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☆2019,01,19 諷虹宅 ヒマワリフクロウ・虚空① 「RPGの心意伝承」

19:50頃 虚空到着 
20:00頃 ヒマワリフクロウ到着
*昨日のやりとりを振り返って (RPG)
諷虹 ヒマワリさんはRPGって・・・
ヒマワリ あまりやらなかったな・・・姉ちゃんがやっているのを横でみてるのが好きだった。
諷虹 その中でだいたい戦士ってこういう性格してるな、とか・・・・これも一種の心意伝承なんじゃないか、って。
ヒマワリ ぶれない何かを持っている、っていうのが主人公のお決まりじゃない?
虚空 RPGのお約束として代表的な職業があるわけでしょ。そしてそれらを網羅すればみなさんが納得する何かがあるわけでしょ。
ああいったゲームの設定だって「世界定め」でしょ。一つの世界を創るんだから。
その構成要素としてああいったお決まりの職業を揃えれば、一応過不足なく世界が成立した、ってみなさん納得するわけなんでしょ。
それで落ち着いてしまう何かがある、っていうところがね・・・それを昨日諷虹君が盛んにRPGの心意伝承、って盛んに言ってたんだよ。
ヒマワリ 集合的無意識が通じるところあるね。
(中世ヨーロッパの血が流れているのかどうかの話題が続く)
虚空 お約束があるじゃない。刺さっている剣を抜いたら
ヒマワリ 大冒険の始まり、みたいな
虚空 抜くことができたやるは勇者とかの資格をもっているわけだよ。だから物語を発動できるわけだしね。
でもね、そういう資格を持っている者は常人以上の「試練」をしょいこむ、っていうお約束があるわけだよ。
今回のアニメ(えんどろ~!)でもそういうお約束通りに話が進んでる。
それが上原先生のいう「犠牲論」だとか、折口先生のいう「貴種流離譚」になるわけだよ。貴い魂の持ち主ほど波乱万丈な苦難の人生を歩む、って。
諷虹 今回のアニメでは僧侶ポジションの子がツッコミ役なんですよ。僧侶って真面目だからツッコミ役になるよなーって。そういう必然性があるのかな、って。
虚空 昨日はでなかったけど、もともとボケとツッコミっていうのは、遡れば恵比寿様と大黒様。大黒様は大国主の命だよ。そっちが格上。
偉い神様だから容易に口を開いて神々のハイレベルな情報はもらさないわけ。恵比寿様はそれを何とか聞き出そうとするわけ。口を開かせて。で、盛んにツッコミを入れる。でも大黒様はニコニコ笑いながらのらりくらりとかわす・・・それがボケ。ボケは「おとぼけ」なんだって、上原先生が言ってたよ。
ところが今はボケが格上じゃなくて、本当に馬鹿にされるいじられキャラ。
諷虹 今、聞いてて思ったんですけど、やっぱりツッコミは「現実思考」、ボケは「夢思考」・・・虚数世界の立場
(ボケとツッコミの話いろいろ )
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☆2019,01,18 諷虹・虚空② 「ハリーポッター」→「犠牲論・貴種流離譚」

諷虹 魔法ものもですよね。ハリーポッターなんかも大うけしたじゃないですか。あれは世界的ですけど、でも日本でも受けたじゃないですか。あそこにも何か刺激するものが・・・
虚空 そりゃ子どもだから魔法のようなものに憧れるというのはどの国でもあるだろうけど、日本人が特に気に入る要素としてはさ、ハリーポッターが神様にマークされている存在・・・上原先生のいう犠牲者の要素があるじゃない。困難を背負う宿命。
たしかさ、額に傷かなんかあったよね。
諷虹 魔王に殺されそうになったときに、ここに傷がついただけで死ななかった。
*Wiki 本作の主人公。赤ん坊の頃にヴォルデモートに命を狙われ、襲われたが、歴史上唯一生き残り、ヴォルデモートを消滅させたことから「生き残った男の子」や「選ばれし者」と呼ばれる。額には当時受けた呪いのために出来た稲妻型の傷がある。
