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2018,12,08 諷虹・虚空③ 「千と千尋・・・」の季節感

☆千と千尋に関して中学生とあれこれ語った内容をさらに紹介
諷虹 これって6月のイメージですよね。カエルにしてもアジサイにしても・・・で、ポイントは雨
虚空 水位の変化がトランスフォーメーションっていうのは上原先生もこだわっていたところだよ。
諷虹 梅雨だから「雨とアジサイとカタツムリ」・・・あのカオナシって通ったあとがしめっているような感じがあるじゃないですか・・・カタツムリっぽい?
旧暦の六月についてネット検索 コトバンク
水無月(読み)ミナヅキ
デジタル大辞泉の解説
陰暦6月の異称。田植えに多くの水を必要とする月の意という。《季 夏》「―の朝顔すずし朝の月/樗良」
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
水無月
みなづき
陰暦6月の異称で、「みなつき」ともいう。この月は暑熱激しく、水泉が滴り尽きるので水無月というのだとするが、語源的には諸説があり、『奥義抄(おうぎしょう)』は、農事がみな為尽(しつ)きてしまうので「みなしつき」といったのを誤ったのだとし、一説に、5月に植えた早苗(さなえ)がみな根づいた意からだという、とも説いている。今日の陽暦では7月に相当し、常夏(とこなつ)月、風待(かぜまち)月、鳴神(なるかみ)月、水待(みずまち)月など猛暑の季節にふさわしい、生活に根づいた異称が多く、古くから詩歌にも数多く詠まれてきた。なお、この月の晦日(みそか)限りで夏が終わるので、この日をとくに六月尽(みなづきじん)といい、各地の神社では水無月の祓(はら)い(六月祓(ばらえ))が行われる。[宇田敏彦]
虚空 雨が降って「海」になるわけだけど、「海」=「産み」で、まさに新たな世界が展開する物語だからね。千尋の出現によってハクや坊の運命も転換していく。しかも両極端の統合の形でね。間にあるものもすべて包み込んでしまうのが千尋の役割。
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2018,12,08 諷虹・虚空② 「千と千尋の神隠し」から「親子のずれ」

中学生に「千と千尋の神隠し」冒頭を使って「意識世界」の話をしたことから
虚空 認知症の人だって現実意識が残っている場合じゃなくて本当に進んでしまった人はそれが自分の世界・・・ボケているなんても思ってないかもしれないわけじゃない。
うちのじいちゃんが入院して急激にボケた時だって、本人は病院にいるって思っていなかったからね。
で、これ以上ボケられたら退院後の二人暮らしが大変だから何とか現実を分かってもらおうとしたら、機嫌が悪くなって怒り出すし・・・・。
そんな時に「話を合わせてあげるといいんだよ」ってある人に助言されて・・・合わせるっていうより、もうそれがじいちゃんにとっては真実の世界なんだから、そのモードで話をやりとりしたら、すごくご機嫌だったからね。
それは認知症の人に接するコツ、というよりは、本当は人間同士のやりとりの基本なんじゃないかな。
千尋が何を感じ取って「戻ろう」と言っているのか・・・引っ越し業者が来るから早く戻ろうと言っているお母さんとは、同じ「戻ろう」でも動悸が全く違うんだよね。
トンネルの向こうに好奇心を抱いてワクワクしているお父さんだって、人知の及ばない異世界がありそうだと刺激されてのものではなくて、単なる何があるんだろうという興味。
だからトンネルをぬけたあとの世界を「やっぱりテーマパークの残骸」というような言い方をしている。トンネルの向こうの別世界を感じていたといっても、千尋とは全く違っていたわけだ。だから両親と千尋との間には大きな見えない壁がある。
意識世界では全く違うところで生きているという感覚になってしまう。
ゆうべの「メイドがうざい」でのパンダのやりとり・・・あそこでミーシャがパンダを観たって言っているのは、本当にそう見えていると本人の意識世界の中ではなっているのに、父親からすれば北海道に野生のパンダなんているわけないということで全く相手にしなかった。きっとそういう事の繰り返しがいろいろば場面であったんだろうね。だから再婚での新しいお父さんを受けいられずにいた。自分の世界と自然に交流しようともしてくれないから。(ちなみにパンダの正体は、パンダ模様のヒグマ ということでした)

自分が実感している世界ほど、否定された時に「本当にそうだったのか」を確かめたい・・・そのために親の言いつけを破ってしまうのも子ども。自分に正直な子や、本当は相手に自分が分かって欲しいという願望を持っている子ほど、禁忌をも犯してしまう。
本当は大人だって自分の世界を否定されたくはないし、わかってもらいたいとは思っているけど諦めてしまっている。
そこをある意味で正直に残しているのがネットで持論を曲げない若者たちなのかもね。