで自分の都合のいい道具と成り切れている。実際には負の感情がますます増大しているのに。
全く身勝手で都合のいい「世界定め」。
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☆上原先生「テレビ作家の教育力」発言 元は「古典芸能の教育力」

2019年3月17日  諷虹・虚空①
*大洗でのイベントの話題から先日紹介した上原先生の言葉「テレビ作家の教育力」に関わるやりとりです。

上原先生の教育の発想は、いわゆる「学校教育」が出発点でないことに大きな特徴があります。
民俗学の「心意伝承」や「古典芸能」「儀礼文化」等々、非常に幅広い分野からの発想を重ね合わせての「人間探求」・・・その中に位置づけられる教育学です。

学校教育制度が整っていなかった時代の庶民教育は旅芸人などによる芸能によって行われていた部分が大だったということなのですが・・・これはまた、現代人が「(神話を含む)古典を学ぶ意義」にも直結する問題です。様々な時代を生き抜いてきた・・・様々な時代の人たちが「これは残そう」と思うだけの普遍的な価値があるから残ってきたのが古典・・・その中に秘められているものは、現代人にこそ「大きな教育力を持つもの」と言えましょう。

そして、案外アニメなどの中には、古典や神話に通じるものが沢山あるんです。

駿煌会がアニメをとっかかりにして様々なやりとりをしているのも、それに沿った発想。
だから「アニメの話」という枠に縛られずに、様々な分野と共鳴しうる内容を語り合い、楽しんでいるわけです。

諷虹 ・・・大洗でのガルパンイベントもかれこれ8年。今日は6万人だって公式発表されていました。あんこう祭の12万人の半分程度ですが・・・

虚空 半分だって6万人っていうのはすごいことだよ。
これもさ、この前T・K先生から紹介された上原先生の言葉を裏づけるよね。

『子どもはいつでも夢を見ている。その中に先生だから入れるということでなければ、(ならない)。
ガンダムの世界、子どもの世界、夢の世界に働きかけている。(これが、)テレビ作家たちの仕事、教育力ということから言えばテレビ作家たちの方が優っている。
教育の世界に(は)、子どもの世界に触れるものがない。
9月例会 1992(平成4年)9.15 』

学校の教材でこんなに世代を超えていろんな人に印象付けて、何年も大勢の人たちを突き動かしていく力を持っているものってある?アイドルだってコミケだってそうだけどさ・・・・

諷虹 ほとんどないですね。

虚空 ガルパンで大洗が盛り上がるのはこの先だって当分続くでしょ。
よくよく振り返ってみればね、上原先生が日本教育史の話として古典芸能のことをよく言っていたよ。江戸時代はかなり寺子屋の制度とかが整ってきたんだろうけど、それよりずっと前の時代。
特に「生き方」というような人間の根源に関する教育。その大きな力になっていたのが、熊野なんかを出身にした修験者とか、平家物語を語って聞かせた琵琶法師・・・旅人。それが地方の村々を渡り歩いて語って聞かせたことが、人間性とか宗教の教育になっていたと。
そういった今でいう古典芸能が持つ教育力。
それが頭にあったから玉川の教育学科で「国文学」の講義というのを自分が開講していたことに自負があったんだろうね。教育学科で国文学の講義が用意されている大学はそうそうないって。でもそれが自分が履修した年が最後。来年からは国文学も児童言語の研究もすべてなくされた。国語教材研究だってほとんどの学生が教育方法学の若い先生の方にながれていってしまって、先生の居場所はなくなっていった。
でも、日本の教育史からみれば、今のような学校教育制度になってからの方がまだまだ歴史が浅いし、戦後教育になってからはそれこそ歴史がないよ。で、本当の意味で成果があがっていればまだいいんだけど、本当の人間が育っているかというとそうは見えない。
上原先生流にいえば、それがまさに「心に届かないことばかりを今の学校はやっている」ということなんだろうけど、もっといえば日本の教育の中核を本当に担っていたのが「旅の芸能集団」だったと。その代表的なものが「説経」であり、説教師とよばれる人々が村々をまわって語り聞かせることで大きな教育を担っていた。
だからそれを国文学の題材として講義していた・・・そういうことだったんだろうね。「説経は説教ではない」という文字の違いについても言っていたよ・「経」だって。縦筋なんだと。普遍的なことを説いているのもだと。
どうしても学校の先生は学校でのカリキュラムこそが教育として絶対のものであって、アニメやゲームなんかは勉強の邪魔としか扱わない。
でも、日本教育史の観点からいえば、芸能・・・今の時代に当てはめればテレビ作家の用意していることの方が、本当の教育に通じる・・・っていうことだよね。
上原先生の退職後の論文も直接教育云々っていうのはほとんどない。やっぱり心意伝承とか「人間そのもの」の幅広い探求。その中に教育を位置付けていたわけだ。
そのスタンスそのものを受け継いでいかないと、っていう想いがあるから余計に駿煌会のやりとりなんかを、きちんと文字に残しておきたい、っていうのはある。
自分もいつまで動けるか分からないっていうのがいよいよ現実味を帯びてきているから。