虚空 それが日本人を刺激するっていうのはあると思う。額の傷なんてさ。だいたい額っていうのは日本人じゃなくても意識は集中する場所だけど・・・第三の目とかで。・・・
昔流行った劇画で映画にもテレビドラマにもなった「愛と誠」っていうのがあるよ。映画の主人公は西城秀樹が演じてたんだけど、あれも幼い時にスキー場での事故で額に傷をおって・・・
諷虹 顔に傷がついてとか・・・北斗の拳のケンシロウのように胸に七つの傷があるとか・・・リリスパの師匠とかも目に傷。
虚空 そういうことによってある種の資格を得ているという心意伝承があるわけだよ。それを上原先生は犠牲論といった。犠牲は結果ではないと。そうなる前から定められていたというような・・・魂のレベルが破格に高いから、人並み以上の試練が襲い掛かってくる。
あるいはさ、あちらの世界で神と交感できるだけの力を持っているから、そのためには現世を去らなければならない・・・とかね。
諷虹 前の手を失った男の子の話・・・児言態の授業で前にありましたよね。
虚空 「左の手」だね。現実対応が出来ないといって絶望してしまうのか、現実には腕がなくなってしまっているけれども、さらにそれを上回るイマジネーションを発動し、イメージ力でそれを突き抜けて、人生に希望を失わずに今後も生きていけるのか・・・っていうことだったからね。
授業記録 http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/4/46615/20181218130745833471/Jidou-no-GengoSeitaiKenkyu_18_109.pdf
虚空 人生は「魂の修行の場」であり、実体はあちらの世界・・・と考えると、すごい魂の持ち主にほど試練がくる。大変な人生を送る。そしてあちらの世界で神格を得る・・・というような。折口先生はそういった型を『貴種流離譚』って呼んでいたけど。

それは今回の「えんどろ~!」でもあったよね。勇者の剣を「ユーシャ」が抜いたとたんに試練が訪れてくる・・・それがお約束になっているというのも背景には犠牲論的心意伝承があると思う。
セーラームーンRなんかのキングエンディミオンのセリフにもそんなのがあったよ。
諷虹 魔王の邪魔によって剣との出会いがあったりしたわけですよね。それがなかったら勇者になれなかった。
虚空 「敵」の位置づけだよね。だからセーラームーンでも強大な敵がセーラームーンのパワーアップのきっかけをいつも作っている。
魔王にも敵にも「向上させてやろう」なんていうつもりは全くなくてもね。
『貴種流離譚』
大辞林 第三版の解説
〔折口信夫の命名〕
説話の一類型。若い神や英雄が他郷をさまよいさまざまな試練を克服し、その結果、神や尊い存在となったとするもの。在原業平ありわらのなりひらの東下り伝説、かぐや姫伝説、また、源氏物語の須磨流謫るたくの条などがこれにあたる。
他の解説等々「コトバンク 貴種流離譚」
https://kotobank.jp/word/%E8%B2%B4%E7%A8%AE%E6%B5%81%E9%9B%A2%E8%AD%9A-473698
諷虹 そういった傷とかって「トラウマの可視化」っていうのもありますよね。その傷があるかぎり後悔をひきずるというのがお約束といえばお約束ですからね。
歴戦の戦士も体の傷ひとつひとつがね。
虚空 傷の裏側に人にはわからないドラマが隠れている。
その傷をみるたびに「あーあ、こんな失敗をしちゃったんだな・・・」って思って終わりになってしまうかどうかが分かれ道だね。

☆2019,01,18 諷虹・虚空① 「RPGにみる心意伝承?」

今季アニメについての話題あれこれが続く
『えんどろ~!』からそれぞれのキャラについての職業の話。
RPG(ロールプレイングゲーム)についてほとんど知らない虚空は解説してもらう。
諷虹 基本的に勇者はプレーヤーである自分なんですよね。今風にいうとアバター。
あとの職業で代表的なのが・・・
「勇者」のサポートとしての代表的な職業(ゲームでの役割を指す言葉でもある)
「僧侶(聖職者)」(アークプリースト 主席司祭 筆頭プリースト)(ヒーラー 回復役 神に使える者だから治癒魔法が使える・・・ツッコミ役)
「魔法使い」(物理で効かない相手に対しての魔法攻撃 属性ごとの魔法攻撃・・・めぐみんは何故か爆裂しか使えないという設定)
「戦士」(壁役 兼 前衛 パワーファイター 脳筋型)
「騎士(ソードマスター・クルセイダー 十字軍 聖騎士)」(戦士よりも上級職 )
*ピクシブ ファンタジー職業 
ファンタジー世界・職業辞典
http://burugariya.php.xdomain.jp/dictionary/class.html#wrapper
虚空 じゃあ、あの最後に「えんどろ~」でユーシャが職業を得たというのは自分のできることに気が付いた・・・知った、自覚したっていうことなのね
諷虹 このすば(この素晴らしい世界に祝福 を!) もそういう観点でみると違った見方ができると思いますよ。アクアが聖職者の位置づけでも、なんであれで聖職者?って。
虚空 結局さ、こういう職業を設定することでとういったことを網羅しようとしているのか・・・そこが興味深いね。
「世界定め」をしているわけだろ。その中の「人間(ジンカン)」の基本設定ということなんだろうからね。
諷虹 RPGにみる心意伝承。
虚空 世界定めのお約束っていうのがかなりあるわけでしょ。
諷虹 ですし、受け入れやすい下地ってできていますよね。それぞれの職業については絵本とかで親しんでいるというのもありますし・・・
虚空 それがさ、単に人気のあるゲームでそれをみんなが知っているから「お約束」なのかどうなのか。
諷虹 中世のヨーロッパのも流れているんですかね?ゴシックとか
虚空 わからないけどね。無意識の深いところだから人類共通のイメージ「元型」として持っているのかもしれないし、日本人独特の「包み込んでしまう」イメージ運動のなせる技なのかもしれないし。
どっか日本古来のものとの接点を見出す・・・類化性能の発揮で。そしてまた日本は閉鎖的と言われながらもなんだかんだ言って許容範囲が広いから・・・。何でも自分たちのものであるかのように取り込んでしまえる・・・そして本当に日本風に転換してしまう。

☆2019年1月12日 諷虹・ヒマワリ・虚空対談⑨ 「大人になるって?」

諷虹 「大人になる」という言葉も「理想を捨てて現実対応しよう」みたいな点では、いい言葉なのか悪い言葉なのかわからない部分がありますよね
ヒマワリ 年をとったな・・・っていう感じしかないよね。大人になれよ、だったら「子どものままでいろよ」の方がいいかもね。
虚空 その両立っていうのが昨日の話になるんじゃないかな。
諷虹 万年中二病反抗期
虚空 昨日の話のポイントって何だったかっていうと、フランス革命みたいに西洋では権力者に対する反抗っていうと大体は破壊活動になるわけだよ。ところが江戸庶民はそうはならなかったわけだよ。そりゃ部分的には打ちこわしとかやってもさ。
諷虹 教師をおちょくる不良みたいに。
虚空 中二病的っていう部分にどこか青臭さとか・・・
諷虹 贅沢禁止っていったら「じゃあ」って内側に派手なのを着るとか。
ヒマワリ どこまでならいいのか自分で測っているもんね。
虚空 いきなり職員室に殴り込んで大暴れ、っていうのはある時期まではそんなになかったわけだよ。それがある時期から校内暴力とか西洋的な破壊活動になってしまった。番長同士の決闘で友情が芽生えるんじゃなくて、本当に一気に殺し合いになってしまう。
諷虹 江戸だと風刺したようなおちょくった絵を描いたりね
虚空 どこかで笑いに変換してしまう。反抗の仕方にどこか遊び心っていうのかな・・・浮世絵でも歌舞伎でも落語でも川柳でも・・・
諷虹 悪ガキ的な。
ヒマワリ ちょっと小馬鹿にしたような・・・取り返しのつかないことには手を出さないような。
虚空 危険水域ギリギリには行くけれども
ヒマワリ 自分の決めた円の中で自由に遊ぶみたいな
虚空 そこを踏み越えたら相手でかじゃなくて自分の破滅にもなる、って分かっていたんだね。