諷虹 震災があってこそというのもありましたからね。もちろん多くの犠牲はあった上でのことですが。

虚空 そのあたりが上原先生の犠牲論ともつながるわけだけど・・・犠牲論って一つ間違えるとえらい誤解をされるような危険な内容といえば危険な内容だからね。
大洗の若者が中心になってガルパンを盛り上げたんじゃない部分・・・それまでアニメに縁がなかったようなオジサンとか年配者が頑張ってこその草の根的なことがある。そういう動きのでき
る人たちだったから・・・っていうのがね。
それを「特殊能力者」とか「資格者」といっているわけだよ。
単に地元を舞台にアニメ化してくれないかな・・・という姿勢だけでは、聖地としてこんなに盛り上がり続けはしない。それは他の聖地をみてもわかる。

諷虹 老兵・・・SHIROBAKOでいうと杉江さんとか・・・・技術が高くてもだんだん熱量がさがってしまう。でもそれが何かのきっかけに燃え上がれば・・・。
ベテランたちがっていう意味で言うと、アンデスチャキーなんかも。
最後の輝き・・・普段冷静な老兵であっても死ぬ瞬間は冷静でなくなるよなって・・・燃え上がって最後の輝き、今までの中で最高潮の状態に達する。

虚空 自分ももうひと踏ん張りしたいところだけどね・・・・。心は崩壊しかかっているまま。例の親戚がらみのことで怒りだけはしょっちゅう爆発させているけどね。
今日も胸糞悪い電話がかかってきて大爆発して電話を切っちゃったんだけど・・・。でもそれでますます現実を追いつめられてしまう部分もあって・・・だからガルパンの6月のだって、ちゃんと観られる状態になっているか本当に分からない。
正常な状態で気持ちが盛り上がって、ラストに向かっていくならいいんだけど、それも出来ないままで終わりを迎えるというのが今日の一件でまた現実に近づいた。

諷虹 (ネット検索)これは西洋の考え方ですかね・・・

ダグラス・マッカーサー「老兵 は死なず、ただ消え去るのみ(Old soldiers never die; they just fade away)」
⇒その意味は「自分はこれで表舞台を降りる」といったことを表します。

虚空 日本でも姥捨て伝説のように「年老いた=役立たず」っていう発想・・・現代なんかはまさにそうだろうけどね・・・でも本来は年配者は神にもっとも近い存在・・・
もっともうちの親戚みたいに年老いて人生を達観する境地でなくて、他人を他人とも思わないまんまというのが多いから、年配者を尊敬しようという気になれないのも仕方ないけどね。
もうすぐうちの母親の推定命日だから余計にそう思っちゃうんだけどね。体調が悪化したおに誰にも連絡することなくそれこそひっそりと朽果てて一か月後に発見されたわけだから。
それだけに今日は我慢ができなくなって爆発。

諷虹 (ネット検索 アニメキャラ等々のカッコイイ死に方)
弁慶なんかもそうなんですね・・・

虚空 本人がそれをかっこいいと意識していたかどうかは別にして、日本人がどういった死にざまを賞賛したのかというのは、さっきの犠牲論がらみもあって重要な問題だよ。

諷虹 活路を開く・・・いい意味の吶喊をするキャラ。自分が自爆することで・・・。
弁慶は盾になる。槍か盾になる・・・・

虚空 ちょうど今日、以前録画していた坂東玉三郎の古典芸能の解説をみていて、仮名手本忠臣蔵のおかるのことをやっていて・・・自分を投げ捨てて行ったことがすべて無駄だったということを本人に伝えるか伝えないかの場面についてやっていたけどね。
槍にも盾にもなれないで無駄死にするようなことがアニメやドラマだけじゃなくて現実にもある。うちの母親なんかまさにそうだったし、そんな母親が命にかえて守ってくれた自分も、今理不尽なことで葬られようとしている。一体なんのために自分も母も人生を滅茶苦茶にされたのか・・・・(愚痴まくる)
杉江さんの復活と同じようなことが大洗でも起きたわけだよね。その秘密

☆諷虹・虚空やりとり 「日本企業衰退」「独占欲」

2019年3月15日 諷虹・虚空のやりとり記録です
最初はNHKの知恵泉という番組で先日放送されたソニー創業者の話などをからめての日企業衰退の話題。
そして、アニメやアイドルで元からのファンで新たなファン層が広がることを受け入れられない心境についての話。
どちらも「企業」「アニメ」「アイドル」ということを抜きにして、身近な問題とあてはめながら読んで頂けると幸いです。


参考・・・そのうち文字起こしもしたいのですが、体調の関係で実現できるか分からないので・・・
先人たちの底力 知恵泉「最強チームで未来を切り開け~ソニー創業者・井深大~」
ソニーの創業者・井深大。ウォークマンなど革新的な製品を送り出してきた実業家だ。その原動力になったのは、最強の開発チーム。仕事はできるが一癖も二癖もあるはみ出し技術者たちだった。
井深は彼らのやる気をどのように引き出し、イノベーションを巻き起こしたのか!?知恵に挑むのは今爆発的な人気を集めているアート集団・チームラボの猪子寿之さん。最強チームの運営術を巡り、新旧の革命児がぶつかりあう。
動画 https://www.youtube.com/watch?v=30akOM1EcgQ

*日本企業の衰退の話題
諷虹 アニメでもなんでも素人がどんどん上手くなっている。でもこれがずっと続くと逆にクリエイターの分母が減ってくるんじゃないか、って。

虚空 二次元の模写で上手になったっていうだけでは基本的なデッサンも何も抜け落ちているから、プロとしてというと絶対ボロがでるよ。
でも残念ながらそうした下積みをきちんと積んでまで、っていう若者がどの程度いるか。
自分で自由に描く、誰にも口出しさせたくない・・・なんていうことでネット投稿に走っている人だって残念ながらいる。でもそれはやっぱりプロにはなれないと思うよ。

諷虹 選択肢が広がるのが面倒っていうのもあるかもしれません。何でもできるっていうのは逆に不便なんですよね。

虚空 だからこそ「重ね合わせ」っていう「和合」の精神が発達したんじゃないの?古来から日本では。補い合う・・・異なる持ち味のみんなで一つの人格になるような感覚。
それが競争原理とか成果主義なんかの横行ですたれているんじゃないかな。手柄の横取りとか著作権とかの利益がからむから。

諷虹 学校の授業なんかも・・・幅広く学びすぎて大学でも専門を決意する前にダメになる。興味関心を沸かすことができない。

虚空 それがソニーのもともとの精神では、若いくせ者ぞろいの技術者たちがやる気を出す環境づくりに注がれていたようなんだけど・・・。
やっぱり最後は「構え」っていうことかな。
木も森も同時にみていく感覚・・・それが今日更新したブログでの「万年時計」への追記でも書いたことなんだけど・・・江戸庶民の発想「多次元構造の同時進行」
使う人がいないから機能をどんどんカットしたソニー製品と同じで、今のカレンダーだって旧暦だとか二十四節季だとかを気にする人がいないから「無駄」ってとらえるか・・・でも万年時計ではそれを同時に一つの時計に組み込んだ。
「世界定め」

諷虹 技術者側がする判断ではないことをしている・・・本来は消費者が判断しなければならないのに。
でもそれは消費者にも責任もあると思うんですよね。ブランド物にこだわっている人ほど、本当におしゃれを考えないで、その名前だけで買ってしまっている。
そうすると「買ってくれているんだからこれでいいんだ」って

虚空 悪循環だよね。

諷虹 コラボカフェのメニューなんかにもそれは言えますよね。みんな買うからあんな高い値段でも出してしまう。

虚空 信者のようなファンがたくさんつくと何でも堕落傾向がでるよね。


*今季アニメあれこれ
諷虹 (わたてん)松本さんが大好きなみやこからもらったクッキーを妹にあげてる場面・・・あれ原作にはなかったんですが、あれが良かったと思うんですよね

虚空 そうだよね。ついどうしても自分で全部食べたくなるじゃない。それを妹にもあげているのは、みやこの良さを妹にも知ってもらいたい、っていうのがあると思うんだよ。
アイドルのファンでもいるじゃない。初期からのファンが新たなファンが増えるのを嫌がることって。でも新しいファンが増えると「この良さが分かってくれた」って自然に喜べる。独占したいのか、広げたいのか・・・・本当にその相手が好きならば、良さを分かってくれる人が増えるのは嬉しいハズなんだけど、そこが人間の難しいところ。
独占の方に突っ走るとどんどん歪ませてしまう。
それはアイドルとかアニメとかに限らずいろんな場面であるよ。

☆上原先生「テレビ作家の教育力」発言から 「アンパンマン」にみる「死と再生」

幼児向けの人気番組を通して何というやりとりをしているのかと、批判されそうですが、大真面目です。

これまでの集大成であるような相当濃いやりとりが続きます。

このブログ内に画像は載せていませんが、実際にはネット検索した地方の古びた火葬場の画像とジャムおじさんの工場との見比べたりしながらやりとりしています。
参考までに、原作者が絵本のあとがきに書いた言葉を一部紹介します。
『それいけ!アアンパンマン』(1975年初版)
・・・アンパンマンはじぶんのかおをたべさせることによって、いろんなひとをたすけます。
そのとき、アンパンマンはなくなりますが、アンパンマンのいのちは、たべさせることによっていきるのです。
だから、アンパンマンはなんどでもいきかえってきます。・・・・
また「人類は衰退しました」というあまり知名度は高くないアニメを通してのやりとりが後半はなされていますが、「知らないアニメだから」と敬遠なさらずに読んで頂けるとありがたいです。
2019年 3月 9日 諷虹宅 諷虹・虚空
中学生である50円玉君宅でアンパンマンの第一話でやった話。
また、アンパンマンの絵本「あんぱんまん」(傑作選 1979年 初版はさらに前?)で顔がすっかりなくなったあんぱんまんが工場にもどる場面で夕立になり稲妻光る中、えんとつの中へ墜落・・・という場面から「稲妻」の語源や、農耕神が「死神の元型」という話などをする。死神は不吉な神ではなく、本来は新たな再生への準備を整える神。
アンパンマン第一話動画