逆にさ、制約を受けた方がファイトが湧く、っていう部分もあったわけだよ。
諷虹 ファールギリギリのプレイ
虚空 そのギリギリを面白がるんだよ。
ヒマワリ その方が小ズルくなるっていうか・・・頭を使うよね。
虚空 ギリギリを考えた方が変な達成感があるじゃない。してやったぜ、っていうような。自己満足かもしれないけどさ。
諷虹 それをみて「こいつよくやったな」って感心するところもね。とんちをかました時とかも。
虚空 今はそれを感心するんじゃなくて、叩き潰そうとするからね。自分より上の存在を許さないって。
中二病ってかつては「気取り」とか「生意気」と言われたことの変種だと思うんだけど、早い話が「背伸び」なんだよ。
ヒマワリ その方が諦めもつくと思う。
虚空 これだけ俺はやったぜ、っていうような。
諷虹 大人になるのっていいことなのか悪いことなのか、っていうことですよね
虚空 そもそも「大人って何?」っていうところだよね。自分だって馬鹿正直だから「もっと大人になれよ」って言われてきたけど、「それはあんたらみたいにズルい駆け引きを覚えろってことなの?」って思ったもんね。
諷虹 そこにいくと、ひぐらしのなく頃に で沙都子を救うために村に掛け合っていく場面で大人としての闘い方を覚えた、っていうのがありますよね
虚空 ズルいやりかたではなくて、王道。本来の大人が示す後ろ姿
諷虹 短絡的な思考ではなく、社会的にいい意味での大人対応
ヒマワリ 波風をたてないように、っていう感じなんじゃない?
虚空 それにも二通りあるじゃない。波風たてないように近寄らない。無難な路線ばかり選ぶ、っていうのとさ、ギリギリは攻めるけれど、互いに破滅になるような暴風雨にはしない。
ヒマワリ ある意味、相手を思いやって・・・っていう感じかな。オブラートに包むっていうか。直接言っちゃったら絶対相手とぶつかるのを避ける
虚空 多分ね、響き合いだから「人を呪わば穴二つ」で、相手を破壊する勢いでやったら自分も共倒れになる、っていうのをどこかで感じ取っているんだよね。
ヒマワリ うまいこと誰も傷つかないように解決できたらな、みたいな。
諷虹 京都人の陰口みたいな・・・
虚空 一つの知恵なんだろうけどね。ボケとツッコミなんかも。関東の人間とは当たり前の基準がちょっと違う。
ヒマワリ それも「察しと思いやり」なわけ?裏を読むことはできるけどさ、本当に裏ばっか読まなければいけない世界だったら「はっきり言ってよ」って。
虚空 それは茨城県人だからっていうのも多少あるかな。
ヒマワリ はっきりばっかり言われるのは嫌だけど、全部が波風たたないような言い方ばっかりだと伝わんないっていうのがあるじゃない
虚空 それを茨城県人は波風を立てちゃうんだよ。で波風立てちゃってから「かまめ」「しゃーんめ」「いかっぺ」って言って済ませようとする
諷虹 昨日だったか、水戸の県職員が水戸はダメだ、っていうのをフェイスブックに書き込んでいたというのが問題になってましたが・・・本人は当時は酒を飲んでいて記憶にない、って言い訳しているそうです。
ヒマワリ 飲んだら書くな。書くなら飲むな、だよね。
虚空 いつも引用することだけど、会津だったら「ならぬことはなりません」・・・ダメなものはダメ。ただ、逆に言えば茨城県人って裏表があまりないんだよ。だから茨城県の人が京都にいったら苦労するよね。
諷虹 京都人のオブラートの包み方って天皇の教育にも通じるかもしれないですね。表向きの言葉よりも、その裏にある本当の心を聴くみたいな力。口で言っていることとは違う真意をよみとく力。
ヒマワリ そういうことを想像していかないと話にならないよね。
虚空 茨城でも特にこのあたりは表と裏が一致しているから、変に腹を探り合う必要はないんだよ。顔にも出すし。
ヒマワリ それ分かる!自分もそうだし。
諷虹 露骨に態度に出ますよね。
ヒマワリ 雪国育ちだと あまりに冷えすぎて顔の表情が動かない、とか・・・
虚空 じっと耐え忍んで春を待つ、ってことなんじゃないの?