*やりとりの冒頭、諷虹君が中古のブルーレイで「人類は衰退しました」のを2枚購入したという話題
*アンパンマン 第一話視聴

諷虹 思っていたよりもバイキンマンってアンチが少なそうというか単純に好感も持てるような・・・努力の人だな、って。孤高でありながら技術も持っている。飛べないから自分でちゃんと機会も作り・・・
アンパンマンは才能とか環境とか・・・
この前完結した漫画で闇金ウシジマくんっていうのがあるんですけど、主人公が闇金を営んでいるアウトローで、みんなの感想を読んでなるほどと思ったのが、環境がよかったら善人になったんだろう、っていうのがあって・・・。途中で親友がいるんですけど家は裕福でもウシジマ君を対等に相手にしていた・・・それは本質を見極めていたんじゃないかって・・。それを今バイキンマンをみてね・・・・

虚空 やなせさん自身がバイキンマンはすごいアイデアだったって自負してるんだけど、決して亡き者にはならない。しない。アンパンマンはバイキンマンを葬り去らない。そして陰ながらの努力をして再びアンパンマンに挑戦してくる

諷虹 あそこまで「覚えてろ」っていうのが似合うキャラはいない

虚空 昔のアニメだと「来週こそは」って終わるのが定番っていうのが結構あったけど今みたいに12話で最終回だとそれもね・・・

諷虹 アンパンマンもバイキンマンも宇宙からやってきてるというのがキーポイントなのかな、って。昔の人って「彗星」が病原菌とか死を運んでくるって本気で信じていたところがあるじゃないですか。

虚空 EDで沢山の流れ星が出てきてパッとアンパンマンの顔になるじゃない。

諷虹 それからバイキンマンになりますよね。
 あとは太陽の光が恵みであり、強烈すぎると滅びもという両面。

虚空 紫外線の問題もそうだけど、太陽風が面白いよね。あれは人体とかには極めて有害だけど、でもあれによって大宇宙から太陽系に飛び込んでくるさらに有害な宇宙線っていうもののバリアになっている、って。まさに毒をもって毒を制す。

諷虹 宇宙の善と悪の混沌・・・光と闇の・・・。
ついでになんですけど、昨日話題にしていた劇場版なのはのパンフレットの詩のような部分をずっと抜き書きしていたんですけど・・・「翼」とか「羽ばたき」「風」というように「飛ぶ」ということに関してのがね。

StrikerSでの「空戦魔導士」っていうのもふまえての事だと思うんですけど(劇場版は3期StrikerSの制作後)空を飛ぶことの特異性・特殊性。
それをふまえた上でザっとみていくと・・・

虚空 ソルティさんがジュエルシードの色で他にどんな色があるのか、「虹色」とかあるのか、っていって「諷虹 残念ながらすべて同じ色・同じ形をしています」って答えていたのは、たしかにそれはそうなんだけど、今こうしてみると、ジュエルシードに限定しなければ他の色の宝石が出てくるよね。

諷虹 デバイスのコアが宝石っぽいですよね。宝石やデバイスにかぎらなければさらにこの文の中でも「色情報」は沢山ありますね。StrikerSとかは置いておいてこのパンフだけで拾い上げると・・・

・真紅の宝石に灯る光。
・猛り荒ぶる黒の脅威。
・暖かな桜色の風。
・金の髪を靡かせた、少女の悲しみ。
・茜色の空の下、
・黒衣の蒼光、白銀の翼
・夜明けの空に 描き出す虹
ここにそれこそデバイスのコアの色とかを加えると・・・

虚空 ジュエルシードが青い宝石。なのはのレイジングハートが真紅の宝石。
で、フェイトのバルディッシュが黄色・・・これって色の三原色になってるんだね。
今気が付いたんだけどさ。
このあたり、ソルティさんがこの前「いろいろな色があったとしたら」っていうことで書きかけたことがどうつながっていくかね。


虚空 以前社会人クラスでアンパンマンをやった時に先ず出てきたのが「受精イメージ」だったんだよ。今日50円玉君も前回の崖の上のポニョと結び付けて「流れ星が精子?」って言っていたんだけどさ・・・。そうすると窯の中に入れたパンのもとが卵子。ジャムおじさんのパン工場とかパン焼き窯が子宮。煙突が子宮口。だからあの画面をさかさまにすると人体に構造がみえてくる、って。