ヒマワリ 耐え忍ぶ力が自然につくんだって、東北の人は。雪国は特に
虚空 で、その中でお互いは笑顔で過ごす・・・
ヒマワリ 東京は忙しい。遊びにいったけど、本当にみんな忙しそう。電車とかさ、マジ無理。自分のペースができない。時間に縛られるとか、マジ無理。
諷虹 終電の頃の方が電車が混むなんていうのは東京の闇の深さ・・
ヒマワリ 闇も音って書くんだね。もんがまえ に 音。
諷虹 闇だからこそ時計の音がやけに聞こえるとか・・・・
ヒマワリ 犬の遠吠えとか・・・・
面白いよ、楽しいね・・・人生を考えちゃうね
虚空 でもこれが最初から「人生とは」なんて眉間にしわ寄せて語り合おう、なんていったらこうはならないよ。
ヒマワリ たしかにね。友達とも語り合うときには難しい顔をして言わないな。
諷虹 面白いと思っていなかったらこんな時間まで語り合ってないですよね。
ヒマワリ なんか帰りますみたいな身支度してから何時間たってんの、みたいな。1時過ぎくらいに「もう今日は終わったね」っていうのが、今時計みたら「えっつ、3時半」みたいな。ずっとしまいかけた座椅子を抱えながら。・・・・
(今後の打ち合わせをして終了)

☆2019年1月12日 諷虹・ヒマワリ・虚空対談⑧ 再び「意味の本質に迫る」とは・・・「共鳴」

虚空 ここ(駿煌会)はさ、教育に関する話が出てきても「学校教育を何とかしよう」なんて思ってはしゃべってないじゃない。
ヒマワリ 自分のためっていう感じだよね。
虚空 好奇心の赴くままに上原先生のことや心意伝承につながることのやりとりを楽しんで・・・全然関係なさそうな話でも最終的にはやっぱりつながるわけだよね。それこそ無意識世界では深い部分になればなるほど様々なことがつながっていくから。
だから、結果としては「教育のため」「子ども達のため」って意図していなくても、自然にそれともつながることが出てくる。

上原先生にもそういう部分はあったかもしれないよ。究極的にやりたかったのは「心意伝承」とか「人間って何なのか」「日本人の心の仕組みをふりほどきたい」・・・そのことが「教育の根源」とつながった。人間が人間として成長していく事と不可分だから。

人間が人間としての力を発揮して成長していけば、テスト対策なんかの現実対応だって、必要に応じて乗り越える力なんかは自分の中から湧いてくる、っていうような事も話していたからね。でも現実対応を目的にしてしまうとかえってダメだって。
でもそれは自分のつたない経験からも確かにそうだな、って思うよ。
ヒマワリ 難しく考えちゃダメだよね。なんで死んじゃったんだろうね・・・。
諷虹 「音でみる」じゃないですけど、この前の27日の内容を通して、今まで聞いてきたことを改めて認識したというか、心意伝承なんかもそうですけど、用語としては耳に残っていましたけど、どいうことだったのかを改めてあの時に知って、それで「ああ、じゃあこういうことともつながるのかな」っていうのが見えたというのは、やっぱりさっきの歌詞をみて、じゃないですけど・・・もう一度「定義にたちかえって」というきっかけになりますよね。
虚空 それぞれがさ、同じ授業を参観してもさ、諷虹君だったら「提示された絵に色がついている ついていない」っていうところに一番こだわっていたじゃない。で、そのことからモノクロ画像とかのやりとりになったわけだよね。色を脳内で補正するしないと。そこから0と1の話になって・・・。デジタル思考と、それを白と黒という間にある無限のグレーっていうようなアナログ思考との関係で考えて・・・。
ヒマワリ コーヒーコーヒーしてるとか
諷虹 グレーグレーしてる(笑)
(先日作成した 意味の極限値の図 を再確認)
諷虹 この点(意味の本質がある点)はある意味で「特異点」なんですよね。たどりつけない。 
虚空 それを日本人は自覚していたんだよ。 本当の意味は分からない、言葉にはできない、って。
ヒマワリ これさ、直線っていうよりは、円の中の中心が、みたいな・・・そんな図に・・・
虚空 それってあれだね、自分はそこまでの数学をやっていないけど、前諷虹君に解説してもらったことがあるじゃない。・・・特異点の・・・
あの時の図を思い出したよ。数学的な意味は分からないから、本来の趣旨とは全然違うだろうけど(ある数学の解説サイトから転載)
ヒマワリ 直線上のイメージじゃなくて、思い描いているのは円の中で近づいていくイメージ
虚空 本格的な数学には疎いからとんでもないことかもしれないけどさ、虚数を含めた世界って見えない世界じゃない。複素平面に図示しているとはいっても。
諷虹 前に現実・非現実・超現実の図を、私が空と地面っていうので描いて・・・真理が地中深く眠っていて、それを掘っていくって・・・それがこのリミット(極限値)の感覚に近いのかな、って。
ヒマワリ あと、前つくったよね。錯綜のやつの立体グラフの動くやつ(11月3日)こっちの線とこっちの線との集合体で・・・
諷虹 みんながみんな近づいていって・・・
虚空 それがさ、言葉で詳しく言うと、きちんとした意味が言えた気にまでなってしまう、分かった気になってしまうというのが問題。
でもそんなことは出来ないよと自覚しているから、日本人は長々と書くんじゃなくて、文字数を制限する方向に発達したわけだよ。
ヒマワリ 短く?
虚空 何を不思議そうな顔をしてるんだよ。ヒマワリフクロウさん自身がこの前芭蕉の俳句を引用して書いていたじゃない。
あの古池やの句の中には「静かです」なんていう静寂を表す言葉は入っていないじゃない。でも、みんな「アッ、何か分かる」って感じるわけだろ。
ヒマワリ アッ・・・分かる分かる・・・そういうことね。「感じろ」っていうことね。
虚空 それが「共鳴しあう」っていうことになっていくんじゃないの。「意味の伝達」じゃないんだよ。詳しく説明しようという意識は「意味の伝達をしよう」という意識なんだよ。だから今の学校教育の「正しく伝えましょう」「なるべく詳しく伝えましょう」っていうのはね・・・。
もちろんそういう技術的な部分が必要な場面だってあるけどね。でも本当に大事な事とか、本質までがそれで伝わると思うのは幻想じゃないの?