今日新たにっていうのは、流れ星シーンの前にジャムおじさん「星のささやきがきこえそう」とかね。でそのあと銀河の渦のような描写があって、流れ星とかが旋回運動をしながら飛び出してくる。そして地球めがけて飛んできて、煙突に飛び込む。・・・(この場面についてはまた後で語られる)

諷虹 なのはシリーズと星の関係性っていうのが・・・・スターライトブレイカーは勿論のこと、リリカルなのはっていうロゴにも☆マーク。「星の光の名のもとに」とかね。
ムーンライトではなくてスターライト。反射光じゃなくて直射光。いろいろな星の光を集めて一気に収束させて撃つ

虚空 よくは分からないけど、この前話に出ていた「元気玉」とも通じるかもね

諷虹 打っていながら思ったんですが
『触れあう事はできなくてもぶつけあうことはできるから。
まっすぐに向かい合えるのならきっと伝えあえるから。』
まさにこれって昭和じゃないですか。河原でなぐりあって・・・

虚空 殺し合いじゃないんだよね。「火事と喧嘩は江戸の華」

諷虹 昨日ヒマワリさんが原画のやつをみながら、なのはとアリサもぶつかりあって親友同士になっている。今の友人関係って本気でぶつかりあって、それでも友達っていうのがどのくらいあるのかな、って。一回衝突したらそれまで、って。修復は面倒くさいって。

虚空 修復できないと思っているのか、一度ぶつかったら「永遠の敵」と思ってしまうのか・・・裏切られた、っていう感覚になりそう

諷虹 なのはシリーズなんてぶつかりあいから深い仲間どうしになっていく。
アンパンマンとバイキンマンも仲間ではないですけど、絆はありますよね。

虚空 それが第二のポイントになるかもしれないんだけど・・・「相反するもの」・・・アンパンマンの描写に即して考えると「死と再生」「甦り」「再起動」・・・・

アンパンマンがその回のタイトルが出る時に、窯の中から飛び出してくる・・・再生をやっているようにみえる。実際にジャムおじさんがアンパンマンの頭を常に再生しているだろ。

さっき改めて観て素朴な疑問で、誕生会の場面・・・ろうそくの火を吹き消した直後に、プレゼントとして新しい頭を付け替えてもらってた。じゃあろうそくを吹き消した頭はどこにいってどうなったんだろう・・・とかね。

出てくるアンパンマンはグレードアップしたのが出てくる。バイキンマンだって人知れずトレーニングとかの努力をしてアップグレードして今週も登場するわけだよね。

アンパンマンって案外あっさりと一度はバイキンマンにやれれてる。でもそれによってのグレードアップっていうのは、いつも出てくるライバル同士の正常な関係


諷虹 コトブキ飛行隊とかで空母から飛行機が出撃したり戻るっていうのもね。あとガルパンの学園艦っていう設定もね。空母と言う船。

虚空 「空母」っていうくらいだから「母」。やっぱり「子宮」。

普通の言い方だと「おうち」だよ。「内」と「外」の繰り返しで成長していく。


諷虹 船の上に「母校」・・・テレビ版や劇場版。テレビ版のラストってみんなが作ってくれている道を進んでいくと学園艦がある。

虚空 産道の先に・・・

諷虹 それから、一度やられてリベンジっていうのはなのはシリーズのお約束でもありますよね。

フェイトとバイキンマンがどんどん重なりますね。稲妻だし。


虚空 そうなんだよ。前はそんなに気にならなかったんだけど、ゆうべさんざんフェイトの話をしただろ。元のイメージは「死神」だとか「稲妻」との関連だとか

諷虹 バリアジャケットも黒ですしね。
あと何かで読んだんですけど、プレシアがフェイトを拒絶した決定的な理由がフェイトの魔力光が金色だったこと・・・アリシアが死ぬ原因になった事故での閃光も金色だった。それでフェイトが「死を呼ぶ存在」とプレシアには思われた。

虚空 ゆうべも言ったけど、死神本来のイメージからすると決して不吉でも何でもないわけだよね。農耕神だから。次の収穫のためには前年のを刈り取らなければいけないという象徴。だから死神は大きく曲がった草刈り鎌がシンボルだし、フェイトも稲妻の閃光でそういったのを振り回してる。ストーリーの上でも「死と再生」を呼び込む役割としてみていけばそうなっている。
そのこととアンパンマンの基本構造がね。窯もそうだし、人助けのあとに甦るとか

諷虹 窯(鎌)違いですね。

虚空 さっきさ、社会人クラスの時につくった資料に載せたネット画像を見つけたんだけどね・・・まさに火葬場のイメージ。
ジャムおじさんのパン工場は地方の古びた火葬場にどうしてもみえちゃうんだよ。昭和世代としてはね。
それからパンを焼こうとして窯に入れる時に、火葬場シーンでよく行われるような窯の中にカメラで、棺がこちらに迫って入ってくる。それと同じ。
あとは扉が閉じる音。古い火葬場の窯の扉を閉める音だよ、あれは。

諷虹 今思ったんですけど、ホラー的なものって扉をしめるときにああいう「ギーバタン」ってSEがなりますよね。恐怖演出の定番

虚空 境界領域なのかもね。別世界に閉じ込められたというような体感を否が応でも感じてしまう。

だからね、アンパンマンでも見かけ上はパンを焼く場面なんだけど窯で「焼く」ということに、遺体だとかを焼く、っていうようなイメージと、料理とか陶芸のような何かを生み出すイメージとがあるけど、本来の死神レベルで考えれば、もとは同じような感覚だったのかもしれない。

諷虹 前缶詰状態っていう話(作家等々)・・・窯の中で発酵するわけですよね。お籠りの感覚。

虚空 上原先生が日本人の「困る」は中国人のイメージとは本楼は違うんだ、って力説してたからね。「困」「囚」・・・囲まれて動けなくなる状態だけど、日本人は「おこもり」から来ている、って。それは次の段階に向けてエネルギーを蓄積しつつある状態なんだって。

諷虹 もうちょっと言うと、バタコさんが「焼きあがるまで待つ」っていったみたいに、扉を開けて観測して初めてわかるわけですよね。電子レンジ的に中の状態がみえるわけではないんですよね。量子力学的。開ける時に楽しみでもあるし、不安でもある、ワクワク状態。
おむすびもそうですが、中身が知らされていなければ中に何が入っているかを食べる時のワクワク感も・・・

虚空 だからさ、本来「こもる」っていうのは次への「楽しみ」とか「夢の実現」につながるものだったわけだ・・・それが現代での「引き籠り」っていうとそういう新生のイメージがなくなっている。完全停止状態で・・・・
マア、そういう引き籠もりをしている若者たちも、好きなアイドルとか声優さんのイベントでは別人のように元気になっているから、エネルギーを蓄えていることは間違いないんだろうけど、一般的な日常には出していかない。
もう一つ、50周年がらみでいうとさ、アンパンマンのもとになるパンが焼きあがるのを待つ間にバタコが静かに星空を眺めていて、ジャムおじさんが「静かな夜だ 星のささやきが聞こえてきそうだな」って言ってから、あの大宇宙の渦が出てくるわけだけどさ、それこそちっちゃなものから一気に拡大。「身近なことからの共振・共鳴」が「宇宙との共鳴」っていう画面の流れだったじゃない。そしてそこから「受精」「誕生」・・・それも「死と隣り合ったイメージでの再生・甦り」

諷虹 風の声・・・

虚空 そういうことなんだよ。なのは の根源を考えていった時にね、このアンパンマンの第一話に出てきたことのエッセンスがかなり重なっていると。そしてそれを一般化していくとね、ある意味で教育の目指す究極の構えというような「身近なことから宇宙、さらに神の意識」に響き合い、生きていける構えにもね。

それを幼い子供たちは無意識に感じ取ってアンパンマンを観続けていたのかなって。
そかもね敵をただやっつけるというのではない発想。異なる存在との共存共栄を具現化しているようなもんだから。

盛んに問題にしている上原先生の「テレビ作家の方が教育力を」っていうことの端的な例がアンパンマン・・・1988年(昭和63年)10月3日に日本テレビで放送開始以来去年で放送30周年・・・それこそどのくらいの子ども達に教育的な影響を与えたか分からないよ。
国語の教科書の文面は残っていなくても、漫画やアニメやテレビ番組の場面は圧倒的に残っているっていう人が多いと思う。生き様にも影響を受けているよ。

だから昨夜と言うか今朝がたもいったけど、教育としてきちんと「定位」させないともったいないし、かなりの損失だよ。
(諷虹が中古で購入した 人類は衰退しました アニメを視聴・・・チキンの話)

諷虹 これも食料問題とかでアンパンマンと重なるところが多いですね。
知能を持つということと心を持つということは違うということですね。

虚空 妖精たちはそれまでの人類の善も悪もまったくそういうのとかけはなれた感覚で旧人類の常識をとりこんで具現化・・・今の政治や経済界への痛烈な皮肉ばかりだね。

諷虹 最初に環境の話をしたじゃないですか。知能を持ったチキンだって自分たちが虐げられる存在、食べられる側の存在だったことから、人類を滅ぼしたり支配したりするような発想になったわけですよね、おそらく。

そう考えるとアンパンマンの第一話でジャムおじさんとの関りでアンパンマンは人を助ける方向に目覚めた、困っている人の役にたつ道を選んだ・・・あそこでもし人類に対する反逆心なんて持ったら正義のヒーローにはなり得なかったのかな・・・バイキンマンが人類を助ける存在になったのかもな、って。

虚空 それは人類の当たり前を超越していけばね・・・・ヒマワリフクロウさんにミッドチルダについてちょっと話したけどさ、あの設定なんて、どっちにも転べる自由が人間にはある、っていうのを繰り返し繰り返し描いているだろ・・・(StrikerS)
これっていうのも、もしかすると「論理性」ということにきちんと目覚めなければいけない・・・「感情やイメージと切り離した言葉の世界があることに気づかせなければいけない」と上原先生が言っていたことに通じてくるのかもしれないよ。