言葉にならない事が重要な場合がいくらでもあるんだ、っていうことも母国語としての国語の時間にはきちんと扱ってあげないと。
(補足 かつて参観した「ごんぎつね」の授業。死んだごんに兵十が手紙を書きました・・・ということで児童に書かせていた。
たっっぷりと書いていた児童が大勢いた中で、ある児童は「とりかえしのつなかいことをしてしまった。どうしよう・・・」ということだけ書いてあとは白紙。担任は「もっとたくさん書きましょうね」と言葉をかけたが児童は続きを書けないでいた。授業後の研究協議の場で担任は「ほとんどの子がたくさん書けていたのに一人だけほんの少ししか書けない子がいて・・・私の指導不足です」との発言。しかし率直に感じたのは、沢山書いている子ほど美辞麗句がただ並んでいるだけだったり、白々しく感じるような印象しか伝わってこない。むしろごんへの手紙文の形式になっていなくても、どうしようの後に「・・・」としか書けなかった子の方が、よほど兵十の気持ちと共鳴していたように感じられた)
諷虹 師匠が弟子に何も教えないで、弟子がぬすみとる、っていうのもそうだと思うんですよね。説明してもたどり着けないものなのだから、って。
虚空 だからさ、弟子入りしたら師匠と共に生活するのが基本だったんだよ。共に生活していく中で、それこそ「感染」だったんだよ。寺の修行もそうなのよ。
諷虹 同じ釜の飯を食う。
虚空 合宿、なんていうのもその名残りなんじゃない。
諷虹 缶詰になる。同じ空間の中で。ダシがでる
虚空 その中で感染しあう。
ヒマワリ 混沌!
虚空 個別教育が目が届いてすばらしくて、一斉授業はダメって言われるけど・・・単なる合理化で「十把一絡げ」みたいに扱うっていう意味じゃなくて、それぞれの違いは認め合って出し合えるんだったら、それこそいろんな波が響き合って新たな波を作っていける・・・それが児言態の生態研究としての授業でもあったわけだよ。違う波が重なりあるのが集団なんだ、っていう。
家庭教師っていうのはそれがないんだよ。教室だったらいろいろな意見が出てきて、それを耳にすることができるし、それらを重ね合わせたらどんなことがみえてくるかな、って呼びかけられるんだけど。でも家庭教師って1対1でしょ。
諷虹 だから自分の波動と合うか合わないかが如実に出ますよね。
虚空 個別指導じゃ分からないような部分がいっぱいあるんだよ。
諷虹 そういう波長が合うということを「馬があう」っていうのも・・・気質ですよね。
ヒマワリ こういうやりとりしていると、自分の子どもが出来た時に「馬」っていうのを名前の中に入れたいって思うよね。
虚空 直接「馬」っていう漢字じゃなくても宮崎駿なんていうのもあるしね。
(名づけの具体的な話・・・子育ての姿勢について)
虚空 昔の日本人って人様の前では自分の子どものことをけなしたでしょ。それは上原先生が言っていたことがあるよ。となりのトトロの事から。
ヒマワリ カンタ!(思い出し笑いがとまらなくなる)
虚空 あれが日本の親の基本姿勢
諷虹 海援隊の「母に捧げるバラード」もそうですよね。
虚空 それが今では人前で「ドヤ顔」したいっていう・・・。「すごいわね」って言われて「そお~」って言いたいような。
諷虹 銀座の奥様みたいな
ヒマワリ ここは銀座じゃない。なんかどんどん嫌な時代になっていく気がする。いいところはどこですか、みたいな。
虚空 そんな時にさ、微々たるものであっても、こんなくっちゃべりをしているグループもあるのか、って。何かの得になるのか、っていったら特にはないじゃない。それを学校教育とは無縁の面々も混じってこれだけ時間をかけてやりとりしているんだから。「心意伝承」だって学問的にじゃなくて、こんなに日常の世間話風にしているなんて、そんなにないよ。でもいるんだ、っていう証拠をネット上に残したいわけだよ。
ヒマワリ そうなのかな・・・普通なんだけどな。
虚空 そりゃここではそれが普通だけどね。でも世間からみたら
諷虹 異常
ヒマワリ こっちが異端児なんだよね。
諷虹 世間的にはとんでもないことをやっているんだけど、当事者だから分からない。
虚空 それだけ自然体でやってしまっているという事実がすごいと思うんだよ。
(あちこち話はとび、そのあとで)