妖精さんたちのあの感情と切り離された言動と加工済みチキンとかキャロットパンのあのおぞましいシーンとの対比、そしてそこに旧人類のあの女の子がからんでいく・・・なんていうのは、そのあたりのことをあのアニメなりに描いているようにも見えるね。

諷虹 StrikerSのミッドチルダの高い地位の人達も正義に愚直故に・・・ていうところはありますよね。。ゼストとかの場面。

虚空 アンパンマン原作者の特集番組がどっかにある・・・これも探し出さないとだね。

諷虹 トータルで人を救えるかどうかになってくると衛宮(フェイトステイナイト)とかでの問題もね。

虚空 汚れ役は自分がかぶる、っていう発想もそうだよね。これはアニメとかだけでなく歴史でもあった事実。主人に傷がつかないように腹心の部下がそれを担う

諷虹 影の存在。影

虚空 そういう存在と一体。それを心理学でいうとユング心理学での「影」の問題になってくるんだろうね。能楽での「シテ」と「ワキ」とか、古典芸能での黒子の存在とか・・・・

諷虹 そういうことからいうと、太陽の光と月の光、星の光・・・これが大きく違うのは、太陽の光はすべてを照らすじゃないですか、それこそ全部を。でも月の光と星の光は輝いてはいるけれども「暗闇を残したまま光っている」じゃないですか。

だから影が出来るというよりは、闇が残っているから・・・・ブラックボックスというか・・・何が潜んでいるか分からない。本体があっての影ではなくて、どんなものか分からない闇。

虚空 それを「恐れ」というよりは「畏れ」・・・人知を超えた存在への畏敬とかにもつがけていけたんだろうね。

諷虹 「まっくらもりの歌」ですね。https://www.youtube.com/watch?v=5spZpwNXxDE

それにしても今日もまたすごい広がりでしたね・・・

虚空 昨夜のことがあったらからさ、50円玉君の家からこっちに来る時に「アンパンマン」と「なのは」のつながりは当然話題にするともりだったけど、まさかそこに「人類は衰退しました」とかもからんでくるなんて思いもよらなかったよ。

☆上原先生「テレビ作家の教育力」発言から 「心に響く文」「語感」「方言」

もちろん国語の教科書にも名文と呼ばれるものは沢山載っているのですが、多くの人たちにとってそれほど多く記憶に残っていないというのが現状ではないでしょうか。
それに比べてアニメに限らずテレビ番組や映画や漫画の印象に残ったセリフというのは大人になっても記憶されています。
先日ブログ更新したラインやりとりにもありますが、幼稚園の時に観たようなものであっても、ずっと心に残っているセリフなどもありますからね。
あとになってそうした番組を観返すと、非常に深い意味が込められていることが多々あります。
日本語は言霊の国というだけあって「音感語」であるという大きな特徴があります。
そういう意味では上原先生は特に初等教育の段階では「方言」を大事にしていました。初等教育の段階では教育者はその土地の言葉で授業をするようにと。

「和語」ではない言葉の場合でも「漢語」「外来語」の音の響きには子ども達であっても非常に敏感です。
これも単に意味を伝達する道具としての「言葉」ではなく、心に共鳴を起こす作用の強いもの、としての表われなんだと思います。
*2019年 3月 8日 諷虹宅でのやりとり③

諷虹 (劇場版のパンフレットの言葉を読み上げつつ)
名文ばかりですね。ものすごい詩的な表現。比喩表現もあって・・・
虚空 それもさ、教科書の文章よりも心にとどいている、響いているわけだよね。
もちろん教科書の文章を否定しているわけではないんだよ。ただ、実際のインパクトからしたら、現実問題として、アニメやドラマのセリフとかの方がよほど頭に残っているという子が多いのも事実だし、こんな歳になった自分でもそうだもん。

そうするとね、上原先生が江戸時代の大衆娯楽であった歌舞伎を通して解明しようとしていたことを、現代の若者たちの大衆娯楽であるアニメなんかを通してっていうのは、大事なことだと思う。ジブリも勿論大事だけど、いかにもそういう深い心のこととは関係なさそうなアニメにだって隠れているということ。
諷虹 この前調べたモーパイの冒頭のセリフや、ひぐらしでもありましたけど、こうした文にはパワーがありますよね。新たな創作などを引き出すような。
これがあるから主人公のセリフが脳内再生されるんでしょうね。
虚空 ヒマワリフクロウさんなんて、それをすぐに再生できるじゃない。単なる知識としてというのとは別のモードでしまいこんでいる。
それこそ「思考・感情・構え・用具言語」の統合につながる一つの状態かもしれない。
九九の暗記がほとんど出来ない小学生でもポケモンのデータなりは膨大な量を頭に入れているのだって、九九を覚えるのとは違うモードだからそんなに反復したりしなくても頭の中に残ってしまう。
*ヒマワリフクロウさん到着
上原先生の言葉を諷虹君の読み上げなどとからめて解説。
虚空 だからあの教育力っていうことをね・・・今風のアニメをきちんと位置付ける必要性。こんな還暦間近でも相当影響が残っているっていう自覚があるからね。
ヒマワリ バタフライエフェクト
(リリカルなのは の劇場版についてのやりとり)
虚空 学校現場ではどうしてもアニメとかを邪魔者として排除しようとするけど、実際には無視できないほどの影響力があるわけだから、きちんと取り込んで位置付ければいいんだよ。
諷虹 まったくね・・・この2019年にこれだけ「なのは」の事で盛り上がるなんて思わなかったですね。
虚空 だからこそ「教育力」なわけだよ。
ヒマワリ そこまで夢中になれるってすごいね。夢の中ってことだものね。
(脳内再生 連発)
(なのは無印 OP・・・宝石などが前面に出ている)
ヒマワリ これって「時空管理」されているされてるシリーズだよね。
虚空 おそらく諷虹君が50代60代になっても子や孫に「なのは」の事は語って聞かせると思うよ。
ヒマワリ 教育力じゃん。実感を伴うかどうかっていうことからいえばこっちの方が教育力だよね
虚空 アニメの影響を「教育」って思っていないからね。でも心に届く度合い、影響力そのものを「教育力」ってするならば、確かにテレビ作家の方が子供の心に届いている。響いている。共鳴を起こせているよ。

(英国紳士の武蔵君 とのやりとりブログ記事の話題)

虚空 外国人がこの人物から何か聞きたいうように思ってもらえるか。今のままだと自己紹介の後に話が続かない。話すことがない、下手すりゃ関心の深い分野では外国人の方がよほど詳しい。日本アニメの例みたいに。
(きんいろモザイク 第一話 視聴 シノ、イギリスホームステイ  日本大好きのアリスが西洋風にして住んでいる忍に不思議な感覚をもつ)

ヒマワリ 外国いってみたい。日本語連発して・・・。
(そこから発展して)
外国人の入れ墨とか変な漢字をしてること多いよね。

虚空 意味言語っていう感覚じゃないからね。

ヒマワリ 文字の形とか語感の響きだけだよね。・・・・「読書感想文」「武家諸法度」「墾田永年私財法」「二酸化マンガン」とか響きがいいじゃん。

虚空 意味が分からなくても響きだけで耳に入りやすいとか入りにくいとかね
でも「無理やり勉強で覚えさせられる」という意識が前面に出ると、音の響きとは関係なく受け付けなくなる。
*ヒマワリフクロウさん、母親の故郷である秋田の語感について 
秋田弁「ね」で通じる 「ねねばねのに ねれねね」「寝なきゃいけないのに 寝られないじゃん」)「ない」が「ね」・・・
ほとんど「ね」だけで通じる問題。
①ない → ね
②ないじゃん → ねね
③寝ないじゃん → ねねね
④寝れないじゃん → ねれねね
⑤寝なきゃ → ねねば
⑥寝なきゃいけない → ねねばね
⑦寝なきゃいけないじゃん
→ ねねばねね
⑧寝なきゃいけないのに寝れないじゃん
→ ねねばねのにねれねねぇ~

虚空 やっぱりこういう語感の面白さをね・・・感じられる心だよね。
響きで感じられる共通感・・・それが簡単に言えば共同体意識

ヒマワリ 寒いから口を開かないでいかに短く言うか・・・それで秋田なまりになる

虚空 以前さ、家庭教師で英語やってたときに方言で訳して、ってやったじゃない。その方が印象に残るんだもん。

ヒマワリ それが母国語なんだね

諷虹 「全国津々浦々」の「全国」っていうのも変じゃないですか?もう国なので

ヒマワリ 地図とかの概念がなかった4歳くらいの時、秋田に帰る電車の中で「ねえまだにっぽん?」って聞いていた。異国の地だったんだよね。

地球って丸いじゃない。で世界地図は一枚にしてくれたじゃん。その裏側にもう一つの地球があるような・・・中高の頃までなんか混乱していた

虚空 家庭教師で天体写真をやるようになった頃さ、雨で出来なくて子供らが残念がった時に、「地面に向けて写真をとればいい」って言ったことがあるよ。「地球、っていう星の写真が撮れるだろ」って言ったら子どもらに怒られた。
 


3月9日 ラインやりとり
15:50 虚空
今朝方3時ちょっと過ぎまで「リリカルなのは」を中心のやりとり・・・上原先生の「テレビ作家の教育力」ということを体感するような夜でしたが、外に出た時のあの冷え込み。今朝は日陰の水たまりが凍っていましたね。
太陽がのぼると共に急激に気温が上昇してぽかぽか陽気になりましたが・・・・。なんだこの落差は!